2011年09月22日
金融商品にはデメリットはつきもの・・・
インフレリスク
投資した金融商品の利率より、インフレ率(物価上昇率)の方が高い場合に発生するリスクで、長期運用を行う際は十分に気をつけなければいけないリスクです。
例えば、100万円を年 1% の定期預金に 1年預金したとします。
その間のインフレ率が、2% だったとしますと、
投資元本は、1年後に 101円になりますが、その際の物の価値は、102円になってしまいますので、実際に利息で得た分では価値がマイナスとなってしまうのです。
信用リスク
国債や、公社債などの債券は「借用証書」である為、お金を貸した先が約束どおり、元本や利息を支払うかどうかの信用問題があります。
この「信用」に関するリスクを信用リスクと呼びます。
流動性リスク
流動性リスクとは、株式投資などで売買が極端に少ない銘柄を換金しようと思ったとき、希望した価格で売れない可能性のあるリスクの事をいいます。
市場に出回る株式の絶対量や取引量が少なく、人気薄の状態にあるなどの銘柄で発生したり、ストップ高やストップ安などが続いて、極端に売り買いのバランスが崩れたときに発生します。
また、不動産のリスクの中でも大きな要因となるものです。
不動産の場合、他の金融商品と比べて、簡単に売り買いが出来ません。
例えば、あなたの持っている不動産を 5000万円で売りたいと思い売りに出しても、5000万円で買いたいという買主が見つからない場合などは、売りたくても売ることが出来ない、また、そのような際にどうしても売りたいのであれば、買主の希望する価格まで下げなくてはなりませんよね
債券はいつでも売買されており、いわば誰にでも流通していくため、その第三者にも債権の発行元の信用度を判断できる指標が必要になってきます。
尚、信用リスクを判断する尺度として、民間の格付機関が評価する「格付」が利用されています。
有名な格付け会社には、「ムーディーズ社」・「スタンダード&プアーズ社」などがあり、「格付」は、信用度の高いものからAAA(トリプルA)、AA(ダブルA)、B(シングルB)などの記号で表わされています。
※格付は一度つけたらその格付けが永遠に続くものではなく、さまざまな要因によって途中で変更される場合もあります。
為替リスク
為替リスクとは、為替相場の変動の影響によるリスクの事をいいます。
外貨建商品に投資を行っている場合、投資している国の通貨が円に対して強く(円安)なれば上昇要因となり、弱く(円高)なれば下落要因となります。
たとえば 100$ の外貨を 1$ =110円で購入した場合、もし為替相場が同じだった場合は、その価値は110円のままですが、
1$=120円(円安)になると、120円に上昇
1$=100円(円高)になると、100円に下落
となりますので、
購入時点より「円安」になると利息や償還金が増え、
購入時点より「円高」になると利息や償還金が減る
ということになります。
償還金や利息を外貨のままで受け取るのであれば、為替の影響は無視することができますが、日本に住んでいる以上、最終的には円に交換しなければ、お金として機能しません。
その為、投資商品の為替リスクに関しては、十分に理解して投資を行う必要があります。
金利リスク
金利リスクとは、債券などを満期前に売却(換金)する際に、その債券の価格が金利の変動により値上りしたり値下りすることをいいます。
基本的に世の中の金利の水準が上昇すると、その債券の価格は値下りし、反対に金利水準が低下すると債権の価格は値上りする傾向にあります。
尚、債権の場合、満期前に換金する際は、金利リスクの影響を受けることがありますが、満期まで保有すれば、額面金額で償還される為、金利による価格変動の影響はありません
価格変動リスク
価格変動リスクとは投資対象の価格が変動することにより当初期待していたリターンから乖離するリスクのことをいいます。
一般的には、投資商品でキャピタルゲイン(値上がり益)を得る事が目的の場合に使われるリスクです。
例としては下記のような事例が挙げられます。
■株式投資の場合:株価が購入時の価格より値下りする
■投資信託の場合:基準価額が購入時の価額よりも値下がりする
■不動産の場合:不動産の評価額が、購入時の評価額より値下がりする
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投資した金融商品の利率より、インフレ率(物価上昇率)の方が高い場合に発生するリスクで、長期運用を行う際は十分に気をつけなければいけないリスクです。
例えば、100万円を年 1% の定期預金に 1年預金したとします。
その間のインフレ率が、2% だったとしますと、
投資元本は、1年後に 101円になりますが、その際の物の価値は、102円になってしまいますので、実際に利息で得た分では価値がマイナスとなってしまうのです。
信用リスク
国債や、公社債などの債券は「借用証書」である為、お金を貸した先が約束どおり、元本や利息を支払うかどうかの信用問題があります。
この「信用」に関するリスクを信用リスクと呼びます。
流動性リスク
流動性リスクとは、株式投資などで売買が極端に少ない銘柄を換金しようと思ったとき、希望した価格で売れない可能性のあるリスクの事をいいます。
市場に出回る株式の絶対量や取引量が少なく、人気薄の状態にあるなどの銘柄で発生したり、ストップ高やストップ安などが続いて、極端に売り買いのバランスが崩れたときに発生します。
また、不動産のリスクの中でも大きな要因となるものです。
不動産の場合、他の金融商品と比べて、簡単に売り買いが出来ません。
例えば、あなたの持っている不動産を 5000万円で売りたいと思い売りに出しても、5000万円で買いたいという買主が見つからない場合などは、売りたくても売ることが出来ない、また、そのような際にどうしても売りたいのであれば、買主の希望する価格まで下げなくてはなりませんよね
債券はいつでも売買されており、いわば誰にでも流通していくため、その第三者にも債権の発行元の信用度を判断できる指標が必要になってきます。
尚、信用リスクを判断する尺度として、民間の格付機関が評価する「格付」が利用されています。
有名な格付け会社には、「ムーディーズ社」・「スタンダード&プアーズ社」などがあり、「格付」は、信用度の高いものからAAA(トリプルA)、AA(ダブルA)、B(シングルB)などの記号で表わされています。
※格付は一度つけたらその格付けが永遠に続くものではなく、さまざまな要因によって途中で変更される場合もあります。
為替リスク
為替リスクとは、為替相場の変動の影響によるリスクの事をいいます。
外貨建商品に投資を行っている場合、投資している国の通貨が円に対して強く(円安)なれば上昇要因となり、弱く(円高)なれば下落要因となります。
たとえば 100$ の外貨を 1$ =110円で購入した場合、もし為替相場が同じだった場合は、その価値は110円のままですが、
1$=120円(円安)になると、120円に上昇
1$=100円(円高)になると、100円に下落
となりますので、
購入時点より「円安」になると利息や償還金が増え、
購入時点より「円高」になると利息や償還金が減る
ということになります。
償還金や利息を外貨のままで受け取るのであれば、為替の影響は無視することができますが、日本に住んでいる以上、最終的には円に交換しなければ、お金として機能しません。
その為、投資商品の為替リスクに関しては、十分に理解して投資を行う必要があります。
金利リスク
金利リスクとは、債券などを満期前に売却(換金)する際に、その債券の価格が金利の変動により値上りしたり値下りすることをいいます。
基本的に世の中の金利の水準が上昇すると、その債券の価格は値下りし、反対に金利水準が低下すると債権の価格は値上りする傾向にあります。
尚、債権の場合、満期前に換金する際は、金利リスクの影響を受けることがありますが、満期まで保有すれば、額面金額で償還される為、金利による価格変動の影響はありません
価格変動リスク
価格変動リスクとは投資対象の価格が変動することにより当初期待していたリターンから乖離するリスクのことをいいます。
一般的には、投資商品でキャピタルゲイン(値上がり益)を得る事が目的の場合に使われるリスクです。
例としては下記のような事例が挙げられます。
■株式投資の場合:株価が購入時の価格より値下りする
■投資信託の場合:基準価額が購入時の価額よりも値下がりする
■不動産の場合:不動産の評価額が、購入時の評価額より値下がりする
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投稿者:kenichi yosida|14:15|脱サラ起業
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