2010年03月09日
雄星、ほろ苦いプロ初登板 2軍OP戦で2回3失点
西武の大型新人、雄星投手(岩手・花巻東高)が9日、西武ドームで行われた2軍オープン戦の教育リーグ、巨人戦に先発し2回3失点だった。昨年9月28日の新潟国体以来となる対外試合で3安打3四球を与え、ほろ苦いマウンドとなった。
一回は無失点でしのいだが、二回1死から小田嶋に安打を許し、投球が不安定になった。「球威も落ちるし、技術的に(球を)置きにいった」。最速144キロだった速球は130キロ台前半まで落ち、焦りもあってボークもとられた。連続四球で満塁とされ、加藤に2点適時打。さらに四球後の犠飛で3点目を許した。 気温は2・5度。ドームとはいえ外は雪がちらつく中、注目左腕の登板を約3700人の観衆が見詰めた。雄星は「言い訳にしたくない」と話したが、これほどの寒さでの試合は初めてだった。
宮城・仙台育英高時代に対戦経験のある巨人の橋本は「真っすぐは高校の時が良かった」と感想を口にした。雄星にとっては「セットポジションでの課題が見つかった」ことが最大の収穫か。1軍のマウンドに立つまでには、もう少し時間がかかりそうだ。
【15秒バージョン】
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