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2019年11月22日

譲れない戦い・2

つづきです


そして、
先月10月中旬、
またメンテナンスの時期が来て再診に向かった。

その頃も、やはり噛んで噛んでも高いし、
夕方には、体の方が「合わせに」いっているのか随分落ち着くのだが
朝起きるたびに口の中がガチャガチャになっていたし、
メンテナンスの席でも、また、
歯科助手のお姉さんに
「どーしても下の腫れが気になります。しかも膿んできました」
と訴えることに。

歯科助手のお姉さんは毎回
「えっ、ここですか?どうしました?」と聞くので
「なんでカルテに残ってないの?」と思いながらも、数回目の
「実は一年前に左上に被せ物をしてもらい、
その翌日から左下が腫れて、
一年調整してもらっております」
という説明をして、
その時はテキパキ医師の指示により、別の先生に高さ調整してもらったのだった。


皆さまご存知の通り私は小心者で、
人に嫌われるのが怖いので、
ものすごい低姿勢で、
「すみません、私が上手く伝えられないばかりに」
とぺこぺこしているものの、
さすがに、「何度も修正してもらってます」と言えば
苦情のニュアンスを感じたのだろう、
今回は大幅に高さを下げてくれた。


だがしかし、
やはり翌日にはガチャガチャで、
確実にその辺りは高さが高くて
どこかに当たっていて、
でももう下げすぎて、何か変わったのだろう、
今まで噛まなかった舌を噛みまくり
これはどうにもならん、と、本当に毎日悲しく過ごしていた。

水商売で母が不在なのをいいことに
私は幼少期から歯磨きもせず寝て
小学生の頃から永久歯は何本もクラウンを被せられていた。
当時の歯科医療では「残す大切さ」なんて言われておらず
「歯医者は破壊者」
とさえ言われていた時代なので
片っ端から抜かれて、
高校時代にはすでに四箇所のブリッジ持ちだった。

だからこそ本当に
すごくすごく今、歯を大切にしていて
ここ十年はずっとメンテナンスしてきた。

それなのに、ここにきて
これなのだ。

またつづきます

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posted by からっぽ at 18:35| 自分のこと
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