2019年10月09日
負けても良い試合って・・・
「練習試合なんだから、負けたってどうってことないよね〜」なんて事を言う人っています。
「もう、1位通過が決まっている消化試合だから、負けたって・・・」なんて事を言う人もいます。
負けても良い試合って何でしょうか?
それって、やる必要ありますかね?(^^;
練習試合にしろ、紅白戦にしろ、消化試合だなんて言われてしまう試合にしろ・・・負けても良いだなんて思って臨む試合には、本当の意味での楽しさなんて微塵もありません。
公園でやるサッカーの方が面白い位です。(笑)
どんなゲームでも、勝つ事に拘るから面白いのだし、得られる物が在るんですよね。
負けても良いなんて思って試合に臨むのであれば・・・やらない方が全然マシなんです。
例えば、練習試合・・・「試したい事があるから・・・」と色々と試してみる事も多いのですが・・・勝ちに拘らない姿勢で何かを試しても、使い物になる収穫ってお互い得られないんですよね。
せいぜい、「面白いかも・・・」程度の物しか得られません。
実際、参考にもならない事の方が多いんですよね。
試合で使える成果なんて先ず得られない物なんです。
子供達自身が勝ちに拘る姿勢を常に持つ必要性って大事なんですよね。
フィールドに立つと言う事は、勝つ為に全力を尽くすと言う事でもある訳なんです。
大人の方がどんな意図を持って試合を組んでいようと、子供達は与えられた状況下で常に勝利を目指す事が求められているんですよね。
だって、それがサッカーと言うスポーツですから。
勝ちに拘らないのなら、それはもうサッカーと言うより・・・サッカーごっこなんですよね。
サッカーを真似て遊んでいるだけだと言えます。
本気度も相当低くなりますしね・・・。
その為、楽しさの質も全く変わって来てしまう物なんです。
そう言う、サッカーごっこでも・・・楽しいと感じる子も、親御さんも、いる事はいます。
普段、試合に出られない子達やその親御さん達にとっては、そんな『ごっこ遊び』の場でも貴重な時間なんです。
でも、やはり本気度が低いと言うだけで・・・面白さも半減してしまいますよね・・・やはり。
本当は、そう言う試合に出場したい訳でも、そう言う試合でプレイする我が子を見たい訳でも無いんですから・・・。
結局、負けても良いなんて思って試合に臨む事って、色々な意味で失礼な事なんです。
対戦相手にも、出場している子達にも、それを観ている親御さん達にとっても・・・。
こう言う考え方は、知らぬ間に色々な人を少しずつ傷付けてしまっているかも知れないって事を忘れて欲しくないかな・・・って思うんです。
何時だって、子供達には全力で試合に臨む事を求め続けていきたいかな・・・。
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