2015年11月23日
バッティングセンターでも身につく重要な技術2-2 バントができるは野球人の作法 作法は型より
バッティングセンターでも身につく重要な技術2-2
バントができるは野球人の作法 作法は型より
前回・前々回で、バッティングがいかに難しく、確率が低いことを
前提にした取り組みをしなければならないこと、について書きました。
どんな一流の打者でも、打てない時期は必ずありますので、
送りバントの場面では、確実にバントを決める、あるいは、
進塁打の場面で、送りバント気味のセフティーを試みるなど、
バントの技術が、チームをそして自分を救います。
1点を争う試合の終盤では、バントの出来が、勝敗を分けます。
一戦必勝、負ければ明日が無いトーナメントを戦う
アマチュア選手にとってのバントは、避けて通れません。
ということで、今回はバントの型についてですが、
基本的なことは、もう耳タコと思いますので、
私の失敗談と、自分に合った型について、まとめます。
若いころは、どうしても見栄えと言いますか、
つい、かっこをつけたくなります。
高校野球を卒業して大学生になって、高校生の基本形の
バントスタイルより、プロ選手のようなバントスタイル
を取りました。
理由は、かっこよさそうだから。
プロ選手のようなバントスタイルとは、投手寄りの前足を
開かず、後ろ足を若干引き気味にした、セフティーバントの
ようなスタイルです。
このスタイルでも、できれば全く問題無いのですが、
練習の何の変哲も無い球であれば、普通にできているようで
後の自信をもってできるレベルでは、ありませんでした。
技術の習得には、
粗形態の発生→粗形態の定着→精形態の発生→精形態の定着
→自動化
という流れがあります。一応できているという粗い技術が発生定着して、
精通したうまい技術が発生定着して、精通したうまい技術が
無意識で自動的にできるレベルに達します。
バントの重要性の認識が、当時はそれほどでもなく、打ち込み時に
まとまった練習もしていませんでしたので、おそらく
精形態の発生、程度で留まっていたのだと思います。
ここからは、私には合っていたという話にはなりますが、
前足は、三塁線と平行ほどの45°開いた方が、投手の球を見やすく、
後ろ足の右ひざと頭との軸を中心に、タイミングを取る
このスタイルが、精形態の定着と自動化を導いてくれたような気がします。
特に右ひざが中心で、外角に来れば右ひざをそのポジションに置けば、
頭とバットを持った腕がついてくる感覚です。
バッティングの衝撃はトン単位ですが、バントにしてもそれなりの
衝撃が有りますので、それに耐えうる態勢は、足腰特に股関節が
使えるしゃがみが、必要になります。
その適度な態勢作りが、前足を45°開いた状態の方が
私には適していたのだと思います。
バントを構えて、内角はポイントが前の方で、外角は後ろの方に
なりますが、真ん中から外角に右ひざをもっていくと、
ポイントが後ろの分、バットが後ろに行きますので
その分、投球の相対速度を落とし、包み込むように打球を殺せます。
逆に三塁側は、右手を投手側に伸ばし、投球の相対速度を上げる
方向に動かした上で、右ひざを引き気味に殺しにいくのが、
難しいのかなと思います。
個人的には、三塁手に捕らすバントは難しいと思いますので、
無理にはやっていませんでした。
三塁側のバントは、自動化まで達していませんでしたが、
当時の二番打者に聞いてみますと、右手押し込みばいいだけで
楽勝とのことでしたので、積み重ねの違いでしょうね。
ご自分に合った型を構築して、量をこなす練習で身に付け、
実践を通して、自動化へ!!
バントができるは野球人の作法 作法は型より
前回・前々回で、バッティングがいかに難しく、確率が低いことを
前提にした取り組みをしなければならないこと、について書きました。
どんな一流の打者でも、打てない時期は必ずありますので、
送りバントの場面では、確実にバントを決める、あるいは、
進塁打の場面で、送りバント気味のセフティーを試みるなど、
バントの技術が、チームをそして自分を救います。
1点を争う試合の終盤では、バントの出来が、勝敗を分けます。
一戦必勝、負ければ明日が無いトーナメントを戦う
アマチュア選手にとってのバントは、避けて通れません。
ということで、今回はバントの型についてですが、
基本的なことは、もう耳タコと思いますので、
私の失敗談と、自分に合った型について、まとめます。
若いころは、どうしても見栄えと言いますか、
つい、かっこをつけたくなります。
高校野球を卒業して大学生になって、高校生の基本形の
バントスタイルより、プロ選手のようなバントスタイル
を取りました。
理由は、かっこよさそうだから。
プロ選手のようなバントスタイルとは、投手寄りの前足を
開かず、後ろ足を若干引き気味にした、セフティーバントの
ようなスタイルです。
このスタイルでも、できれば全く問題無いのですが、
練習の何の変哲も無い球であれば、普通にできているようで
後の自信をもってできるレベルでは、ありませんでした。
技術の習得には、
粗形態の発生→粗形態の定着→精形態の発生→精形態の定着
→自動化
という流れがあります。一応できているという粗い技術が発生定着して、
精通したうまい技術が発生定着して、精通したうまい技術が
無意識で自動的にできるレベルに達します。
バントの重要性の認識が、当時はそれほどでもなく、打ち込み時に
まとまった練習もしていませんでしたので、おそらく
精形態の発生、程度で留まっていたのだと思います。
ここからは、私には合っていたという話にはなりますが、
前足は、三塁線と平行ほどの45°開いた方が、投手の球を見やすく、
後ろ足の右ひざと頭との軸を中心に、タイミングを取る
このスタイルが、精形態の定着と自動化を導いてくれたような気がします。
特に右ひざが中心で、外角に来れば右ひざをそのポジションに置けば、
頭とバットを持った腕がついてくる感覚です。
バッティングの衝撃はトン単位ですが、バントにしてもそれなりの
衝撃が有りますので、それに耐えうる態勢は、足腰特に股関節が
使えるしゃがみが、必要になります。
その適度な態勢作りが、前足を45°開いた状態の方が
私には適していたのだと思います。
バントを構えて、内角はポイントが前の方で、外角は後ろの方に
なりますが、真ん中から外角に右ひざをもっていくと、
ポイントが後ろの分、バットが後ろに行きますので
その分、投球の相対速度を落とし、包み込むように打球を殺せます。
逆に三塁側は、右手を投手側に伸ばし、投球の相対速度を上げる
方向に動かした上で、右ひざを引き気味に殺しにいくのが、
難しいのかなと思います。
個人的には、三塁手に捕らすバントは難しいと思いますので、
無理にはやっていませんでした。
三塁側のバントは、自動化まで達していませんでしたが、
当時の二番打者に聞いてみますと、右手押し込みばいいだけで
楽勝とのことでしたので、積み重ねの違いでしょうね。
ご自分に合った型を構築して、量をこなす練習で身に付け、
実践を通して、自動化へ!!
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投稿者:店長 Nebaru|05:28
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