ウチは、小中学生(全教科)から高校生(数物化英)までを1人で指導している小さな塾です♪
「学び」はすべて「1つ1つ積み上げていくもの」です。例えば…、
【問題】
震源から51km離れたA地点で主要動が8時24分58秒に始まり、震源から68km離れたB地点で同じ地震の主要動が8時25分3秒に始まりました。この地震の主要動の速さは何km/秒ですか。また、この地震が発生した時刻を求めなさい。
<解きかた>
まず「速さ(km/秒)=距離(km)÷時間(秒)」を使うのですが、2地点の場合は「2地点の距離の差(km)÷2地点の時間の差(秒)」でも求められることを知っておかねばなりません。
次に、2地点の距離の差=68−51=17kmですが、時間の差=8時25分3秒ー8時24分58秒の計算ができない子どもがいます。これは、8時25分3秒を8時24分63秒に変えて引き算をして5秒です。
これで、17÷5=3.4km/秒が求められますが、ここでは「小数の割り算」ができることが大切です。
次に発生時刻です。3.4km/秒の主要動がA地点に届くまでの時間は、51(km)÷3.4(km/秒)=15秒ですから、A地点に主要動が届いた時刻から届くまでにかかった時間を引いて、8時24分58秒ー15秒=8時24分43秒と求められます。
このように、中1理科の「地震の速さ」の問題を解くには、@時刻と時間、A長さの単位、B小数の割り算、C速さ(すべて小学校内容)が理解できていなければなりません…。
これらを理解できていないまま板書を書き写しても、できるようになりませんよね…。
だから、私は「躓いたところから積み直す塾」を始めたのです♪
・パート・アルバイト講師を雇わない。
・分教室は作らない。
・やる気のない子は入塾させない。
これは、私自身が「納得のいく仕事」をしたいからです ^∀^b
スタップ首藤
【このカテゴリーの最新記事】