2019年06月01日
慌ててしまうその訳
慌てん坊の子っています。
ノープレッシャーでも、慌ててド〜ンと蹴ってしまったり・・・せっかく奪ったボールを外に蹴りだしてしまったり・・・何なら空振りしまっくってしまう感じでしょうかね〜。
何をそんなに慌てているのか・・・傍から見ててもさっぱり理由が分かりません。
私達には見えない何者かが見えているのか・・・そんな事はありませんよね・・・流石に。(^^;
そう言う子達をマジマジと観察してみて気が付いた事がありました。
全ての子がそうだと言う事ではもちろんありませんけどね〜。
あくまでも傾向です。
が、気になる共通点ではありますか・・・。
それは・・・何かと非難される事が多い子達です。
ミスする度に、そりゃもう集中攻撃を受けてしまう訳なんですね。
あまりチームメイトから良く思われていない子とも言えますかね。
でも、当の本人は、そんなチームメイトであっても、何とか仲間で在り続けたいと思っていたりして・・・子供達の間の複雑な関係がそこには見え隠れしています。
何とか、迷惑を掛けない様にと一生懸命頑張るのですが、それが全て裏目に出て失敗してしまうんですね。
で、又皆に罵られてしまう・・・こんな事が日常となってしまっている子が多かったと言えます。
痛々しい光景です。
何処からも救いの手が差し伸べられる事は無かったんでしょうか?
見方によっては、イジメ・・・とも取れる訳なんですけど・・・放置され続けていた事が多っかた様に思います。
いえ、大人が注意してくれていたみたいなんですが・・・本当に時々だったみたいなんですね。
子供達もその時だけは、分かった振りをして静かになるものの・・・直ぐに又元に戻ってしまうと言う事が繰り返されて来たと言う事の様です。
次第に、大人達も諦める様になってしまって・・・。
今となっては、その子達がサッカーを続けているのか・・・それさえも分かりませんが、まだ私の子供達が少年団に入りたての頃の話です。
今でも子供達のサッカーを見ていると、そう言う子に時々気が付く事があり、当時の事を思い出します。
そう言うチームは、雰囲気が決して良くない・・・これは間違い在りません。
それは、大人も子供も・・・です。
ただ、1つだけ言える事は・・・そこにいる子供達は大人達に見られていると言う感覚が無いって事です。
そう、見ているようで、見ていない大人達がそこには大勢いる訳なんです。
子供達はその事をよく理解しています。
本気で叱ってくれる人なんて誰もいない事を知っているのです。
本気の振りはしますけど、全然本気じゃ無い・・・そこまで見透かされている訳なんです。
こんな子供達の世界を作り上げているのは、実は本気で叱れない大人達・・・だったりするのかも知れないのです。
慌てん坊さんを1人でも無くす為に出来る事・・・沢山ありそうです。
もちろん、慌てん坊さん全員がこう言う背景を持っている訳では無いのでしょうけどね。
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