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プロ野球のドラフト会議が２８日、東京都港区のグランドプリンスホテル新高輪の大宴会場「飛天」で行われ、４球団が１位指名した早大・斎藤佑樹投手の交渉権は、日本ハムの藤井球団社長が引き当てた。

　日本ハム・藤井球団社長は右腕を高く掲げてガッツポーズし「信じられないです。２回引いて２回当てたので非常にラッキーだと思います。ハラハラドキドキして、（抽選券）がなかなか開けられなかった。高校時代から素晴らしい投手なので、非常に大事にしていきたい。北海道民に喜んでいただけると思う」と喜びのコメントを発表。斎藤投手には日本ハムのほか、ヤクルト、ロッテ、ソフトバンクが１位指名していた。

　斎藤投手は史上６人目となる３０勝、３００奪三振を達成したエース。東京・早実高時代の２００６年には、夏の甲子園決勝で駒大苫小牧高の田中将大（現楽天）と引き分け再試合の投げ合いを演じて優勝に貢献した。

日本ハム・梨田監督　

「どきどきするし、わくわくする。（斎藤は）先発もできるし、中継ぎもできる。頭脳的な投球ができるし、即戦力として使っていける」

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