(ページ数はPDFで開いた時のではなくて資料の下部に書いてあるものです)
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・ポール側面衝突試験 40ページ
電柱等に横から当たった時の想定試験です。
(1)
テスト車両の重量が規定オーバーだったのを範囲内に虚偽記載して申請していました。
リスク:側面衝突時のダメージが大きいかもしれない
車種:YARIS、RAIZE
(2)
燃料タンクに入っているものを虚偽記載していました。
リスク:なさそう
車種:YARIS、開発中の車種
(3)
車台番号を虚偽記載していました。
刻印が漏れていた車に虚偽の車台番号を付けて申請していました。
リスク:なさそう
車種:ムーヴキャンバス
(4)
右側の試験は手順を間違え不合格だったのに、左側で合格だったため右側も合格と偽って申請していました。
リスク:右側の衝撃によるダメージが大きいかもしれない、ドアが開かないかもしれない
車種:開発中の車種
・オフセット前面衝突試験 43ページ
運転席と助手席にダミーを乗せて運転席側の一部を前面衝突させるテストです。
(1)
試験車両が重量不足だった時にウエイトを搭載することがあるようです。
そのウエイトを置く位置は審査官に同意を取る必要があるのに、説明なしで置いていました。
リスク:前面の衝突によるダメージが大きいかもしれない
車種:ブロドゥア BEZZA、AGYA、開発中の車種
(2)
他の試験でもあったのと同様です。
衝突をセンサーで検知してエアバッグが作動するところを、タイマーで作動させてテストしていました。
リスク:ちゃんとエアバッグが開くかわからない
車種:タウンエース トラック、グランマックス トラック、ボンゴ トラック
(3)
他の試験でもあったのと同様です。
ガソリンの量が90%以上超えていたら失格になると勘違いして、データを書き換えていました。
本当は90%以上でも問題なかったようです。
リスク:直接的にはなさそう。不正してでも合格させるという意識に問題あり。
車種:AVANZA、VELOZ、YARIS CROSS
・フルラップ前面衝突試験 46ページ
運転席と助手席にダミーを乗せて前面衝突させるテストです。
(1)
運転手側の頭部加速度計の値が低く出るように不正操作していました。
結果としては不正をしていなくても合格の値だったようです。
リスク:直接的にはなさそう。不正してでも合格させるという意識に問題あり。
車種:アプローズ
(2)
立会試験時の助手席側の頭部加速度データをリハーサル試験のものと差し替えていました。
リスク:前面衝突時に助手席側のダメージが大きいかもしれない
車種:ハイゼット トラック
(3)
他の試験でもあったのと同様です。
衝突をセンサーで検知してエアバッグが作動するところを、タイマーで作動させてテストしていました。
リスク:ちゃんとエアバッグが開くかわからない
車種:タウンエース トラック、グランマックス トラック、ボンゴ トラック
読むの疲れました。
あと、複数の試験で同じ不正が出てきて重複が多い感があります。
このままだとまとめとしても長い文章になってしまいそうです。
把握したいのは車種とリスクだと思うので、一回通しで読んでから
まとめ直しをすることにします。
タグ:車