人は何かを教えるとき一番幸せを感じます。
これについて、『出版業界のジャイアン』 として知られている出版プロデューサー、童話作家の吉田浩さんは、著書 「本を出したい人の教科書 ベストセラーの秘密がここにある」 (講談社) の中で、こう述べています。 (44頁〜45頁)
「 吉田松陰にはこんな逸話も残されています。
倒幕の容疑をかけられ牢屋に入れられたとき、牢内のどんな大悪党でも先生と呼びかけ、ひとりひとりの罪人に教えを乞うたというのです。
彼が斬首されるために牢獄から出るときには、大悪党たちがみんな正座して見送ったと言われています。」
どんな大悪党でも 『人に何かを教えたい』 のです。
さらに同書籍、46頁にこう書かれています。
「 どんな人も、人に教えるときには嬉しそうな顔をしています。
私の長女は介護の仕事に就き、体を動かせない重度の症状のお年寄りの面倒を見ているのですが、お年寄りが一番喜ぶのは 『何かを教えるとき』 だそうです。
お年寄りは自分が今まで経験したこと、学んだことをだれかに伝えたいと思っています。
それを教えてほしいと言われたとき、とても喜びます。
だれかに何かをしてあげて感謝されるのは、人間の大きな喜びなのです。」
だれかに何かをしてあげて感謝されると、人は幸せを感じます。
何かを「教える」とき、一番喜びを感じます。
吉田浩さんは、
「誰でもひとつくらい 『価値ある教えたいこと』 を持っているので、一生に1冊は本を書きましょう」
とすすめています。
さらに、
「本は、最大の 『自己実現』 であり、誰もが持っている 『承認欲求』 を満たしてくれます」
と説いています。
あなたが教えたいことを積極的に発信しましょう。
書籍だけでなくYouTube・ブログ・SNSで配信してください。
ということで結論はこうなります。
(結論)
『自分が今まで経験したこと、学んだことを積極的に誰かに伝えましょう。』
「本を出したい人の教科書 ベストセラーの秘密がここにある」(著者 吉田浩 講談社)
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