2022年05月13日
お店はツライよ(口コミについて考える)最終章
OVAガルパンみたいなタイトルをつけてみた美少女フィギュア専門店の店長です。
お店はツライよ(口コミを考える)その3の続きです。
いちおう、今回で口コミに関する記事は打ち止めになります。まあ、新たな嫌がらせの評価がつけば別ですけれど。
店に来てもいないのにツイッターだけで低評価をつけられたわたしのお店。
今度は、さいしょからワザと低評価を付けるために無理やり店に来た輩がいました。
その評価の内容は
・口コミ等だけみて店に行った
・迷惑客だとツイッターに晒された
・一般客は無難に鑑定団とか行く方が良い
でした。
およよ・・・口コミ等だけみて店に来たんですよね。
店に来てもいないのにレビューしたレビュアーが「一見さんお断り」と書いていますよ。
さらにツイッターに晒されたと書くくらいなので、当店が「完全予約制」なことも後からでも知っていますよね。
そもそも一般客を店に入れないためにツイッターでの完全予約制にしています。
店頭にもそのむね張り紙してあります。
店の入り口に張り紙をしても、見ないフリをして入ってくる輩が多いため、この方が来店されたときもシャッターを半分ほどおろしていました。
それをノックもせず、声もかけず、いきなりシャッターをこじ開けて店内に侵入されたときは強盗でも入ってきたのかと驚きました。
さて、どちらが迷惑な人間でしょうか。
フィギュア新作予約最大25%オフ!あみあみ
2022年05月12日
お店はツライよ(口コミを考える)その3
たかが美少女フィギュア専門店の店長です。こんばんは。
お店はツライよ(口コミを考える)その2の続きです。
明らかな冷やかしやかまってちゃん、万引き目的の来店が増加し、本気のお客様が居づらくなってしまった当店。
このままでは店を維持することができません。本気で美少女フィギュアが好きなお客様だけと付き合うために、完全予約制にしました。
その結果、売り場は荒らされず、商品は傷つかず、わたしの時間が奪われることもなくなりました。
さらに来店人数と接客時間は減ったのに、売上は減るどころか逆に増えました。
しかし、口コミからマボロシの低評価が消えた数ヶ月後、新たな低評価が付いたのです。
ただ・・・このレビュアーさん、うちの店に来ていないのにレビューしてますけどね。
レビューとは商品や作品、店について、評価を付けたり感想を述べたりすることをいいます。そしてレビューする人のことをレビュアーと呼びます。
わたし、少なくともレビュー(評価)とは
・本なら読んだ人がするもの
・アニメや映画なら見た人がするもの
・店なら店に行った人がするもの
・ラーメン屋ならそこでラーメンを食べた人がするもの
だと考えます。
それなのにツイッターのツブヤキだけでレビューされたようです。
そんなレビューのルールも守れないレビュアーに
・オーナーがちっと変わっている人で有名らしい
・たかがフィギュアの専門店
・利益は求めちゃダメ
とまで書かれてしまいました。
利益(お金)の大切さ、必要性についてはこれまでの記事で十分に書きましたので、ここでは書きません。
この方はきっと働いたことも自分で商売をやったこともないのでしょう。
店に来てもいない、買ってもいない人間に評価されるほど店主として悲しいことはありません。
ただ相手にしても仕方がないので、わたしの店を応援してくださるお客様のほうだけを向くことにしました。
続きます。
フィギュア新作予約最大25%オフ!あみあみ
お店はツライよ(口コミを考える)その2
美少女フィギュア専門店の店長です。こんにちは。
さて・・・お店はツライよ(口コミを考える)その1の続きになります。
今回は低評価について書いてみます。
じつはこの低評価の前に一つ、当店には低評価が付けられていました。数日で消えましたが、そちらも明らかに嫌がらせ目的でした。
今回は、そのマボロシの低評価について書きます。
開店してから数年間は誰でも来てくれるならお客様と考えていたわたし。来る者拒まずの姿勢でいました。
すると、冷やかしや万引き目的の人間が店に集まるようになったのです。
ヒドイときは2時間ちかくもオシャベリの相手をさせられて、ようやく支払いとなったらスマホでAmazonの商品ページをみて「これ、アマゾンのほうが安いからいらない」とのたまわった人間がいました。
入店するなり「さあ、今日は何を買おうかな」と大きなバッグのジッパーを開けた音をさせ、わたしが売り場に出ていくと慌てて店外に出た二人組がいました。
店内に入るやいなや「オタク、キモイ!」と言って走って逃げたガキもいました。どうやら無断で撮影もしていたようです。
ジジババ、娘夫婦、孫ふたりの6人家族でやってきて、孫が「気持ちわるい!」と言ったのをたしなめるどころか、「そうだよねえ」と同意したババアのことは今でも忘れません。もう一人の孫は店内を走り回り、ガラスケースのガラスに指紋をベタベタ付けて帰りました。
常連さんが次に娶る嫁を探していると、二人組の女性が入ってきたため、居づらくなった常連さんは何も買わずに帰ってしまいました。もちろん、その女性たちも何も買わずに出ていきました。
わたしは凹みました。
美少女フィギュアが好きで店をやっているのに、買うどころか人の好きなモノを馬鹿にする人間ばかり集まるようになってしまったから。
一時は店を辞めることも考えました。
ある日、もう本気のお客様以外は相手にしたくない。冷やかしは店に入れたくないと決意したわたし。店頭に「予約のお客様以外は入店をお断りします」の張り紙をしました。
その日も張り紙がしてあるのに、入店してきた初老の男性がいました。
「ちょっと見させて」
そう言いながら店内を勝手に見ようとした男性にわたしは以下のように説明しました。
・予約がないのでお帰り願いたい
・本気のお客様は他の冷やかしがいると敬遠して帰ってしまうから
それでも居座る男性。
15分ほどして、ようやく帰ってくれました。とうぜん商品は売れていません。
それから数日後、当店の口コミに「立地と品揃えは良いが、商店街にそぐわない」という低評価が付きました。
いや、法律を守って商売してる人間に買わない冷やかしが文句つけるなよ。そう思ったのは、ここだけの秘密ですよ。
この低評価事件でわかったことがあります。
それは「一般人を美少女フィギュアのようなニッチ商品の専門店に近づけてはいけない」です。
それから、わたしの店はツイッターでの完全予約制になり、お客様との約束の時間までシャッターを半分ほど下す形になっていきました。
続きます。
フィギュア新作予約最大25%オフ!あみあみ
お店はツライよ(口コミを考える)その1
静岡県静岡市清水区で美少女フィギュア専門店を2008年の1月から開業している店長です。
さて・・・今回はお店の口コミについて、口コミをされた側として思っていることを書いてみます。
高評価については感謝しかありません。ありがとうございます。リアルな美少女フィギュアの専門店として正当な評価をしていただけたと考えております。
問題は、微妙な評価と低評価です。
とくに低評価については明らかな嫌がらせ目的と考えています。
今回は微妙な評価について。
いちばん最初に当店についたレビューなのですが、星の数は3。いわゆる普通。
そして内容が
とてつもなく狭い店内に美少女フィギュアがたくさんならんでいます。
へ?
とてつもなく狭い店内に美少女フィギュアがたくさんならんでいます。
それで?
とてつもなく狭い店内に美少女フィギュアがたくさんならんでいます。
これ、レビューなんですか??もしかして小学校低学年の読書感想文ですか???
おそらく、あのときに来た買わない男性の方がレビュアーだったと思います。
えっと・・・まず専門店の店主として。レビューを見た人間として言いたいことがあります。
レビュアーを自称するのであれば、専門店を専門店として、ちゃんとレビュー(評価)していただきたい。
とてつもなく狭い店内は認めます。新規のお客様にも「圧が凄い」と言われたくらいなので。否定できません。
ただ・・・店を借りるには賃料が発生いたします。賃料はどのように決まるか知っていますか。
・立地
・面積
・大家さんの考え方
この3つで決まります。
当店はエスパルス通り商店街に位置し、ちかくにはエスパルスドリームプラザがあり、目の前にはエスパルスドリームハウスもあります。
賑やかな商店街ではありませんが、清水区ではキレイで歩きやすく、わかりやすいところです。
つまり立地は寂れたシャッター通りのような駅前付近の商店街と比較しても良いほうなわけで。とうぜん面積が狭くても家賃は高めに設定されます。
つぎに面積です。
あなたが大人であれば家を買ったり、家を借りたことがおありでしょう。よほど駅から遠い、不便、治安が悪いなどのデメリットがなければ、家賃は立地のつぎに築年数や部屋の面積で決まることをご存じですよね。
ズバリ、面積が広くなればなるほど家賃は高くなります。
いま世界では人件費や原材料費、輸送費が高騰しています。美少女フィギュアも2万円の製品一体を売って、500円一枚の利益しかありません。
その中から、わたしたちは店の賃料、光熱費、店主の生活費を出しています。そのために小さな店舗を借り、そこに目いっぱい美少女フィギュアを並べるのです。
さいごに品揃えについてですが、あなたに質問します。
・店は狭いけれど、たくさん商品が並び、品揃えの良い専門店
・店は広いけれど、商品は少なく、品揃えの悪い専門店
あなたはどちらをお求めですか。行って嬉しいですか。行きたくなりますか。
つまり、そういうことです。
わたしが求めるのは前者の店。美少女フィギュアが好きでたまらないお客様とだけつき合いたくて店をスタートさせました。美少女フィギュアを好きでもない、どうとも思っていない人を相手にするために店をはじめたわけではありません。
このレビューがあった数年後、新型コロナウイルスが世界中に蔓延しました。
わたしは三密を避けるためを表立った理由にして、美少女フィギュアが好きでもない一般人、正当な評価ができないレビュアー、暇つぶしを店に寄せ付けないため店を完全予約制にしたことは言うまでもありません。
続きます。
フィギュア新作予約最大25%オフ!あみあみ
2022年05月11日
美少女フィギュア専門店の店長が教える「お店の仕入れ基準」とは
静岡県静岡市清水区で14年以上、リアルな美少女フィギュア専門店を開業している店長です。
べつに自慢ではありませんが、もしかしたらわたしの店が日本初の美少女フィギュア専門店かもしれません。
さて、今回は「わたしの美少女フィギュアの仕入れ基準」について書きます。
仕入れは趣味だけでなく、ビジネスでもあるため、このブログの読者さんとは相容れないところがあるかもしれません。
その点をご了承くださいませ。
わたしの仕入れ基準は、大きくわけて5つあります。
・お客様が喜ぶもの
・お客様が欲しいもの
・わたしが欲しいもの
・クオリティが高いもの、決定版なこと
・お店に利益が残るもの
です。
基本はクオリティが高く、そのキャラクターの決定版であること。これなら欲しくならない、喜ばないお客様はいません。
ツイッターのフォロワー様が「売るなんて考えもおきないほど決定版だけを購入したい」とツブヤイていました。
わたしも同じ考えです。
決定版ならわたしも自分が欲しい。実際、売りたくない、手元に置いておきたいモデルをこれまで何体も売ってきました。
最後に。お店に利益が残ること。これ忘れちゃいけません。
商売やるなら利益なんて考えちゃダメ!!
そんな自分で商売をやったことのないお子ちゃまレビュアーがどこかにいましたが、フィギュアを売る以外にも世の中はお金がなければ生きていくことができません。
ちなみに、最近の美少女フィギュアの利益は3〜20%以下しかないのをご存じでしょうか。
2万円のフィギュア1体を売って、500円玉1枚の利益です。
そこから店の家賃、光熱費、通信費、自分の生活費も出すのです。
店主も人間。霞を食って生きていけません。
かなり脱線しましたが、この5つの条件ができるだけ揃う美少女フィギュアを仕入れていますし、このブログでも紹介していきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
フィギュア新作予約最大25%オフ!あみあみ
このブログのお約束(ブログを作るときに決めたこと)
静岡県静岡市清水区で14年間、リアル店舗にて美少女フィギュア専門店を開業している店長です。
ブログの画像容量が500MBなので、同じカテゴリの記事は同じ画像を使いまわすことをご理解ください。
慣れれば画像で「あ、このカテゴリの記事か」とわかるようにもなりますよ。
さて、わたしがこの美少女フィギュアの情報ブログをスタートするときに「決めたこと」があります。
それは店舗を経営している身として
・自分の店で仕入れたことのないメーカーを読者に紹介しない
・自分の店で仕入れないメーカーを読者に紹介しない
・買う買わないは読者が決めることなので、購入を煽らない、急がせない
です。
ネット上にはたくさんのフィギュアの情報ブログがあります。
もちろん、情報ブログなのですから、全てのフィギュアの予約や発売、イベント情報を読者に提供するのもアリでしょう。
ただ・・・わたしの場合、リアル店舗をやっているため「お客様にゴミを売りつけたら一発で信用がなくなる」立場にあります。
なによりもわたしを信じて買ってくださるお客様に損をしてほしくありません。
店に来てくれるお客様も、わたしのブログをみて買ってくださる読者様も、いわば同じ大切なお客様です。
だから、何でもかんでも紹介する情報ブログはやりません。
少なくとも自分が欲しい、自分が買いたい、自分が仕入れるレベルのフィギュアしか紹介しませんし、紹介したくありません。
結果的にこのブログで紹介するメーカーさんは、わたしが実際に仕入れているところだけになります。
なお、まだ作りたてのブログのため、紹介していないメーカーさんもあります。
さいごに。このブログのコンセプトは「読者に役立つこと」です。
情報がかなり偏るかもしれませんが、どうぞお付き合いのほどよろしくお願いいたします。
フィギュア新作予約最大25%オフ!あみあみ
わたしが叶える目標。
静岡県静岡市清水区の美少女フィギュア専門店・限定市場の店長です。
お店のツイッターなどで何度もつぶやいているので、知っている方は知っていると思いますが、せっかくなのでこのブログでも語っておきます。
わたしの夢、もしくは叶える目標です。
自分の店をもつ。
おまえ自分で店やってるじゃん。確かに店をやっています。でも賃貸なんです。
月に家賃4万円、駐車場8千円で大家さんから借りています。
実は清水区なら月に5万円払えば一戸建てが購入できます。
だからお金を貯め、まず土地を買います。
そして、その上にコンテナハウスなりプレハブなり店を建てます。
ただ・・・・店の内容は美少女フィギュア専門店ではありません。
無料のフィギュア・ギャラリーをつくります。
なぜか。東京ではあみあみさんなどの店舗でフィギュアのサンプルが常時展示されています。
けれど静岡県を含めた地方には、その場がありません。
そこでメーカーさんにもご協力をいただき、販売された製品や発売前の展示サンプルをお借りして展示します。
ちなみにギャラリー名と肩書きも決めてあります。
肩書きはフィギュア・ギャラリーで、ギャラリー名は『キャストオフ』です。
察しのいいアナタならもうお気づきでしょう。
キャストオフする美少女フィギュア専門店のギャラリーです。
ガラスケース内の肌色率の高さが自慢です。
なんとか10年から15年以内に達成します。どうぞ応援よろしくお願いいたします。
フィギュア新作予約最大25%オフ!あみあみ
タグ:フィギュアギャラリー キャストオフ
自己紹介(なぜこのブログを作ったのか)
はじめまして。静岡県静岡市清水区で美少女フィギュア専門店の限定市場(げんていいちば)を経営する店長(てんちょう)です。
フィギュア歴20年以上、メガハウスのセーラームーンシリーズやマックスファクトリーさんの霞たんあたりから美少女フィギュア沼にはまりました。
2008年1月、大型トラック運転手など会社員を経験したあと脱サラし、美少女フィギュア専門店を開業。現在に至ります。(店はいま母親の介護が必要になり、完全予約制となっております)
さて・・なぜ、このブログを作ったのか。はじめたのかを少し語りましょう。
毎日のように多種多様な美少女フィギュアが予約開始しています。
種類でいえば
・スケールモデル
・可動タイプ(figma、フィギュアーツ)
・デフォルメタイプ(ねんどろいど)
に分かれます。
また販売方法でいえば
・受注生産
・減数生産
・販路限定品
・通販限定品
・イベント限定品
のように分かれます。
ある日、常連さんに言われました。
『毎日のように新作の予約がはじまって追いかけられないよ。気がついたときには予約が終わっていた』
わたしは思いました。確かにそうだよな・・・と。
しかも美少女フィギュアメーカーは玉石混交。
定価は同じなのに宝石ならばダイヤモンドもあれば石ころを売るところもあれば、自動車ならフェラーリもあれば軽自動車を作るところもあります。
せめて知っている方には「安心して予約できるメーカー」「安心して買えるメーカー」「予約しないと買えないモデル」「予約しておかないと後悔するモデル」「予約困難になりうるモデル」をお教えしたい。
そこで、ブログの出番です。
ツイッターと違い、記事がカテゴリ別にわけられるし、過去にさかのぼって読むことも楽。
もともと文字を書くこと、人に何かを教えることが好きな性格もあってブログは性に合っているのでしょう。
毎日更新とはいきませんし、即時更新ともいきません。わたしが記事で紹介するころには予約困難になっているモデルもきっとあります。
それでも専門家として、美少女フィギュア沼にはまった皆さんのお役にたてる情報を流せるよう努力いたしますので、応援のほどよろしくお願いいたします。
フィギュア新作予約最大25%オフ!あみあみ