2022年07月20日
『キングダム』山の神とは、口うるさい妻をいう俗語。
『キングダム2』観に行かねば!
ふだん「ねば」は捨てていますが、(笑)
映画とかイベントは別!
『キングダム2』の前に、復習しておこうと
昨夜は『キングダム』を見ていました。
山の民の王様、楊端和(ようたんわ)は、強かった!
戦うことが好きなんだなぁ
「我らは少々荒々しいぞ!」と言い切ったように、
血まみれ、血しぶき、ヘッチャラさ、のキャラです。
戦闘シーンでは弓で次々と射貫かれて「死んじゃった」
と思われる兵士たちが、もう全滅という土壇場で、
何ごともなかったように立ち上がって、
全然戦闘力が落ちていない。
これこそ、潜在能力を全開しちゃった
ブレークスルーですよね?
死んだと思えば「死ぬ」し、
生き延びて「戦う」と思えば「戦える」
まさに、肉体だけで生きてるわけではない、
イエス・キリストやオオクニヌシのように
「何日かかかって生き返る」復活ではないの。
不死身というカンジね!
ともかく「負けない」と思ったら「負けない」という
「言霊利用」の極地・極限と思って、
斜め下45度から観たことをお伝えします。
山の神は文字通り、山を守り、支配する神
「山神」のことであった。
山神は、女性神として信仰されることが多く、
恐ろしいものの代表的存在であったことから、
中世以降、
口やかましい妻の呼称として「山の神」と
言われるようになった。
『古事記』には、
大山津見神(おほやまつのかみ)の娘
石長比売(いはながひめ)が、山の神の
一員であったという説話があり、
その説話に基づくとする説もある。
しかし、山神信仰は上代からあり、
個の具体的な話に断定できるものではない。
山神信仰全体から見て、
「恐れられた神」「女神」であったことを
主に考えるのが妥当です。
そういう点では、楊端和はピッタリだし、
私は神功皇后を思い出しました!
『キングダム2』では「蛇甘平原の戦い」で、
平原ですから出番はないようですが、
また新しい見どころは満載なので私的にはOKです。
『キングダム』で
王座奪還の決め手となったのは、
左慈と信の宮廷内での一騎打ち。
左慈はドリーマー「信」を、殺す役目ですが、
人生にニヒルに飽きちゃってる絶望キャラ。
夢見たりする甘っちょろいガキは
さっさと始末してやるわ!
という気迫はすごかった。
この左慈、
殺し方が残虐すぎるといわれる男ですが、
残虐さを見せつけて
「戦いのバカバカしさ」を見せつけている
とも考えられます。
左慈の
「戦場には夢なんかない、甘ったれるなガキ!」
というセリフ、ドリームキラーですよね!
殺し方が残虐すぎると将軍をやめさせられ
「人斬り役」となるも、冷静沈着、
何も面白くない絶望の人。
左慈は、ドリームキラー役だったけど、
信に負けちゃったから、
ドリームキラーは殺されちゃった。
結果的には
「もういないよ、ドリームキラー。
存分に夢見ていいぞ!」役になってしまったのでした。
私としては
「名前」を読み取らなきゃ気が済まないので・・・
左慈の名前:
「左」は左手の形で、左の最初の形です。
「工」は神に仕える人が持つ
まじないの道具(呪具)です。
神は奥深く暗いところに隠れているので、
その神のたすけをえるためには、
神のいるところを尋ねあてなければなりません。
そのために左手に神を呼びよせる
おまじないの道具の工を持ち、祈って
神のいるところを尋ねることを示しているのが
左の字です。
右が神を呼びよせる
祈りの文を入れた器の口を右手に持って、
神のいるところを尋ねるのと同じように、
左も神をたずねる方法を表している字です。
「左」は左手に「工」を持つ形ですから、
「ひだり」の意味に使います。
左と右はもと神に祈る行動でしたが、
のち人のために祈ることから、
左と右にはともに「たすける」という
意味もあります。
尋(たずねる)という字は、
もとは探の形に作ります。
左と右を上下に組み合わせた字が(じん)で、
尋ね人のように、
人をたずねるという意味に使われますが、
神のいるところを「たずねる」というのが
もとの意味です。
「慈」は
会意兼形声文字で破字すると茲+心。
「並び生えた草の象形と2つの糸の象形」
「草・木が増える」の意味と「心臓」の象形から、
子を増やして育てる心を意味し、
そこから、「いつくしむ」を意味する「慈」
何とも皮肉ではありますが、
だれかを残酷に殺すことによって
「殺しは無益」と見せしめることによって
「闘争」より「逃走」を選んだ方がイイと
教えてるんですよね。
私もビビりなんで、現実は「逃走」タイプ、
でも、
怖いーって顔を覆った両手の指のすき間から
映画という作り物の「歴史スペクタクル」は
大好物かもしれません。(笑)
娯楽ですからね!
変なところばっかり見てはいますが・・・
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