昨日・今日と、まるで真冬に戻ったような寒さですね。ヒートテックじゃ足りないくらいです><
「春は名のみの、風の寒さや〜♪」という歌(早春賦)もありますが、着実に「春」は近づいていることを信じて過ごしていきましょう♪
さて、今日は中1数学の「正負の数の加法」について書いてみます。ここで躓くと、なかなか取り返すのが大変です…。
【例題】
(1) (+3)+(ー5) を読みなさい。
(2) (1)はどういうことを表していますか。
(3) (1)を計算しなさい。
【答え】
(1) かっこプラス3 かっことじ たす かっこマイナス5 かっことじ。
※何でもかんでも「プラス」・「マイナス」と読んでいる教員・塾講師さんがいらっしゃいますが、( )+( )は「たしざん」ですから、「+」は「たす」と読んだほうが伝わりやすいです。
(2) (+3)と(ー5)をたす(加える)という意味。
(3) ー2
【どっちがどれだけ強いか?】
「正負の数の加法」で定着させておきたいことは、「数字」ではなく「符号」を見ることです。
正+正=正、負+負=負 はわかりやすいですが、正+負 は「絶対値の大きいほうの符号になる」というところで躓く子どもが少なくないです。
※絶対値=数直線上の0(原点)からの距離
上の (+3)+(ー5) の場合、+3の絶対値は3、ー5の絶対値は5 ですから、答えは絶対値が大きいほうの「ー」になることがわかります。あとは、「どれくらい強いか」を引き算で考えます。
(+3)+(ー5)
=ー(5−3)
=ー2 ⇒負のほうが2強い!
私は、これを白と黒のカード(アルゴのカード)を使って教えます。
白いカード=正の数、黒いカード=負の数 とすると、(+3)+(ー5) は…、
「黒いカード(負)のほうが2強い」ということが理解できれば、答えが「ー2」であることがわかりますね♪
【確認】
上と同じように、白いカード=正の数、黒いカード=負の数 とすると、次の場合の「足し算の式」と「答え」を書きなさい。
(1)
(2)
【答え】
(1) 式 (ー8)+(+7) 答え ー1
(2) 式 (ー4)+(+5) 答え +1
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正負の数の計算は、このあと減法、( )はずしの計算、かけ算、わり算、四則混合 となっていきます。
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