2010年01月15日
西日本で部分日食 欠けたまま日没も
太陽の一部が月に隠れて欠ける部分日食が15日夕、西日本を中心に観測された。中国、東南アジア、アフリカ大陸の一部などでは、太陽の中心部分が隠れてリング状になる金環日食となった。
国立天文台によると、部分日食は早い場所で午後4時45分ごろ始まり、日の入り直前だったため、太陽は欠けた状態のまま沈んだ。欠けた割合は那覇で約61%、福岡で約58%、京都で約30%、東京の西部で約4%。
海外での金環日食は、最も長い場所では約11分間と、西暦3000年までに観測できる中では最長だった。
日本で次に日食が観測できるのは、部分日食は2011年6月2日に東北地方より北の地域、金環日食は12年5月21日に関東地方から西の地域。
【15秒バージョン】
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