ずっと読みたかった又吉先生の「火花」を読みました
感想
・ 強烈なキャラの神谷さんに、最後までついていけなかった。
・ 主人公の徳永と神谷さんのかけあいを見て、何がおもしろいのか、よくわからなかった。
・ 私が神谷さんキャラにドン引きしてるせいか、徳永が神谷さんを敬い慕う気持ちがよくわからなかった。
・ 随所で神谷さんにくっつく女性が出てくるけど、その場面が温かかった。
・ が、ダメんずに尽くしていることが、「けなげ」な扱いが嫌だった。(女性としては、早く別れろ、と思いながら読んでいた)
・ 徳永のラストライブのシーンが良かった。文字だが臨場感があった。
・ 花火に始まり、花火に終わるのに、タイトルは「火花」なんだ・・(言葉ねじらたギャグ?)
・ 神谷さんは、なにかダメな方へダメな方へ行くのに、自分のやりたいようにやっているので、ある意味幸せだと思う。
・ (ネタばれします)なので、最後、豊胸して皆を笑わせたいなら、徳永に説教されて涙せずに、「え〜、なんでそんな深刻になるん?」って笑い飛ばしてほしかった。
・ 大胆で繊細でという、人間の難しいドロっとした心理描写が多かった。
・ そういった複雑な心理描写があるからこそ、芸人のかかえる悲喜こもごもを強烈に感じるのかもしれない。
・ せっかくの小説だけど、漫画、映写された方が、キャラが生きるのではないかと思った。
さっくりとあらすじ
・ 売れない芸人の徳永は、天才肌の先輩芸人・神谷と出会い、師と仰ぐ。
↓
・ 飲んでは神谷がおごってくれて、二人で過ごし、語らっていた。
↓
・ 徳永は若干売れ始め、神谷はたいして売れないが、芸のスタンスは変えず。
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・ 徳永はいろいろありコンビ解散。神谷は失踪。
↓
・ 二人再開して・・
ドラマ版の評価が高いです
見てみたいですね。
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私のイメージする徳永は、オードリー若林(笑)
話し方がボソボソっとしてそうなので。
読んで、ドン引きばかりしてしまいましたが、なぜか、余韻が残る小説「火花」。
読んだら、芸人さんたちが眩しく見えます。
読んだら、芸人さんたちが眩しく見えます。
楽天ブックスで購入できます。感想が多いですね。
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