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2019年06月08日

背泳ぎのプル

背泳ぎを泳ぐ際に、気をつけておくことを
お伝えします。

キックの話ではなく、プル(手の動作)の話です。

「手」の中で、水をどこでとらえるのか、
どのように「手」を使い、水を用いて、
体を移動させるのか。

手先から肘までを、「前腕」といいます。
肘から肩までを、「上腕」といいます。

背泳ぎで使う「腕の」筋肉は、
前腕屈筋群、上腕三頭筋で、両方を使用します。

ただ、水をとらえることにこだわった場合は、
「足」と同じように、「末端」を気にするように
しましょう。

入水時に手の平で水をとらえ、
動かしながら、前腕の内側(手のひら側)で
水をとらえ、最後に、持ってきた水を
手のひらで押し出す。
という「ルート」を意識すればよいと思います。

陸上でのシュミレーションは、
「片手深呼吸」のルート。
気を付けの姿勢から、
小指からまっすぐ上にあげて、
手首と肘を曲げないように、横に降ろす、
常に、手の平で操るようにしましょう。

陸上で「水の抵抗のない状態で」
肘が曲がる、手首が曲がる状態であると、
水中では、前に進む時に生まれる抵抗により、
「さらに曲がりやすい状態」になります。

そのため、陸上練習においても、
肘・手首が曲がらないように注意しましょう。

もう一点、背泳ぎにおいて、重きを置いている
ポイントがあります。「タイミング」です。

「片手深呼吸」のルートの中で、
背泳ぎを泳ぐ上での、効率の良い
プル動作のスタート地点とゴール地点を
意識したことはありますか?

初心者の方に背泳ぎを教えるときに、
「左右の腕の同時に動かす」方法を
プールサイドで立ったまま、練習する姿を
よく見ます。
どこがプル動作のスタート地点で、
どこがプル動作のゴール地点か、わかりません。

ワタクシのレッスンでは、まず、
先に、プル動作のスタート地点とゴール地点を
伝えます。それはどこなのか。

クロールを泳ぐとき、どのように泳ぎますか?
両手を前に揃えて、片手ずつ、前から後ろに水を押し、
空中を戻す、ですね。(日本語で書くと)
途中で手の動作が止まることはありません。

クロールは、イメージしやすいかと思います。

これを、背泳ぎに置き換えましょう。

肘が伸びている、両手が揃っている所、
「頭の上」が「スタート」地点、
水中で水を押して、空中を戻した所、
「頭の上」が「ゴール」地点。
水をかいた後の「太腿の横」は通過点であり、
途中で手の動作が止まることはありません。

・・・。そのようにできていますか?

残念ながら、多くの方は、いつのまにか
「太腿の横」がスタート地点
「頭の上」が通過点
「太腿の横」がゴール地点になってしまっています。

その結果、「アクセルとブレーキの繰り返し背泳ぎ」
になってしまいます。

では、どのように改善すればいいのか。

右手が「頭の上」にあるときに、
左手は「太腿の横」を通過点にすることに専念しましょう。

そして、上がってきた「左手」と入れ替えるように、
「右手」をスタートさせるようにしましよう。

「左手」は、スタート地点に止め、
「右手」を「太腿の横」を通過させ、上がり始めたら
「左手」をスタートさせる。

これをスムーズに行うことによって、
「ブレーキのかからない背泳ぎ」を泳ぐことができます。

いつか、画像や動画で、再度ご説明できれば、と思います。

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