2016年09月16日
交響曲第3番「カラー・シンフォニー」〜フィリップ・スパーク作品集
今週のテレビ情報で、明日午後7:56〜「世界一受けたい授業」が抜けておりました。
昨今話題の藤重佳久先生が講師として登場するそうです。
フィリップスパークの作品です。
現在CDが楽天もamazonも売り切れ状態、再入荷待ちの状態です!
交響曲第3番「カラー・シンフォニー」
〜フィリップ・スパーク作品集
・演奏団体:
ライブツィヒ放送吹奏楽団 1
名古屋芸術大学ウィンドオーケストラ 2〜4
オランダ王国陸軍バンド“ヨハン・ヴィレム・フジョー 5、6
ドイツ国防軍コンサート・バンド 7
・指揮者:
トーマス・ドス 1
ヤン・ヴァンデルロースト 2、4
竹内雅一 3
ベルト・アッぺモント 5
エリク・ヴァンデコルク 6
クリストフ・シャイプリング 7
・発売元:アングロ・ミュージック (Anglo)
・発売年:2016年
<商品紹介> (Bandpowerより引用)
「ドラゴンの年」「オリエント急行」「宇宙の音楽」「ウイークエンド・イン・ニューヨーク」など、ウィンドの世界を興奮させるイギリスの作曲家フィリップ・スパークの作品集!!
メイン・プロは、2014年11月、委嘱者であるドイツのシンフォニック・ブラスオルケスター・ヴェーデルが初演し、2016年1月、タッド・ウインドシンフォニーによる東京での日本初演も圧倒的成功を収めた交響曲第3番『カラー・シンフォニー』だ!!
演奏者は、クリストフ・シャイプリング指揮、ドイツ国防軍コンサート・バンド!
2015年のセッション・レコーディングで、これがこのシンフォニーの世界初CDとなる!
音や文字から色を感じたり、物の形に味覚を感じたりするという、ごくごく一部の人にみられるシナスタジア(共感覚)と呼ばれる知覚現象の中でも、聴いた音に色がついて聞こえるという“サウンド・カラー共感覚(色聴)”からアイデアを得た5楽章構成のシンフォニーで、各楽章には、以下のように、“ホワイト”、“イエロー”“ブルー”、“レッド”、“グリーン”と、5つの色(カラー)が小題として付けられている。【第1楽章:ホワイト】
オープン・ハーモニーとピュアな各楽器の音色がこの楽章を特徴づける。ホルンがクッキリとした質感の音楽に対置するようにCメジャー(ピアノの白鍵)の内に解決する長いソロを演奏し、やがて全合奏のクライマックスに到達。牧歌的間奏が、静かなエンディングをもたらす雰囲気の高まりへと導く。とても美しく、感動を呼び起こす繊細なタッチの楽章だ。
【第2楽章:イエロー】
高音域の各楽器がフォーカスされ、音色と気分の両方で、明るさと太陽の光の感覚を表現する。旋律的なモチーフは短く、主音と音域を頻繁に変えながら、言い争うように音楽を前進させていく。短旋法の長い旋律が少し現れるが、曲を閉じるため、すぐ太陽の光が戻ってくる。
【第3楽章:ブルー】
木管楽器、打楽器、弦楽器だけで演奏される楽章。ジャズの“ブルース”の意味合いはないが、“ブルー”の単語がしばしば思い起こさせる静寂と荒廃の絶え間ない感覚を想像させる。長いクラリネットのコラールは、弦楽器、ハープ、ピアノに割り当てられることによってエコーが加えられる。静かな展開の中に、さまざまな楽器のソロが浮かび上がる特徴的な楽章だ。
【第4楽章:レッド】
金管楽器と打楽器のための楽章。前楽章同様、かつての「ダンス・ムーブメント」と同じ発想だ。金管のためのほとんどの書法がもつ積極性と楽観性を表す“色”として“レッド”が提示される。さまざまな金管ファミリーが個別にフィーチャーされ、エネルギッシュなフーガ風のパッセージと鳴り響くファンファーレによって1つにまとめられる。リズミカルなパーカッションにのって、金管が自在にその存在感を示す力感のある楽章だ。
【第5楽章:グリーン】
終楽章では、“緑豊かで、肥沃さをもち、活気に満ちた”という意味をもつ“自然”から導かれた用語“グリーン”が扱われる。ここまでの楽章とは異なり、多種多彩な組み合わせでウィンドオーケストラに使われる楽器の音色を混ぜ合わせることで、むしろ原色より豊かに構築されていく。ドライブ感とエネルギーに満ち、この楽章は、性格的にまるでダンスのようで、活気づく木管楽器と高らかに鳴り響く金管楽器のファンファーレによって、勝利するように幕を閉じる。
低音木管楽器だけでなく、ハープ、ピアノ、チェロを含め、ウィンドオーケストラのありとあらゆる楽器の可能性をすべて活かして欲しいという委嘱者のリクエストにより、各楽器は音楽を描く豊かな“音のパレット”の上のツールとして扱われる。
2010年の交響曲第2番「サヴァンナ・シンフォニー」などとともに、異次元を感じさせる作品だ!
「カラー・シンフォニー」以外では、『サウスエンド・セレブレーション』、『3つのワシントンの彫像』、『そしてなお、スピリット』がアングロ盤としては初出!
『サウスエンド・セレブレーション』は、イギリスのサウスエンド・ウィンド・オーケストラの10周年のために書かれた曲で、2013年3月、作曲者の指揮で初演された。明るくウキウキとしたお祝い気分に満ちた作品で、雄大なファンファーレのイントロに導かれ、スピード感あふれる展開は、間違いなくくすべてのスパーク・ファンに喜ばれるだろう。
『3つのワシントンの彫像』は、アメリカ陸軍バンドの委嘱作で、曲は、ワシントンD.C.にあるリンカーン、キング牧師、デューク・エリントンの3つの彫像をテーマとする連続して演奏される3つの部分で構成される。威厳に満ちた音楽に始まり、崇高で美しい中間部の後、ジャジーな展開でエンディングを迎える変化に富んだ音楽がとても愉しい!
『そして、なお魂が』は、2003年の「スピリット・オブ・ザ・セコイア」をリメイクした新バージョンだ。セコイアの木の生涯をテーマとした原曲は、その後世界中で演奏されるようになったが、原曲の委嘱者が、亡くなる直前まで、より青少年たちにも親しまれる易しいリメイク版を欲していたことから、新しく書き直された。クラシックにも使われるメロディーの引用があり、とても親しみやすい。
アルバムには、その他、『記念日のための序曲』、『輝く雲にうち乗りて』、『知られざる旅』など、スパークの切れ味鋭い多面性を感じさせる近年作も収録!!
スパーク・ファンには見逃せないアルバムが、ここにまた1枚登場した!!
<収録曲>
1. 記念日のための序曲 【7:37】
→楽譜購入
2. 輝く雲にうち乗りて〜賛美歌“ヘルムズリー”による幻想曲 【6:00】
→楽譜購入
3. 知られざる旅 【11:28】
→楽譜購入
4. サウスエンド・セレブレーション 【8:25】
→楽譜購入
5. 3つのワシントンの彫像 【8:47】
→楽譜購入
6. そしてなお、スピリット 【8:15】
7. 交響曲第3番「カラー・シンフォニー」 【25:53】
I)第1楽章:ホワイト【6:04】
II)第2楽章:イエロー【4:05】
III)第3楽章:ブルー【7:18】
IV)第4楽章:レッド【3:43】
V)第5楽章:グリーン【4:43】
→スコアのみ購入
→楽譜購入
昨今話題の藤重佳久先生が講師として登場するそうです。
フィリップスパークの作品です。
現在CDが楽天もamazonも売り切れ状態、再入荷待ちの状態です!
交響曲第3番「カラー・シンフォニー」
〜フィリップ・スパーク作品集
・演奏団体:
ライブツィヒ放送吹奏楽団 1
名古屋芸術大学ウィンドオーケストラ 2〜4
オランダ王国陸軍バンド“ヨハン・ヴィレム・フジョー 5、6
ドイツ国防軍コンサート・バンド 7
・指揮者:
トーマス・ドス 1
ヤン・ヴァンデルロースト 2、4
竹内雅一 3
ベルト・アッぺモント 5
エリク・ヴァンデコルク 6
クリストフ・シャイプリング 7
・発売元:アングロ・ミュージック (Anglo)
・発売年:2016年
<商品紹介> (Bandpowerより引用)
「ドラゴンの年」「オリエント急行」「宇宙の音楽」「ウイークエンド・イン・ニューヨーク」など、ウィンドの世界を興奮させるイギリスの作曲家フィリップ・スパークの作品集!!
メイン・プロは、2014年11月、委嘱者であるドイツのシンフォニック・ブラスオルケスター・ヴェーデルが初演し、2016年1月、タッド・ウインドシンフォニーによる東京での日本初演も圧倒的成功を収めた交響曲第3番『カラー・シンフォニー』だ!!
演奏者は、クリストフ・シャイプリング指揮、ドイツ国防軍コンサート・バンド!
2015年のセッション・レコーディングで、これがこのシンフォニーの世界初CDとなる!
音や文字から色を感じたり、物の形に味覚を感じたりするという、ごくごく一部の人にみられるシナスタジア(共感覚)と呼ばれる知覚現象の中でも、聴いた音に色がついて聞こえるという“サウンド・カラー共感覚(色聴)”からアイデアを得た5楽章構成のシンフォニーで、各楽章には、以下のように、“ホワイト”、“イエロー”“ブルー”、“レッド”、“グリーン”と、5つの色(カラー)が小題として付けられている。【第1楽章:ホワイト】
オープン・ハーモニーとピュアな各楽器の音色がこの楽章を特徴づける。ホルンがクッキリとした質感の音楽に対置するようにCメジャー(ピアノの白鍵)の内に解決する長いソロを演奏し、やがて全合奏のクライマックスに到達。牧歌的間奏が、静かなエンディングをもたらす雰囲気の高まりへと導く。とても美しく、感動を呼び起こす繊細なタッチの楽章だ。
【第2楽章:イエロー】
高音域の各楽器がフォーカスされ、音色と気分の両方で、明るさと太陽の光の感覚を表現する。旋律的なモチーフは短く、主音と音域を頻繁に変えながら、言い争うように音楽を前進させていく。短旋法の長い旋律が少し現れるが、曲を閉じるため、すぐ太陽の光が戻ってくる。
【第3楽章:ブルー】
木管楽器、打楽器、弦楽器だけで演奏される楽章。ジャズの“ブルース”の意味合いはないが、“ブルー”の単語がしばしば思い起こさせる静寂と荒廃の絶え間ない感覚を想像させる。長いクラリネットのコラールは、弦楽器、ハープ、ピアノに割り当てられることによってエコーが加えられる。静かな展開の中に、さまざまな楽器のソロが浮かび上がる特徴的な楽章だ。
【第4楽章:レッド】
金管楽器と打楽器のための楽章。前楽章同様、かつての「ダンス・ムーブメント」と同じ発想だ。金管のためのほとんどの書法がもつ積極性と楽観性を表す“色”として“レッド”が提示される。さまざまな金管ファミリーが個別にフィーチャーされ、エネルギッシュなフーガ風のパッセージと鳴り響くファンファーレによって1つにまとめられる。リズミカルなパーカッションにのって、金管が自在にその存在感を示す力感のある楽章だ。
【第5楽章:グリーン】
終楽章では、“緑豊かで、肥沃さをもち、活気に満ちた”という意味をもつ“自然”から導かれた用語“グリーン”が扱われる。ここまでの楽章とは異なり、多種多彩な組み合わせでウィンドオーケストラに使われる楽器の音色を混ぜ合わせることで、むしろ原色より豊かに構築されていく。ドライブ感とエネルギーに満ち、この楽章は、性格的にまるでダンスのようで、活気づく木管楽器と高らかに鳴り響く金管楽器のファンファーレによって、勝利するように幕を閉じる。
低音木管楽器だけでなく、ハープ、ピアノ、チェロを含め、ウィンドオーケストラのありとあらゆる楽器の可能性をすべて活かして欲しいという委嘱者のリクエストにより、各楽器は音楽を描く豊かな“音のパレット”の上のツールとして扱われる。
2010年の交響曲第2番「サヴァンナ・シンフォニー」などとともに、異次元を感じさせる作品だ!
「カラー・シンフォニー」以外では、『サウスエンド・セレブレーション』、『3つのワシントンの彫像』、『そしてなお、スピリット』がアングロ盤としては初出!
『サウスエンド・セレブレーション』は、イギリスのサウスエンド・ウィンド・オーケストラの10周年のために書かれた曲で、2013年3月、作曲者の指揮で初演された。明るくウキウキとしたお祝い気分に満ちた作品で、雄大なファンファーレのイントロに導かれ、スピード感あふれる展開は、間違いなくくすべてのスパーク・ファンに喜ばれるだろう。
『3つのワシントンの彫像』は、アメリカ陸軍バンドの委嘱作で、曲は、ワシントンD.C.にあるリンカーン、キング牧師、デューク・エリントンの3つの彫像をテーマとする連続して演奏される3つの部分で構成される。威厳に満ちた音楽に始まり、崇高で美しい中間部の後、ジャジーな展開でエンディングを迎える変化に富んだ音楽がとても愉しい!
『そして、なお魂が』は、2003年の「スピリット・オブ・ザ・セコイア」をリメイクした新バージョンだ。セコイアの木の生涯をテーマとした原曲は、その後世界中で演奏されるようになったが、原曲の委嘱者が、亡くなる直前まで、より青少年たちにも親しまれる易しいリメイク版を欲していたことから、新しく書き直された。クラシックにも使われるメロディーの引用があり、とても親しみやすい。
アルバムには、その他、『記念日のための序曲』、『輝く雲にうち乗りて』、『知られざる旅』など、スパークの切れ味鋭い多面性を感じさせる近年作も収録!!
スパーク・ファンには見逃せないアルバムが、ここにまた1枚登場した!!
<収録曲>
1. 記念日のための序曲 【7:37】
→楽譜購入
2. 輝く雲にうち乗りて〜賛美歌“ヘルムズリー”による幻想曲 【6:00】
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3. 知られざる旅 【11:28】
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4. サウスエンド・セレブレーション 【8:25】
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5. 3つのワシントンの彫像 【8:47】
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6. そしてなお、スピリット 【8:15】
7. 交響曲第3番「カラー・シンフォニー」 【25:53】
I)第1楽章:ホワイト【6:04】
II)第2楽章:イエロー【4:05】
III)第3楽章:ブルー【7:18】
IV)第4楽章:レッド【3:43】
V)第5楽章:グリーン【4:43】
→スコアのみ購入
→楽譜購入
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