私は、子どもに「気になることがあったら、何でも質問してください!」と声をかけています。それは…、
@子どもの「躓き」を見つけ、治療するため。
A私が気づいていない「疑問」を教えてもらうため。
この2つの目的があります。
36年間も塾講師をやっていますが、「私が気づいていない疑問」がたくさんあります。それに気付いてくれた子どもから教えてもらうのです♪
今まで、多くの疑問を教えていただきました♪
<例>
@どうしてI(私は・私が)は文の途中でも大文字なのか?
The book I bought was interesting.
I はyou・he・she・it と同じ代名詞ですので、I だけ特別扱いですよね?
1文字の英単語は、a(1つの・とある)とI(私は・私が)しかありません。話者であるIが小文字(i)だと、目立たないからです。
A「go to 場所」・「come to 場所」で、場所がthere(そこ)・here・home のときは「to」を付けないのはなぜですか?
Let’s go there.
これは方向を表す前置詞「to」が「動かない場所」・「はっきりした場所」にしかつけられないからです。ここでは、「home」という単語の意味も重要です。「house」は「一戸建ての家」を、「home」は「家族が一緒に暮らす場所」を表していますから、「go to your house」はできますが、「go to your home」はできません。ちなみに「go home」の「home」は「there」・「here」と同じ「副詞」です。
【教えながら賢くなる】
子どもに何かを教える仕事で大切なことは、「子どもから何かを気付かせていただくこと」です♪
・自分の教えかたはわかりやすいか?
・もっといい説明のしかたはないか?
「子どもに気付かせてもらったことが、来年・再来年の子どもにも役立つ」なんてことは、よくある話です♪
だから、何でもいいから感じた疑問をぶつけて、共に賢くなりましょう ^∀^b
スタップ首藤
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