2015年11月29日
ブログ作り話 不倫の倫子ちゃんVol.5
知ったかぶりしてふんふんとそのショップ店員の話を聞いていた倫子だったが、ふと気づいた。
なんか、若いかなあと。見まわすと、周囲にいるお客さんはみんな20代くらいか?ショップ店員も若い。
置いてある服もなんか若い。ちょっと違うかって思いはじめた。ショップ店員は、かまわずベラベラ
なんか言ってたけど、途中でさえぎって、ありがとうといってその場をはなれた。
そして、そのフロアをうろうろしてみたが、なんかどうも若い。もうワンフロア、婦人ファッション売り場
があるのに気づいて、3Fへいってみた。うん、こっちのほうが、倫子の年代にあいそうな服が
並んでいた。そして、組曲へ入ってみた。
早速、ショップ店員が近づいてきて、どんなものをお探しかと尋ねられた。
そこで、倫子は、仕事で京都へ来たが、時間ができたので、京都を観光してみたいといい、スーツ
で歩くのは嫌なので、着替えて観光したいのだということと、普段着たことのないような洋服を
着てみたいということを告げた。普段は、どんなものを着てるのかと尋ねられたので、黒とか
グレーが多いと答えると、これはどうかと赤いメリノベーシック レイヤードニットをすすめられた。
確かに、赤なんて持ってないしデザインもちょっと変わってる。今の流行なのだろうか。ふと、
拓海はどういうのが好みだろうか?似合うって言ってくれるのかななんて頭をよぎったが、
拓海の好みなんて知らないことにまた気づいてしまった。いつも愚痴と不満を聞いて励まして、
関係を持って終わりっていうのが後半の数年間だった。知るはずもわかるはずもなかった。
あーまた後悔が胸をしめつけてきた。よし、いいや、コレを買ってしまうことにしよう。と、
決めて、ショップ店員さんにコレ買いますと告げた。そして、次は、コレにあうパンツかスカートが
欲しいと告げた。
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