てすと

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この頃は、下の子の、どうにか、安月給でもやっているらしく、和子も安心すている。

和子も、1ケ月が過ぎて、施設の仕事にも慣れたので、夜勤をすることになった。２回３回くらいは
気も張っていたので特に何事もなく通常どうり勤務できたが、夜勤明けに、
定例会があり、あまり、眠れずに出席、その成果は定かではないが、疲れていたのは確かだった。
会議が始まって、間もなく、机が波打つ、周りの人が二重に見える。自分が、まわっているのか
部屋がまわっているのか、分からず、椅子から落ち、施設の空いてるベットに、床になり会議が
終わるまで寝かせてもらう。帰る時間に、子供にTELしようとしたら、携帯をわすれたことに、気が付き
覚えてるいる番号にかけて迎えにきてもらい、車も一緒に運んでもらい、帰りに病院に酔った時は
吐くし歩けないし、の状態、夜勤診察。点滴をして自宅に送ってもらう。
次の日、改めて耳鼻科で見てもらうこにした。

入院しますか？の問いには、「いいえ、稼がねば、いけないので、強い早く治る薬でお願いします」
と返事、医者も反論できずに、「必ず、きちんと飲むように」と念を負い押されて、投薬のみで
１ケ月痛みもないし、治ったみたいです。といつもの主侍医につたえて、半月後再びおかしく痛み出し
主侍医に申したら、薬は？と、終わったし、痛くないのでと返事したら主侍医曰く、
「治ったと、思っても薬は半年は飲んでください、」
和子、「遠いので、先生のところで出してくれますか？」で、コレステロールの薬と一緒に出していただける
事になり、それから、ず〜〜〜〜と薬と結婚するはめになりました。
間もなく保養所も運営会社（パナソニック）の都合で閉鎖が決まり、和子も、清掃会社を退職することにした。
１０年も前に取得した介護ヘルパーをすることになり、この年齢では無理かと思ったが、
やはり職員は４０代からが多くて和子の年齢も、中盤というところか、やや上か。
ここで７０歳までは勤められると。安心したのだった。

この清掃業は、たまたま、運転手＋業務の人が倒れて知り合いよりの紹介
条件としても悪くないので、務めることにしたのだった。始めは、よかったが、
中には、ねたむ者いたり、余り仕事もできないのに、上司に告げ口したり、時給が良かったり
色々な人間がいる。定年過ぎてからの人は、いいが、まだ若い（４０から５０代）がいけない
。どこの会社もそうだろうと思う。
このころ和子は、神経を病むようになり始めた。本人は気ずいてはいないかった。
頭の中にすべすべした処がある。　　円形脱毛症？？原因はストレスとの事。
それから３年位たったある晩、夜中に背中を何かで叩かれたような痛みが走った。
以前から胆石があるので、それが動いたのか？とおもい医者での話で腰も（脊椎間狭窄症）悪いので
整形で診てもれうようにと。整形に行ったら、開業したばかりの内科へ紹介状を持っていく羽目に
２日後予約にて、胃カメラを取り、発覚！！何と、明るく元気な和子が、事もあろうか、胃潰瘍、
頭の上に？？？？がいっぱい。

友人（同僚）との別れは、あっさりしたものだったようだ。半年雇用年金で、いながら、初めて車の免許を
取った。資格というものを手にした。和子にして見れば、やっと一人前かなと少しは安心。
失業中にパソコンで稼ぐことを覚えたいたらとおもい本人に言うったら、
本人は詐欺曲がりが多くてやりたくないとの事だった。
今度は、本当のサラリーマンになった。まあ生きて自分で飯が食べられれば其れで善し。
和子にも、いろいろ職についたがやっと落ち着いた、清掃業、これはいい、脳力は入らない
保養所だから、きれいにすればいい、倒産した会社のように、設計書の中から材料の拾い出し
メーカーとの交渉、業者との交渉、儲けをだすには・・・なんて考えなくて済む、ただ、
体力勝負なのでそれだけ、耐えればいい、疲れて家に帰っても、一人なので横になろうが、
夏は汗をかいて帰ってもシャワーしようが、よかった。これが独り暮らしのいいところなのだ。

学校には行き帰りに、途中家電量販店でのバイトを始めた。通常ならば、２年で論文を提出し院卒なのに、
２年目に、特待生制度を使い海外留学をしやがった。あいつは、何が目的で学校にいってるのか？？？？
親としては、理解しがたい子である、和子はこの子は宇宙人ではないかと思う。
上の子は・・地球人　　　下の子は宇宙人、を女手で育てたのだから、ほめてやらねばいけない。
そのころ和子の会社は倒産という痛手を負うことになった。約11ケ月雇用保険で暮らすことになった。
和子も職を求めて、入ったところはブラック、半年で退社。そしていわゆるんねずみ講に誘われてた。
山梨からの情報でしかも元会社関係の社長の紹介、佐藤妙子という人物である、結果最悪。
和子自身納得できないが諦めた。詐欺だった。

彼は院を出て４年間は、友人先輩と事業をたちあげた。ＩＴ産業であるが、いわゆるブラック産業であった。

こともあろうことか、某有名大学へ、受かってしまったのだ。
思うに、この子面白そうだから、という教授の好奇心だと思う。

再び引っ越しだ、丁度自家用車も古くなったので買い換えた。
本人は、引っ越し屋を探したが、自分で支払うのは、考えた手ようだが
費用が掛かるので、和子に頼んだ。
川崎から都内23区に、それも埼玉に近く、本人は学校には自転車で通えるとの事。
2日掛かりで、引っ越し終えて、和子は高速で帰宅へ。夜も遅くに出たので
途中サービスエリアで仮眠をとってたら、朝になった。サービスエリアで軽食を買い
車の中で、食べながらの運転。要約家に辿り着くと、必要なものと、廃品するのもとに
わけ、夕方処理場にもっていき、処理するにも、金が要る。以前は持ってくと金をもらったのになーーー

下の子のつけ、それは紛れもなく・・・浪人・・・地元ではというので
某大手の予備校に行くことになった。和子にしてみれば、原爆投下である。
しかし上の子がいない分、下の子に掛けてもいいかと思い引っ越しをさせた。
寮に入るので年間で授業料も寮費も一括納入
要約、大学に。しかし本人の希望のところには入れずだったので、本には入学式には
出なかった。配布されるものがあるため、行かなかれば、ならず、和子がいった。
女の子の親は両親そろっての入学式なのに、うちは本人はこない。
式から戻り「4年間は通って卒業だけはしろ、この4年間に自立を考えろよ、
会社は、お前には向いてないから。」　　　4年での卒業にはなった。
しかし、彼はその上を狙った。

３月に入ると間もなく上の子は卒業式、本人も部活でそれなりに名が知れていた。
和子も教師に〇〇の親という事で名が知れてしまい、いい面と悪い面とある。
上の子に「卒業式には、来るなよナ、来たら俺帰るからな。」
折角の晴れ舞台、行くつもりが、ショック・・・・仕方なく諦めた。
それから1週間は家で片づけたり処分したりだった。そして本人は行ってしまった。
下の子と2人暮らしに。何か物足りない日々。夕飯の時が一番感じる。
和子は後悔をしたが、顔にも口にも出さず我慢し耐えたのだ。

下の子の、部活は新聞部、部長をしたりで充実していた。学業は？？？？？
進学校なのに焦る気などなし。
2年の時も、3年の時もアニメの主人公に扮し上機嫌で学校へ。
和子も若いときの仕事なので、苦にもせずにできた。
そんな楽しい学園生活を送れたことは彼にとって一番いい時期だったのではないか
その付けが忍び寄るともしらずに。