今日のオリックスバファローズブログ

カウントに応じ、駆け引きの内容やセオリーも変化する。ノーストライク時に強い打者は最初のストライクまでの配球や打者の反応、追い込まれてから強い選手は2ストライクからの粘りや見極めといったように、打者がそのカウントに強さを見せている要因と、それに対抗するバッテリーの攻めを意識してみると、また違った角度から野球を楽しめるかもしれない。

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なかなかどうして面白い記事を発見しました！
自分はデータを基本的に参考程度にしか見ないわけですが
だからといってデータを軽視するわけでもありません！
いい言い方をすれば…バランスよく見てるつもりでありますが
そんな中面白いデータを記事にしてくださった方がいらっしゃいますので
ぜひ中身を見ていきたいと思います！

今回の記事はカウント別、主にストライクカウント別での打率がテーマになってます！
これはおもしろいですね！

みなさんご存じとは思いますが、ストライクカウントがいくつなのかで
有利か不利かが変化していきます！
打者はストライク３つでアウト
投手はボール４つでランナー一人出すことになります！

投手としては、打者をアウトにするならストライクをとりあえず３つ投げればおしまいですが…
このストライクというボールは打者にとって打ちやすいゾーンと言われてます！
もちろんアウトローやインハイギリギリは打ちにくいところではありますが…！
なので、ストライクを投げるということは投手からすると"ぜひ打ってください"という球なわけです。

そもそも野球の起源といわれた遊びでは、投手は打者に対して打ちやすい球を投げないといけないというわけで
打てない球を４つ投げたときのペナルティがフォアボールというルールになってます！
逆に打者は、打ちやすい球を投げてもらったのに打てなかった場合のペナルティがアウトということになります！

どんどんずれていきそうなので起動修正しますが
投手はストライクは欲しいけど打たせたくない、という立場ですので
いかに打者を空振りさせるか、どうやって凡打にするか、を考えて投球します。

具体的な内容は一旦割愛しますが
投手が有利になる方法はてっとり早く追い込むことですね。
"もう失敗できない"という心理的な圧迫、なかなか窮屈じゃないですか？
それが打者の立場でいう"２ストライク"という形ですね。
こうなると打者は空振りはしたくないし、見逃しなんてもってのほか！
追い込まれた状態だからこそさっきまで見逃せてたはずの球が見逃せなくなったりするわけです。
この状態に弱いのが割と外人選手ですよね。
バッティングカウントから２球、３球外に落ちる球続けても大体振ってくれます。
もし振ってくれなかったらスーパー外人ですけどね…！

また逸れそうなのでこのあたりで。

さて、戦いの基本はまず相手よりも優位な立場になることです！
となるとバッテリーの初球というのは大体ストライク取りに来る可能性が"高い"です。
絶対とはいいませんよ！
バッテリーは遊び球、いわゆる"ボール球"を４つ投げられるわけなので
先にストライク取ってからなら当てられても痛手にならないコースでの勝負が可能になります！
それこそ例に取るなら低めのボールになる球とかですね！

こういう前提でいくなら、やっぱり初球は"甘い球"が来やすくなるといえますね。
まぁこの甘い球っていうのはど真ん中の直球、ってことじゃなくて"ストライクゾーン"に来てくれる球ってことですね。

なかなかうまく伝わらなかったかもですが
とりあえずストライクゾーンに来る球は打ちやすい！！笑
もっと細かいことはあるんですが、今回の記事はこれを前提にしていきましょう！

やっと本題でありますが、打者的に一番フラットな形で待てるノーストライクの場面での打率です。
オリックス
吉田正尚106打数47安打　15本塁打　36打点　打率.443
ロメロ76打数31安打　7本塁打　24打点　打率.408
大城滉二73打数30安打　2本塁打　15打点　打率.411

といった具合のデータになるそうです！
大城の印象がずいぶん前なのであれなんですが、調子いい時期ありましたよね！
確かに…初球打ってたかもしれないなぁ…笑
記憶に新しいところでいうなら、やっぱり吉田とロメロはその通りって感じですね！
特にロメロは夏前くらいに失投を完全に仕留められるようになってからこういう感じですよね。
吉田に関してはまた後でですが、
ロメロって追い込まれると…テンプレート配球で終わりになっちゃいますからね…
調子いい時はちゃんと見れますけど！

この初球を仕留められるようになるとまたさらにオリックスは強くなる！
って感じですね！

ちなみに…
日本ハム
王柏融50打数24安打　2本塁打　11打点　打率.480
近藤健介56打数24安打　0本塁打　18打点　打率.429
平沼翔太31打数15安打　1本塁打　7打点　打率.484
田中賢介21打数10安打　1本塁打　8打点　打率.476
清水優心31打数13安打　1本塁打　7打点　打率.419

おぉ…こんなにいるのかよ…笑
この結果見たときふと、「確かにハムっていきなり打ってくるイメージあるかも…！」
と思ったわけですが、そんなイメージあるってことは…
バファローズから荒稼ぎしてないか？！笑
今年は本当にハムに対してやられまくった印象しかないです。。。
開幕戦でもボコボコ…九月頭の北海道でもボコボコ………

ちなみに今シーズンの覇者は
森友哉122打数60安打　14本塁打　41打点　打率.492
秋山翔吾123打数52安打　7本塁打　20打点　打率.423
メヒア20打数8安打　2本塁打　10打点　打率.400

といった具合です！
役者がしっかり打ってる、そんな感じですね！
秋山選手なんかはリードオフですから、初球から打たれるとかなりショック大きいですよね。
こういうところが今シーズン優位に戦えた理由かもしれませんね！

さて、では２ストライクと追い込まれるとどうでしょう…？！
オリックス
吉田正尚242打数60安打　4本塁打　22打点　打率.248

ひとりぼっちになってしまいました…笑
ちなみに、記事の方では.240以上の成績を残してる選手をピックアップしてるそうです！

そして２ストライクと追い込まれるとなるほど！と思うメンツが並びます。
近藤健介300打数86安打　1本塁打　28打点　打率.287
島内宏明269打数66安打　5本塁打　24打点　打率.245
森友哉242打数60安打　3本塁打　37打点　打率.248
荻野貴司231打数60安打　5本塁打　18打点　打率.260

２ストライクに追い込まれるとピンチ…
２ストライクに追い込んだらもうあと一息

とういう状況になりますから、ここで結果を出せる選手はやっぱり印象に残りますね！
追い込まれても結果が出せる、ということは
あまりカウント関係なくしっかり球が見れてるってことですね。
そうなると今度苦しいのはバッテリーですよね。
ギリギリのゾーンって投手的には有利だけど、でも不利でもあります。
ギリギリを攻めるって簡単にいうけど難しい事なんですよ。意識しすぎると結局ボールになることもありますから。
もっというとギリギリのはずがストライクゾーンに…なんてこともありますからね。
この局面で結果の残せる打者、やっぱり一流ですね！

さて、では１ストライクの時どうなるか見てみましょう！
ロメロ61打数28安打　7本塁打　17打点　打率.459
中川圭太115打数47安打　2本塁打　14打点　打率.409
宗佑磨43打数17安打　1本塁打　8打点　打率.395
佐野皓大24打数10安打　0本塁打　3打点　打率.417
マレーロ31打数12安打　0本塁打　7打点　打率.387

抽出条件は打率.380以上とのこと！
あらあらあら…五人も！
中川、宗、佐野がランクイン！
佐野は終盤ちょっと輝くものがあれだったので印象薄いかもしれませんが
中川と宗は印象残ってる人も多いのでは？！
マレーロが結構意外でした！

このカウントで成績残す打者が多いということは…
ひとつチーム方針があったかもしれませんね。
バファローズの打者って…初球からきっちり仕留められる選手誰かいる？
と聞かれて誰かすぐ出ますか？自分は出ませんね…笑
それがバファローズの代打が弱い理由でもあるかもしれません。

代打の鉄則は初球をきっちり叩くことなのですが…
それがうまくいく例あんまりないですね。
印象ですが、ちゃんと打ててたのは小島くらいかな？

まぁそんなわけで初球凡打になってしまうなら
"まず初球はしっかり見る"という方針があるかもしれませんね。
打席の中でしっかり投手の球筋見て打席の中でしっかりタイミングを合わせて…というような。
なので実際正尚の打席見てると、案外初球甘く入ってきててもスルーすることがあります。
まぁこれは狙い球と違うからあえてのスルーっていうのもあるかもですが。

この記事内の条件ではバッティングカウント、2-1or3-1での場面ということです。
ということはこの時点で最低３球は球を見てることになりますね。
そこで入ってきた甘い球をきっちり仕留める、と！
ただこれもセンスがないとできないことですけどね。
実際名前上がってる選手はみんなセンスあるメンツですから！

ロメロはここでもノミネートされてるってことは…
追い込まれるまではちゃんと球見れてるってことなんでしょうかね。
さらにいうと…２ストライクになったらちょっと絶望しちゃうかも。。。なんて笑

ちなみに番外編ですが
若月さんは3-1のカウントで.400も打ってます！
打数は秘密ですけどね！
普段からカウント作って勝負してる人なので
打席の中でもそんなこと考えながらやってるのかもしれませんね！
もっというと、ストライクが来る！と思ってストライク来てくれたら打てるんでしょうか？

さらに1-0のカウントで.300打ってます！
バッテリー的にボール先行にしたくないところなので
次の球はきっとストライク！と思っての事でしょうか。
それか、チーム方針の通り初球は見るようにしてるんですかね！

なるほど、若月さんはボール先行になってからの打席に強いのか！
と思って2-0での結果見てみました！
3-0のカウントは基本的に仕留める自信のない選手は見逃すのがセオリーですからね。参考記録なので見ません！
2-0の結果はなんと！".000"！

面白い記事を読ませて頂きました。
来年はもうちょっとこういう細かいところのデータなんかも頭に入れておきたいですね。
もちろんデータ偏重にならない程度に！

バファローズ、全然打てないのは成績としても出てるし
印象としてもそうなんですが、局所的に見るといい打者出てきてるんですね！
これはまた来年が楽しみですね！今後の成長に期待しましょう！
これからオリックスは強くなります！

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冒頭でも書いていますが、

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