昭和には暑い夏でも35度ぐらいが定番でした。
近年、そんな常識は覆され40度に達する日も普通になってきています。
昭和には熱中症よりも日射病を気を付けるように言われていました。
直射日光による体温の上昇を気を付けるように言われていたものです。
近年は日射病ではなく熱中症を気をつけようという警告が不通になりました。
では、熱中症とは体がどのような状態になるから危険になるのでしょう。
熱中症の種類
熱失神
気温の上昇で皮膚欠陥が拡張します。それによって血圧の低下が起こり脳への血流が悪くなることで失神を起こしてしまいます。
・めまい
・一時的な失神
・顔面蒼白
・脈が弱まる
熱けいれん
暑い日に汗を掻くことで水分以外に血液の塩分濃度が低下します。水分補給をしているだけの場合、このよう状況になり、足、腕、腹部の筋肉が痛みを伴うけいれんを起こします。
・筋肉痛
・手足がつる
・筋肉のけいれん
熱疲労
気温の上昇に伴い、汗を大量に描いたことで水分補給が間に合わず脱水症状になることで、倦怠感などが現れます。
・全身の倦怠感
・悪心、嘔吐
・頭痛
・集中力、判断力の低下
熱射病
体温が急激に上昇することにより中枢神経に異常をきたすことがあります。このような状態になると意識障害、やショック状態になることがあります。
・体温が高い
・意識の混濁、または意識がない
・言動がおかしい
・ふらつく
熱中症への対応
・このような状態になった時には熱中症が疑われるので、涼しい場所への移動、身体を冷やす、水分、電解質の補給をしましょう。
・症状が重度の場合には救急車を要請する必要があります。
熱中症に気を付ける時期
気温が上昇する夏に熱中症の患者は増加しますが、梅雨の晴れ間や梅雨明けの気温が急に上昇する時期にも注意が必要です。
体は暑さに対し徐々に慣れてくるものです。
それがいきなりの気温上昇で体温調節がうまくできないことから熱中症になりやすいとも言えます。
・気温がいきなり高くなった日、
・夏の始まり
・湿度が高い日
・無風の日
・日差しが強い場所
・照り返しが強いアスファルトなどの場所
・熱帯夜が続く日
・運動をしているとき
異常のようなときや場所には熱中症対策をした方が良いでしょう。
熱中症に特に気を付けるべき人!
同じ場所にいても熱中症になる人とならない人がいます。
では、熱中症になりやすい人はどのような人でしょう。
乳幼児
乳幼児はまだ体温調節がうまくできません。
そのためにいきなり体温がいきなり高くなるといった現象が起きやすくなります。
炎天下の散歩などはアスファルトに近い分、大人よりも照り返しがきついので注意が必要です。
なるべく涼しくなる時間帯での散歩を心がけましょう。
炎天下の車の中も注意が必要です。車内は思った以上に気温が上昇します。
どんなに短時間でも乳幼児や子供を車内に置いていくことはやめましょう。
高齢者
高齢になると身体の機能が低下します。
また、脂肪がつきやすいため体の中の水分の割合が少ないのです。
また、のどの渇きや暑さに対することも感覚が鈍くなり、気が付いたら熱中症になっていたという事も少なくありません。
喉が渇かなくても、定期的な水分補給や部屋などの気温は常備確認する必要があります。
また、高齢者が熱中症になると、その症状が重篤化することが多くなります。
他の気を付ける人
肥満傾向の人、体力のない人、体調が悪い人、持病のある人、熱中症の経験がある人、
上記に上げた人は年齢に関係なく、熱中症になりやすいので日頃より熱中症対策をきちんとしておきましょう。
熱中症対策
近年は、気温の上昇が高いのでいろいろな対策グッズが販売されています。
良いものは使った方が良いと思います。
昔から使われているものには、帽子、日傘などがあります。
このようなものも使用することで熱中症の対策にもなります。
新しいものでは「冷却スプレー」「携帯扇風機」「ネッククーラー」などもありますね。
自分に合ったものをするのが良いでしょう。
お洒落な日傘で暑い日のお出かけも苦にならない!!
暑さを遮るものでお洒落も演出できるのは、日傘や帽子でしょう。
単に日傘をさしているだけでなく、お気に入りの日傘があったら暑い日のお出かけもちょっとウキウキしてきますね。
暑いからこそのお洒落を楽しみましょう!