さて、県立高校入試まで「あと40日」となりました。高校入試の手前で頑張っている皆さん、毎日「わかる」・「できる」・「知っている」は増えていますでしょうか?
今回は「高校入試の向こう側」というテーマで書いてみます。
今日は「学校が休み」ということで、高専1年の会員が14時から定期考査の勉強をしに来てくれました♪
「高専に合格できた。つまり大学入試がないんだから、塾なんか通わなくていいじゃないの?」とお思いの保護者さんもいらっしゃると思います。たしかに「大学入試がない高専の子どもを教えている塾」はほんとうに少ないです。
でも、知っておいてください。
高専は、学業不振で、5年で卒業できない子どもが3割(1クラスに10名)程度いるのです…。彼らの多くは「学び」を甘く見ていた、もしくは「自分の学力」に合っていない高校に合格してしまったのです。
この会員は、中3でスタップに入会したとき、「基礎的な知識」が大幅に足りていませんでした…。よその塾の悪口は言いたくありませんが、よく「前の塾では、それをどのように教えてもらっていたの?」と聞いていたほどです。
当初は「高専なんて絶対に無理だろうな」と思っていましたが、この会員はウチに入会してから「勉強のしかた」を変えてくれました♪
・「知っていること」・「知らないこと」を明確にして、どんどん質問してくれました。
・授業曜日以外も教室に来て、ドリル受講生の合間を縫って質問してくれました。
・質問したことを家庭学習で復習し、知識を積み上げてくれました。
そして、高専の合格発表の日。合格者一覧の中に受験番号がありました♪
合格が決まった後も、スタップを続け、高専で学ぶ数学(三角比・2次関数)と物理(力と運動方程式)の予習をし、最初の定期テストで上位に入りました♪
子:私、ギリギリで合格できたから、絶対「40人中の30番以上」だと思っていました♪
私:いや。原理・原則を理解できていたから、大丈夫だと思っていましたよ♪
同じクラスには、「〇〇は落としても卒業できる」とか「△△先生はレポートで合格させてくれる」などと「職人への道」を甘く考えている子どもがいるそうですが、高専で学ぶ知識は、そのまま就職先で使う知識になります!
そして、その知識で「まだ見ぬ誰か」を助けられるのです ^∀^b
スタップドリルの中に、数学の線形代数(行列)と三角比の正割(sec/セカント)、余割(cosec/コセカント)、余接(cotan/コタンジェント)がないので、高2までしかお手伝いできませんが、高専2年内容(数Ⅲ・物理)までの「学びかた」がわかれば、その先は、私がいなくても大丈夫です♪
この春、高専を卒業するスタップ卒業の先輩たちは、ちゃんと5年で卒業して、「大手機械会社Mへの就職」と「専攻科への進学」という道に進んでいます。
高校入試は「通過点」です。
「1月は行く」、「2月は逃げる」と言います。受験生の皆さん、「高校入試の向こう側は、こっち側以上の努力が必要になる」ということを忘れず、毎日を積み上げてください!
スタップ首藤
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