2017年07月08日
その蟻、凶暴につき
こんにちばんわバンビです。
タイトルは敬愛するビートたけし初監督作品をオマージュさせていただきました。
さて本題です。
歓迎されないお客が訪問や何においても嫌なものですね。
最近各港で確認がされているアイツです。
強毒の「ヒアリ」“殺人アリ”が日本上陸…
「ヒアリ」は南米原産の赤茶色の小型の蟻
体長は2.5mm〜6mm。
毒は、なんとスズメバチと同じくらい強力。
スズメバチと違う点は、腹部にある針が抜ける事が無いので連続攻撃が可能なのです。
ちょータチワルですな蟻。
そしてタイトルにあるように凶暴なのです。
ネズミや爬虫類などの小さな生き物なら、集団で食い殺してしまいます。
アメリカでは「ヒアリ」の被害が年間8万人以上に上ると報告されており、うち100人以上がアレルギー反応によって亡くなっています。また電気に引き寄せられる性質を持ち、電気設備に侵入し破壊。
もはや破壊神降臨。
南米中部が原産ですが、現在では北米はじめ、フィリピン、中国、台湾、タイ、オーストラリアなどの環太平洋諸国に定着しています。北米には、原産地の南米の5〜10倍のヒアリが繁殖しているとされます。
「ヒアリ」の原産地;ブラジル・アマゾンには、天敵や他の攻撃的なアリ等が生息し、「ヒアリ」だけが生態系を変えるほど増えることはありません。しかし、人間がライバルのいない別の土地に「ヒアリ」を運んでしまったことから、「新天地」で大増殖を始めたのです。
近年、アメリカ農務省農業研究局が、「ヒアリ」の天敵を利用する新たな対策に乗り出しています。その天敵とは、アマゾンなどに生息するノミバエというハエ。
ノミバエは「ヒアリ」が出すフェロモンを検知して、「ヒアリ」の巣を発見します。そして、腹部のトゲを「ヒアリ」の体に突き刺して、一瞬で200個の卵を産み付けて寄生させます。
孵化した幼虫;ウジムシは、「ヒアリ」の体液を吸って成長。そして「ヒアリ」の頭部に向かってゾロゾロ移動します。
幼虫が「ヒアリ」頭部に入ると、今度は「ヒアリ」の脳を食べながら、酵素を分泌します。その結果、頭部内はドロドロに溶かされ、ついには「ヒアリ」の頭部がはポロリと転げ落ち、落ちた頭部の口から、たくさんのノミバエの成虫が現れる…。まるでSFホラーの様相ですが、アメリカの一部の州では、既に導入されているそうです。
ですが、日本でノミバエも駆除対象なのに超絶増やすというわけにはいきませんよね。
だって前例が・・・
1979年に奄美大島の10万匹のハブ対策として、30頭のマングースを投入しました。
アッというまに1万匹にまで増殖し、ハブの天敵と期待されましたが、なんとマングースがハブをやっつけない。
なぜなら、ヤンバルクイナをウメーウメーと食い始めてしまったんですって。
貴重な生き物・ヤンバルクイナが人間の手によって天敵を増やされ絶滅に・・・
そりゃマングースだってハブより旨いもの見つけちゃったらハブに見向きもしないですよね。
生態系を人間が管理するなんておこがましい。
とはいえ、気軽にありんこさんに近づけない時代がくると思いませんでした。要注意ですね。「ヒアリ」
タイトルは敬愛するビートたけし初監督作品をオマージュさせていただきました。
さて本題です。
歓迎されないお客が訪問や何においても嫌なものですね。
最近各港で確認がされているアイツです。
強毒の「ヒアリ」“殺人アリ”が日本上陸…
「ヒアリ」は南米原産の赤茶色の小型の蟻
体長は2.5mm〜6mm。
毒は、なんとスズメバチと同じくらい強力。
スズメバチと違う点は、腹部にある針が抜ける事が無いので連続攻撃が可能なのです。
ちょータチワルですな蟻。
そしてタイトルにあるように凶暴なのです。
ネズミや爬虫類などの小さな生き物なら、集団で食い殺してしまいます。
アメリカでは「ヒアリ」の被害が年間8万人以上に上ると報告されており、うち100人以上がアレルギー反応によって亡くなっています。また電気に引き寄せられる性質を持ち、電気設備に侵入し破壊。
もはや破壊神降臨。
南米中部が原産ですが、現在では北米はじめ、フィリピン、中国、台湾、タイ、オーストラリアなどの環太平洋諸国に定着しています。北米には、原産地の南米の5〜10倍のヒアリが繁殖しているとされます。
「ヒアリ」の原産地;ブラジル・アマゾンには、天敵や他の攻撃的なアリ等が生息し、「ヒアリ」だけが生態系を変えるほど増えることはありません。しかし、人間がライバルのいない別の土地に「ヒアリ」を運んでしまったことから、「新天地」で大増殖を始めたのです。
近年、アメリカ農務省農業研究局が、「ヒアリ」の天敵を利用する新たな対策に乗り出しています。その天敵とは、アマゾンなどに生息するノミバエというハエ。
ノミバエは「ヒアリ」が出すフェロモンを検知して、「ヒアリ」の巣を発見します。そして、腹部のトゲを「ヒアリ」の体に突き刺して、一瞬で200個の卵を産み付けて寄生させます。
孵化した幼虫;ウジムシは、「ヒアリ」の体液を吸って成長。そして「ヒアリ」の頭部に向かってゾロゾロ移動します。
幼虫が「ヒアリ」頭部に入ると、今度は「ヒアリ」の脳を食べながら、酵素を分泌します。その結果、頭部内はドロドロに溶かされ、ついには「ヒアリ」の頭部がはポロリと転げ落ち、落ちた頭部の口から、たくさんのノミバエの成虫が現れる…。まるでSFホラーの様相ですが、アメリカの一部の州では、既に導入されているそうです。
ですが、日本でノミバエも駆除対象なのに超絶増やすというわけにはいきませんよね。
だって前例が・・・
1979年に奄美大島の10万匹のハブ対策として、30頭のマングースを投入しました。
アッというまに1万匹にまで増殖し、ハブの天敵と期待されましたが、なんとマングースがハブをやっつけない。
なぜなら、ヤンバルクイナをウメーウメーと食い始めてしまったんですって。
貴重な生き物・ヤンバルクイナが人間の手によって天敵を増やされ絶滅に・・・
そりゃマングースだってハブより旨いもの見つけちゃったらハブに見向きもしないですよね。
生態系を人間が管理するなんておこがましい。
とはいえ、気軽にありんこさんに近づけない時代がくると思いませんでした。要注意ですね。「ヒアリ」
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