1度死んでよみがえった男、木内鶴彦氏の体験談は、とても興味深いものがあります。
1話では、古代の地球がどうなっていたのかを書きましたが、今回は未来のお話を書いていきます。
第1話の余談ですが、ノアの大洪水は実際に起きていた!という事を木内氏が語っていましたが、彼が見たノアの箱舟は1隻ではなく10隻ぐらいあったようです。
ノアの1族が乗っていたというよりも、大洪水前の文明を築いていた人類が乗っていたようです。
古代人の文明は現在の私たちの文明よりもはるかに進んでいましたから、大洪水から身を守るために最新の技術でその10隻の船を作ったようです。
その船は重心が必ず船底になるような設計をしており、3つのこぶのようなものが特徴だったとあります。
木内氏はアララト山にノアの箱舟の残骸が見つかったという事で、登頂してその残骸を見たそうです。
その残骸は思った通り1隻ではなく10隻の船が重なったように存在していたといっています。
特徴的な3つのこぶのようなものもきちんとあったそうです。
この時の大洪水は世界に残る伝説や逸話でも語り継がれており、実際にそのような災害が襲ったのだと思えます。ただ、ノアという人物はキリスト教が作った捏造の部分もあるのでしょう。
神の怒りにより大洪水が起きたのではなく、月という彗星が地球に近づいたことにより起きた出来事だったというほうがなんとなくしっくりきますね。
彼の見た未来余談が長くなりすぎましたが、木内氏は過去だけでなく未来も見てきたと語っています。
遠い未来ではなく、近未来になります。
木内氏が死んで生き返る間の時間は30分だったそうです。
現代医学では、脳が死んでしまうと5分で腐敗が始まるといわれており、その時点でご臨終という事になるそうです。
つまり、脳死になりすべての臓器が停止した状態で30分後に息を吹き返した事例は木本氏のみという事なのです。木本氏によるとよく言われる臨死体験の三途の川やお花畑、光やトンネルなどはまだ脳が死ぬ前に見せる幻覚なのだという事です。
本当に死を経験すると幻想から覚め、意識的にははっきりと周りが見えるといいます。
生きているときと何が違うかといえば、肉体と精神体が分離しているという事です。
死んだ自分を自分が見ることができるといった具合です。
そこからは精神だけなので過去、未来、時間、場所を超越して移動できるようになるようです。
その状態で木内氏は近未来に言ったと語っています。
彼の見た未来は自分が死んだ歳から約20年後ぐらいに飛んだようです。
そこには中年になった自分が天体の講義をする様子が見れたといいます。
当時の木内氏は自衛隊におり、まだ20代前半でした。
中年になった自分を未来に見つけた木内氏は『自分は生き返ると確信したそうです。』
その時に見た未来はすでに過ぎており、木内氏は自分が見た未来は夢や幻想ではないと確信したそうです。
それはそうですよね。実際に同じ場面を経験し、さらに生き返ったわけですから。
木内氏が見た未来は実現したのです。
そうなると他に見た未来も現実に起きる可能性があるといえますよね。
もう一つの未来は現在まだ来ていません。
これから起きる未来も木内氏は見てきたのです。
それはどのような未来だったのでしょう。
この先の未来!現代の地球には問題が多く存在しています。
温暖化、戦争、エネルギー問題、環境など、いろいろてんこ盛りに問題を抱えています。
これらの問題が解決されずに未来が進めばどのような世界になるのかを木内氏は見てきたようです。
未来は確定されているわけではありませんから、今の状況から導かれる未来を見せられたといってもいいでしょう。
その未来には二つの分岐があるようです。
問題が解決した未来と解決できない未来です。
今の問題を解決できない未来
現代人は自然を無視して儲けることばかりに気持ちが向いています。
お金持ちになり裕福になることが幸せと勘違いしている人が大半です。
お金とは何かという事です。
お金が目的になっている人が多いのです。
幸せとは何でしょう。
地球上に生きるすべてのものは、共存して生きています。
その自然の摂理が壊れてしまえば、人類だけが生き残り幸せになることなど到底あり得ません。
温暖化が進むことで二酸化炭素が増加します。
そうなると二酸化炭素よりも軽い酸素は上への上がってしまいます。
私たちが生活している地上に酸素が無くなるとどうなるでしょう。
窒息しますよね。
お金で酸素ボンベを買って生活することもできますが、そのような生活をしたいと思う人は少ないでしょう。
壊れた自然体系を元に戻すのは時間がかかります。
つまり、自然を壊すのではなく自然を守らなくてはいけないのが人類の役目なはずなのです。
木内さんの見た未来では、人がたくさん亡くなっていた光景を見たようです。
酸素が薄くなり、次々と人が死んでいったのでしょうか?
もう一つ、食糧問題が起きるようです。
現代でも食べるものを作る人よりも、食べる人の人口が多くなっています。
そうなればおのずと食糧難が襲ってきます。
そうなったときに人類が分類されることになるようです。
つまり、お金持ちではない人たちが農村に行って食べ物を漁る、盗む。
山に入って食べられるものは根こそぎ食べてしまう。
すべて食べてしまえばその先に食べ物は育つことが無くなります。
食べ物が無くなれば人類だけでなく他の生き物も絶滅してしまうでしょう。
お金持ちも一時的には生き延びることが出来ても、いずれは滅びるほかは無くなっていきます。
お金を持っていても、買える食料がなければ何の意味もないのです。
木内さんが見た未来は、ほとんどの人間が死んでしまった未来のようです。
人類が自然を破壊することをやめ、お金中心の価値観を変えないと恐ろしい未来が待っているのです。
問題を解決できた未来
もしも現代の問題を解決できた場合には、未来は徐々に良くなっていきます。
しかし、木内さん曰くその可能性はかなり低いようです。
現在の世界が目指している未来とは何でしょう。
世界の金持ちが火星への移住を考えています。
しかし、火星に行ったところで何が変わるのでしょう。
火星に行くまでどのように生活するのでしょう。
一説に、火星に着くまでのロケット内部に地球と同じ環境を作るといっています。
そのようなことができるのならば、火星に行かずとも地球の環境をよくすることができますよね
出来ない時点で単なる机上の空論です。
おそらく火星に着くまでに息絶えてしまう事でしょう。
火星に行きついたとしても生活して幸せな暮らしができるのでしょうか?
また、メタバースで仮想世界で暮らすなどという案があります。
しかし、肉体がある私たちが仮想の世界で生きていくことができるでしょうか?
仮想の食べ物でお腹は満たされませんし、現実と仮想の区別がつかなくなった人間のなれの果ては幸せとは程遠いものとなるでしょう。
結局、メタバースなどというものはゲームの進化系でしかないのです。
こんなものに税金を投入するのなら、自然を守ることに使った方がどれだけメリットがあることでしょう。
方向性が間違っているのは確かでしょう。
もしも、人類が自然を大切にすることに気が付き、現代の問題を解決できるとしたら、その未来は輝かしいものとなるでしょう。
金星にいるのは元、地球人!?
木内氏は大洪水の時に地球に残った者と金星に逃げた者がいあっと語っています。
金星人は洪水前の超古代文明を築いた者たちの子孫にあたります。
金星は地球の環境とは違います。
太陽に近いためにとても暑いと聞きます。
そのような環境に生きていくうちに、姿が変化していわゆるグレイ星人のような姿になってしまったのだそうです。
木内さんが言うには、地球に来るUFOは古代人の乗り物であり、金星に逃げた元、地球人であるという事です。彼らは故郷の地球に戻りたいのでしょうか。
彼らの目的はわかりませんが、UFO自体は古代のテクノロジーで動かしています。
それらのテクノロジーを手に入れることができたのなら、エネルギー問題などを解決することができるのではないでしょうか?
彼らが持つ古代のテクノロジーは自然を壊さないものだったとしたら、未来のカギは彼らが握っているのかもしれません。