2019年06月30日
ボールを持ち過ぎる!
ボールを持ち過ぎるなんて言われている子をよく目にします。
どう言う意味で言っているのか・・・想像出来ますかね?
その時の状況にもよりますが・・・要するに、もっと周囲と連携して下さいよ・・・って言いたいんだと思うのです。
ただ、この言葉の持つ重みと来たら・・・想像を絶するんです。(笑)
この言葉だけ聞くと、何だかドリブルが悪い事の様に感じてしまう人もいるかも知れません。
もちろん、そう言う事が言いたい訳じゃありません。
ただ、こう言う事を言われてしまう時って・・・大体、ドリブルを失敗してボールを奪われてしまった後・・・なんですね。(^^;
そんな事もあって、ドリブルはしてはいけないプレイだって受け取ってしまう子もいるんです。
最近では、パスサッカーなんて呼ばれる非常に高度なサッカーを子供達も求められています。
なので余計にドリブルする子や、ボールを持ち過ぎる子に対する風当たりが以前より強くなっているとは言えますかね。
そんな中にあって、同じドリブルをするにしても・・・責められる事が殆ど無い子も極稀にいる訳なんです。
それは、ボールを奪われない子なんですね。
そう言う所を子供達はちゃんと見ています。
「なんであいつだけ叱られないんだ?」って、子供達同士で愚痴っている事って多いんですよ。(笑)
子供目線で考えれば、奪われるからドリブルしてはいけないんだって結論に行き着くんですね。
確かにドリブルに関しては、結果オーライな声を大人の側から耳にする事は多いでしょうか・・・勝てば官軍なんでしょうね。(^^;
持ち過ぎると言う事は、裏を返せば・・・「適度にボールを持つ事は構いませんよ!」って事でもある訳なんです。
ここが中々子供達には伝わらないみたいなんですね。(^^;
1か0か・・・そんな極端な考え方をしてしまう事が多いとは言えますかね。
そう言う意味では、子供って本当に素直なんですよね。(^-^)b
なので、ただ「持ち過ぎる」って言うのではなくて、もう少し言葉を足さないといけない気がします。
ドリブルしたり、ボールをキープしたり・・・そう言うプレイも在ってのサッカーです。
パスだけしていれば良いって訳でもありませんからね。
誤解を恐れずに言うと・・・ドリブルなんかは、サッカーの華の1つでもありますから・・・そう言うプレイも子供達に楽しんで貰いたいとは思うのです。
ただ、勝つ為にサッカーをするのであれば・・・チームとして得点を上げる事を第一に考える必要があるかと思うのです。
そんな中でドリブルかパスか・・・より良い選択をして行かなければいけません。
より早く、より確実に、より簡単に・・・もっと、もっと・・・とサッカーに磨きを掛けて行くって事も大事なんですよね。
「ボールを持ち過ぎる」って声は、そう言う事を促したい口下手な大人の声でもありますかね。(笑)
ボールを持ち過ぎるって言われたら、状況判断が悪いよって言われているんだと思って良いのです。
決してドリブルを否定している訳じゃ無いんですね。
息子は、この言葉の重みに押し潰されてしまった子の1人です。
最後まで誤解は解けませんでしたね。(T-T)
だから、逆にこんな事言われたら・・・余計にドリブルの技に磨きを掛けて欲しいとさえ思います。
実際に試合で使うかどうかは又別の話としてです。
チームとしての戦い方に従いつつも、自身のスキルを上げる事って出来ますからね。
それが、いずれ役に立つ時が来ますよ・・・その時になって息子の様に後悔しない様に・・・めげずに頑張りましょう!
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