店長日記　アメリカ輸入野球用品専門店Nebaru

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昨年から高校の家庭科で投資教育が始まったという
ニュースがありました。
どうせ、証券会社が金融商品売りたいだけだろうと
思っていましたが、厚切りジェイソンさんがやられているような、
積み立て投信は、広くお勧めできる商品と思います。

アメリカのどこの10年を切り取っても、最低で６％後半の
利回りがあります。10数年で投入資金が倍になる計算です。

自分で決めた無理のない額を、給料から毎月貯金する感覚です。

過去のデータがすべて利益になっているので、今後も必ず100%
利益になる保証は確かに無いですが、例えば今後10年
AIやロボットの普及で、とんでもなく便利な世の中になると思います。
車やドローンの自動運転や、天井からアームが伸びて、AIが
栄養を管理した好みに合う献立を作り、冷蔵庫の食材を取り出し、
まな板や鍋をセットして、包丁を見事に扱い、おいしい料理を
作ってくれる。冷蔵庫のカメラが食材の過不足を判断して、
自動で注文してくれます。

科学技術の進歩が、特に現れる10年になるのではと思いますが、
そんな素晴らしい10年が経って、株価だけ下がるなんてことは
あるでしょうか（笑）

ただ、個別銘柄では、競争に敗れて倒産する銘柄はあると思いますが、
何銘柄も組み合わせた、投信は堅いと思います。
と言っても、投資は信じられないという方は、その信念で
結構と思います。

前置きが長くなりましたが、話題にしたかったのは、大谷選手の
10年契約1000億円の後払いについてです。
1000億円のほとんどを10年後にもらうということは、
1000億円をもつことによる、キャッシュフローの利益を放棄することとなります。

金利を3％とした場合、金利収入が年間30億円、20年分割として、
600億円、残債が減っていきますので、概算その半分の20年で300億円の
金利収入です。

更に上記の、積み立て投信をすることによって、
10数年で＋1000億円合計2000億円、次の10数年で倍の4000億円、
金利収入と合わせて4300億円から年俸1000億円を引いた
3300億円の想定キャシュフローを捨てたことになります。
おそろしやー

これだけ巨額のキャシュフローを放棄した譲歩スキームは、
資金が豊富でないエンゼルス残留も見越して、エンゼルスを
強くするためのスキームを自ら考えての提案だったのではないかと思います。

エンゼルスの若手有力選手も台頭していましたし、
有力投手を補強して、何とか弱いエンゼルスを、大谷選手とトラウト選手で、
優勝に導く大きな夢を、応援したいと思っていましたし、大谷選手も
本気で考えていたと思いますが、話し合いの末無理だったんでしょうね。

大谷選手とドジャース、全力応援していきたいと思います。