2010年01月23日
田口がオリックスに復帰!背番号は「33」
田口の犠打や進塁打を確実にこなすプレーや、控えであっても一貫して準備を欠かさない姿勢は、米国でも高く評価された。外国人スラッガー頼みからの脱却を進めるオリックスには最適な選手といえるだろう。
チームの主力は若手が中心。先発投手は20代がほとんどで、昨季リーグ2位の打率を残した坂口も25歳。T−岡田や大引ら期待の成長株が多い中、日米での豊富な優勝経験を持ち、性格的にもかがみになれる40歳の加入は大きい。村山球団本部長は「野球に対する姿勢を伝えてほしい。リーダーとして期待している」と話す。
田口は昨季、故障などで出場はわずか6試合。セントルイスの自宅に家族を残しての単身生活もあって、心身にかかる負担は大きかった。ことしも米国でのプレーを望んでいたものの、一方でマイナー生活が続けば選手生命への影響も心配された。
1995年に選手としてともにリーグ優勝を果たした岡田氏の監督就任も背中を押した。昨年11月にはその岡田監督の自宅で3時間ほど対談し、将来の指導者としても古巣復帰の重要性を説かれた。
昨年最下位の球団は、選手育成の実績がある岡田監督とチームの黄金期を知るベテランを加え、生まれ変わろうとしている。
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