小学生から高校生までを1人で教えているので、私は「次に繋がる教え」を心がけています。だから…、
中1数学の「比例」を教えるときに、比例定数(a)を「y/x」とは教えす、「yの増加量/xの増加量」つまり「変化の割合」で教えます。
なぜか?
中2で「1次関数」を学ぶときに「y/x」ではなくなるからです!
余談ですが、この「a」は曲者(くせもの)です。
・比例(y=ax)では「a=比例定数」
・反比例(y=a/x)でも「a=比例定数」
・1次関数(y=ax+b)では「a=変化の割合(傾き)、b=切片」
・2乗に比例する関数(y=ax∧2)」では「a=比例定数」
・2次関数(y=ax∧2+bx+c)では「aもbもcも定数」
と「名前」が変わるのですから、比例で躓いた子どもはめちゃくちゃになりますよね…。
だから、私は「答えが出ればいい」というような教えかたはしません ^∀^b
・言葉を教える。
・ルールを教える。
・これからどうなるのか教える。
わけもわからず「答えを出すこと」にエネルギーを注ぐより、「今やっていることが、近い未来どう変わっていくのか」を知ったほうが「やる気」も出ますよね♪
スタップ首藤