2019年10月21日
勝てないチーム・・・なの?
『少年サッカー 勝てないチーム』と言う検索ワードが今回のお題です。
勝てないチームと言えば・・・今私が見ている子達も当初(私が見始めた4年生の始めの頃)は、そんな子達でしたね。
普通に下級生にも負けちゃうし、負けた後もヘラヘラしている感じだったのを覚えています。(汗)
そんな彼らも・・・今では勝つ喜びを知り、負けるにしても多少は期待の出来る試合の出来る子達にはなれたのかな・・・って思います。
勝てない理由って、必ず在るものです。
細かい事を言えば切が無いし、チーム毎に事情も異なりますが・・・一番の、そして共通の理由が在るんだと思うのですね。
それは・・・勝敗に無関心と言う一点なんです。
勝利への執着心が全く感じられないんですよね・・・そう言うチームって。(^^;
今見ているBチームの子達も、正にそうでした。(^^;
ただ試合に出さえすれば、それで満足だったんですよね。
今でも、そう言う子がいる事はいますけど・・・そう言う子は、他の子達に大きく差を付けられて来てしまっている状態です。
子供達の伸び具合も、実はこの勝利への執着の有無、そしてその強さに懸かっていると言っても過言じゃ無いんだと思っています。
ただ、勝ちに拘る事って、子供達にとってはしんどい事でもあるんです。
だから、そこから逃げ出したい・・・正直な気持ちなんだろうと思います。
で、練習でも試合でも楽な方に逃げてしまう・・・だから、勝てるチームになって行かないんです。
でも、その部分を責めて良い物かどうか・・・。(^^;
楽しむ為にサッカーをやっているのに・・・そのサッカーがしんどい物では、本末転倒なんじゃないかな〜って思うんですよね。
練習の全てにゲーム性を持たせる事で、その部分を少しでも変えられれば・・・って思って挑戦して来た3年間だったとは言えます。
対人練習でも、常に2コート作って・・・勝ったらこっちに、負けたらこっちに・・・って移動を繰返す様にして、終わった時に負け組だったら罰ゲーム・・・なんて風にした所、思いの外本気でやるようになって・・・。(笑)
その年の後期リーグでは、親御さん達もビックリの勝利を期待できるチームに変わって来ていたんです。
下級生とのゲームで初勝利(私が知る限り)を上げたのもその頃です。
「へ〜凄いじゃない!」なんて、Aチームの親御さんもビックリでした。
どんだけ勝てなかったんだ・・・って話なんですけどね。(笑)
まぁ、普通にと言うか・・・在るべき姿に戻ったと言うだけなんですが、それでもあの子達にしてみれば凄い変化だったんだろうと思います。
その後、エースをAチームに上げた事で、戦力的にダウンしてしまった事もあって、又1からやり直しと言う事になった訳なんですが・・・今は、Aチームともそれなりに戦える程にまでなっています。
まぁ、罰ゲームが嫌だから必死でやったって言う不順な動機が切欠ですからね・・・褒められたものじゃ無いんですよ・・・指導する側としてもね。(汗)
ただ、あの頃と今と・・・子供達自身がその成長振りを実感できているし、何より勝ちに拘る事が当たり前の事なんだと理解できている様なので・・・そう言う意味では良かったのかな・・・って思っています。
サッカー自体は、今でも楽しいみたいですしね。(^-^)b
勝てないチームである事って、ある程度仕方の無い事でも在るんだと思うのです。
そこに集った子達がどんな子達かに大分左右されてしまう事でもありますからね。
ただ、勝ちたいと願うなら方法は在るんだと思うんです。
できれば、楽しみながら強くなれる方が良いのですが・・・中には、強権発動で強化を図っているチームもあるんです。
いずれにしても、子供達がその気になれないと・・・勝ちを拾える、勝ちを期待できるチームに変わって行くって難しいのだと思います。
勝てない事を恥じる必要も、少なくとも親御さん達には無い筈なんです。
やっている子供達が恥ずかしいだなんて思っていないんですから・・・。(^^;
子供がやっている事全てに、ある程度の結果を求めてしまうのは、大人のと言うか・・・親の悪い癖なんだろうと思いますよ。(^^;
子供達が今のままで良いって思っている間はね〜誰が何を言おうが変われないんです。
勝てない原因の一端を担っているのは、我が子でもある訳なんですからね・・・その部分も忘れちゃいけない部分ですよね。(^^;
上手い子には上手い子の負う部分も在るし、下手な子には下手な子の負う部分もある訳で、それぞれに未だ役不足だってだけなんですよね。
間違っても、「勝てないのは、他の子達のせい・・・」だなんて事だけは、絶対に思わないで欲しい所ではありますかね。
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