2022年02月15日
縁結びの神様G古事記を彩る姫たち美と智慧の両方で、男どもをメロメロに
縁結びの神様G古事記を彩る姫たち美と智慧の両方で、男どもをメロメロに
そもそも天照大御神(アマテラス)が
最高神として描かれている
古事記の世界。だから女性が強いはず。
しかし女性で章立てされているのは、
アマテラスのほか、息長帯比売命
(オキナガタラシヒメめ=神功皇后)だけなの。
その点では、古事記はやはり
男性優位になっているのは事実です。
しかし、
古事記がロマンス・オペラとするならば、
男だけでは物語は成立しません。
女性も活躍していただかなくては。
実際、古事記には
魅力的な女神様様が
数多く登場しています。
そういうわけで
「縁結びの神様」として、
魅力あふれる姫神たちを紹介しますね。
古事記をロマンス・オペラとするのは
「和歌」がセリフとして
使用されているから。
姫神様たちには
歌が残っていなかったり、
セリフが少なかったり。
「お名前」だけの女神様もいるけれど
「それだけでも重要な神様キャスト」
と思います!
1.櫛名田比売(クシナダヒメ)はスサノオの妻で紹介済み!
高天原を追放された
建速須佐之男命(タケハヤスサノヲ)
が出雲に降り立ち出会った美女神でしたね。
2.八上比売(ヤガミヒメ)もオオクニヌシの妻で紹介済み!
因幡(鳥取県東部)に住む美女神で、
その辺りでは、結婚したいNO.1女性。
八十神たちが求婚しますが、
彼女が選んだのは八十神たちの弟
大国主命オオクニヌシだったから
神様殺人事件に発展しましたね!
3.須勢理毘売命(すせりびめ=スセリ)オオクニヌシの妻で紹介済み!
八十神に2回も殺された
オオクニヌシが、今後
どう対処するかを祖先のスサノヲに
相談に行くときに出会った美女神。
スサノヲの末っ子愛娘で、
オオクニヌシは彼女をゲットするのに
「勝手に結婚事後承諾」になって
スサノオを激怒させましたね!
4.沼河比売(ヌナカワヒメ)オオクニヌシの妻で今から紹介!
オオクニヌシが越の国の沼河
(こしのくにのぬまかわ=糸魚川市)
に美女神がいると聞いて
出かけて行って得た美女神。
まぁ、神々は一夫多妻制とはいえ、
オオクニヌシのモテっぷりは
ちょっと半端ないわね!
日本初の愛の歌とその返歌。
その内容が
「初」とは思えない大胆さなんです!
ヒスイの勾玉を持った女神様!
この4番目に登場する
オオクニヌシを翻弄した沼河比売
(ヌナカワヒメ)のことは続きでね!
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