2009年11月24日
巨人新入団の長野、いきなり試合に飛び入り
巨人の新入団選手発表が23日、東京ドームで開催された「ファンフェスタ2009」で行われた。
イベントの後、新入団選手がマウンド付近に設置された壇上に次々登場し、原監督とグータッチ。この日、契約金1億円、出来高払い5000万円、年俸1500万円(金額は推定)で契約合意に達したドラフト1位指名の長野久義も、ファンを前に意気込みを語った。
“プロ初打席”は思わぬ形で巡ってきた。イベントの一つとして行われた、芸能人チームとの試合に代打で出場。突然の背番号「7」の登場に、球場は大きな歓声に包まれた。結果は四球。長野は「5分ぐらい前、阿部さんにいくぞと言われた。緊張しましたが、大歓声に感動もしました」と振り返った。
前日まで京セラドーム大阪で行われていた社会人日本選手権に出場。この日の朝に契約交渉を行い、新入団発表を迎えた。「バタバタだったので、(気持ちの)整理がついていない」と話したが、即戦力の期待がかかる24歳は目標について聞かれると、「巨人の外野は層が厚いと思うが、開幕から試合に出られるよう、アピールしたい」と力強く語った。
なお、育成ドラフト3位指名の陽川尚将内野手(金光大阪高)は、大学進学のため入団を辞退した。
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