2018年11月16日
香川真司に残された、唯一の道は移籍のみか
金曜日には代表戦期間を利用して、3部シュポルトフロインデ・ロッテとのテストマッチを行うボルシア・ドルトムント。そしてこの試合では、香川真司がピッチに立つ可能性があるだろう。
代表戦期間へと入った今週初めには、自身のSNSにてバルセロナの浜辺でランニングを行なっている様子を伝えた同選手。本来ならば、母国日本にて行われる代表戦、ベネズエラ代表戦やキルギスタン戦で出場したかったところだろうが、しかし日本代表の森保監督から招集を受ける事はなかった。
香川は現在、所属するドルトムントにて出場機会を得られておらず、シーズン全体の13%弱しかプレーすることができていない。プロ選手担当を務める、セバスチャン・ケール氏は「彼にとって辛い状況だ」と語っている。
これまでドルトムントで148試合に出場し、41得点、36アシストと、輝かしい成績を残してきた同選手だが、しかし29才となった今シーズンでは本職とするトップ下に、主将マルコ・ロイスが左サイドからスライド。現在は大車輪の活躍をみせており、さらにその2番手にはマリオ・ゲッツェが控えている布陣となっており、香川は観客席から見守るしかない状況へ。ウィングでプレーするにも、香川にはスピード面での不足もあるのだ。
では一体どうするのか?そもそも香川と代理人のトーマス・クロート氏は、今夏の移籍市場の終盤で移籍について熟考していた。そしてその状況は現時点では、よくなるどころかむしろ逆であり、6年半過ごしたチームと、今冬にも道を分かつことが、香川に残された唯一の道だといえるだろう。
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