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大晦日に総合格闘技が帰っては来たのだが。

 大晦日にイノキボンバイエで組まれているカード。

 石井慧vsティム・シルビア。

 何の結果も出せていない別競技の王者と、総合格闘技のキャリア皆無なロートルボクサーにさえ秒殺KOされた元UFCのトップファイター。
 どうしてこう、プロレス臭の断ち切れないマッチメイクをするのだろうか。日本の総合格闘技の復興は望めないのかも知れない。

 ……まあ、16日にアウトサイダーで組まれている船木誠勝vsヴォルク・ハンよりは遥かにマシではあるのだが。……いや、これはさすがにエキシビジョンマッチだと思いたいが。まさか本気でやる気じゃないよな?

夏に読みたい「冷たい方程式」

 SFというものは長ったらしいものが多い。どうも他ジャンルに比べてそういった傾向があることは否めない。しかし、そういうものの中にこそ傑作があるのもまた同ジャンルの特徴である。
 だが、長いという一点だけでも読者からは敬遠されがちになってしまうものだ。面白いのにと思っても、他人には勧めづらい。多くのSF者の抱える密かな苦悩である。
 しかし、短いSFが詰まらないかというと決してそうではない。特にトム・ゴドウィンの「冷たい方程式」という短編は、以前に古今のSFの中から最高傑作を決めようというある読者投票のベスト100ラインキングにおいて、他の99の長編作品の中に混じって唯一短編作品でランクインしたことがあるほどの傑作である。
 その内容の衝撃は以後の作家に多大な影響をもたらし、この作品にヒントを得たいわゆる「方程式もの」と呼ばれる多数の作品がSFの中においてサブジャンルとして確立されてしまうほどであった(ジェイムズ・パトリック・ケリー「恐竜たちの方程式」、梶尾真治「フランケンシュタインの方程式」、栗本薫「なまこの方程式」、草上仁「ダイエットの方程式」、最近ではミステリの分野の石持浅海「黒い方程式」など他多数)。
 ざっくり説明すれば、閉鎖的環境の中にイレギュラーが出現し、それの排除とそれが困難な(主に)人道的な理由との間で立ち往生してしまい、その解決までが描かれるといった流れが方程式ものの基本である。
 しかも興味深いことに、方程式ものの始祖であるトム・ゴドウィンは「冷たい方程式」以外にはこれといった傑作を残していない。一発屋とも言えそうな存在であるが、この一発が果てしなく大きな破壊力を持っているのである。作品の誕生から70年も経った今では内容の粗も目にはつくが、その面白さ他ではなかなか味わえない類のものだ。
 同作品が収められたハヤカワ文庫の「冷たい方程式」にはロバート・シェクリィ「徘徊許可証」、アイザック・アシモフ「信念」など全9作品の傑作が収録されており、一冊で大きな満足を得られることだろう。提携書店での受け取り無料というサービスがあるHonya Club.comを利用すれば、入手も容易である(なにしろ、ハヤカワ文庫は書店ではあまり多くの取り扱いがなされていないことが多い)。
 普段SFに触れる機会がない人にこそ、その入り口として是非「冷たい方程式」を読んでみて欲しい。

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清潔に保つことの重要さ

 包茎というものは男性にとってはコンプレックスの一因に成り得るものである。自在にむくことが出来るのであれば、おそらくは生物としてはそれが一番自然な形ではあるだろう。普段は頼もしく陰茎を守り、必要な時にその鎧を外せるというのは理に適っている。
 しかし、これがむくことの難しい状態にある場合は一大事ではないだろうか。
 私の友人にも幾人かそういう事情を抱えた者がいるが、共に温泉宿に旅行に行った時などは一様に自信なさげに肩を縮こまらせていることに気づかずにはいられない。気づかない振りをするくらいの気遣いは当然するが、全くの無反応を貫けている気はしない。
 精神衛生上のいらぬダメージもそうであるが、それよりも深刻なのは文字通りの衛生上の問題があることである。
 むくこと自体が困難であるのならば、陰茎を清潔に保つべく適切な洗浄をすることすらままならない可能性すらあるのだ。そして、それが何がしかの病気を誘発することさえ考えられる。歯は磨かねば虫歯になりかねない。陰茎にも同じことが言える。
 それを解決したいのであれば、まず治療に向けての相談を受けてみるのはいかがだろうか。http://www.satsuki-clinic.jp/ではなんと無料でそれを受け付けてくれる。カウンセリングスタッフは全て男性なので気後れする必要もない。
 悩みを抱えることで、心すらも病んでしまう危険から逃れようではないか。そして悩みの種を解決出来れば、人生は以前よりも明るいものになるのではないかと私は思う。治療は出来るだけ早い方が良い。取り返しのつかない状態になる前に、まず相談くらいはしてみて欲しい。



スポーツ観戦:格闘技に触れる機会

 スポーツというものは、競技によっては非常に勝敗がわかりづらいものがある。殊に採点競技などは素人目には何故その選手が勝者なのか、納得のゆかない思いをすることも少なくない。
 しかし、その中でも格闘技というものはシンプルである。判定決着にまで縺れ込んでしまえばやはり上記のような感想を抱くこともあろうが、基本的には相手を殴り倒した方が勝者である。勝敗がわかりやすいというのは、観戦するにあたって重要なファクターではなかろうか。試合を見てもどかしい思いをするのが好き、という人はそう多くはないだろう。
 一口に格闘技と言っても、一体何を観戦して良いかというのはひとつの悩みである。ボクシングや空手、あるいは総合格闘技やもっとマイナーなものまで選択肢は実に多岐に渡る。
 それならば、まずはどんな格闘技が存在しているのかにさらりと触れ、興味の湧いたものに目を向けてみるというのも悪くはないだろう。いきなり専門的なところに踏み込むのではなく、つまみ食いのようにあれこれを試してみるのも良いだろう。
 そのためにおススメしたいのが、以下にあげる「萌え萌え格闘技辞典」である。いかにもライトな表紙だが、その通りに取っつき易い。かなりマイナーな格闘技(カラリパヤットや心意六合拳など)も取り上げていて、それがイラスト付きで紹介されているのでありがたい。
 興味のきっかけとして、本書は実に優秀である。繰り返しになるが、いちいち深いところまでは突っ込んではいない。あくまでそれぞれの格闘技の概要をイラストでわかりやすく紹介しているに留まっている。
 しかし、それこそが重要である。最初から詳細な内容を列記されても、まだ興味もない内では投げ出すことになってしまう。さらりとなぞるだけだからこそ良い、そんな長所が本書にはある。




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古橋秀之新刊

無人島に一冊だけ持って行けるのならば

「と学会」会長にして作家の山本弘の作品はどうも当たり外れが大きく思えるのだが、キャリアが長いこともあって良質な作品も数多い。
「時の果てのフェブラリー」などはこっ恥ずかしくもSFらしい青春を描いていて、私はこれをきっかけに山本弘を読むようになったのだが、Honya Club.com提供のテーマである「無人島に一冊だけ持って行ける本」に選ぶには少し辛い。
 切なさが勝ってしまい、おそらくそんな環境では最後まで読み切れまいと思う。それならば、同じくらい好きな同作者の作品である「神は沈黙せず」を選びたい。自己の存在を見つめることになるだろう内容は、自分以外に誰もいない無人島という舞台では身に染みることだろう。
 冒頭から、山本弘自身の思想が物語の本筋とほとんど関係なく垂れ流されるのが珠に瑕だが(南京大虐殺に関しての文言とか)、それも本作に限ったことではないので目を瞑って先に進んだ方が賢明である。
 小説であるのだから当然フィクションなのだが、その下敷きにしている筑波大学の八目車輪の実験などはそのものだけでも興味深いのだが、それの料理の仕方が実に巧い。
 要するに、話の根幹は人工知能と遺伝的アルゴリズムに関するものになるわけだが、人工物がランダムめいた進化をしてゆく様子や、そこに関連してくる「神」の存在、ファフロツキーズ(空から降る説明のつかないもの)などの点が上巻でばら撒かれ、下巻で壮大な線の収束をしてゆく流れは、それなりの厚さでしかも上下巻分冊というハンデをものともしない面白さである。
「神」の正体については納得がいかない点も多々あるのだが、その欠点を補って余りあるほどの内容は時間的にも金銭的にも損をさせない。ただ、結末に納得がいかないことを許せない性質の人は読まない方が良いかも知れない。私もその傾向があるが、それでも面白いと思ってしまったのだから白旗を上げる以外にはない。テーマの大上段さには面食らうかも知れないが、SFにはわりと頻出する類のものなのでSF好きならば問題はあるまい。SFを読みつけない人でも、ガチガチのハードSFではないのだから読めないことはないと思う。
 とはいえ、文庫版の刊行が六年前なので、書店に足を運んでもそれなりに規模の大きな書店でなければ置いていない可能性が高い。しかし先に挙げたHonya Club.comでは宅配便などでの受け取りの他、提携書店での受け取り無料というサービスを行っている。これならば、仕事で不在がちな人も帰路の途中にある書店で気軽に受け取ることが可能だ。
 無人島のような静かな環境で読むにはうってつけの本作、是非手に取ってみて欲しい。
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三か月連続

 三周年に準えて、三並びのお得なキャンペーンをやっている模様。
 子供心をくすぐる商品が多いので、眺めているだけでもなかなかに楽しくなってくる。
 昔はプラモデルを作ったりもしたが、いつの間にかすっかり縁遠くなってしまっていた寂しさを埋めるのも良いかも知れない。
 男なら誰しもガンプラくらいは作ったことがあろうかと思う。あの頃の楽しさを思い出すことで辛い日常から少し離れてみるのも精神衛生上有効な心の労わり方ではないだろうか。

プレミアム バンダイ

やさしいせどりの仕入れ方

 失業率はいまだ回復せず、どうにか職を見つけたとしても賃金は低い。そして現政権は悲しいほどに無策だ。
 そんな世の中では、副業に精を出さねば生き抜いていくことすら難しいものだ。とはいえ、一体どんな副業をすれば……と悩むこともあるだろう。
 確かにそれは難しい問題だ。それならば、まずは小遣い程度を稼ぐような簡単なものから始めてみるという手もある。
 中でも、ネットオークションで物を売るというのはわかりやすいと思う。売るから金が入る。明快にして確実だ。
 そうは言っても、何を売れば良いのか、売るとしてどう仕入れたら良いのかという疑問は当然あろう。
 代表的なのはいわゆるせどりと呼ばれるものだ。大規模にチェーン展開している某新古書店で携帯電話をいじりながら、カゴに統一感のない大量の本を入れて回っている人を見たことはないだろうか。あれは高く売れる本をチェックしながら、利益が出るような価格で売っている本を仕入れているもので、立派な副業である。
 しかし、逐一それをチェックしながら本を探すというのはわずらわしい。しかも、それをあちこちの書店で繰り返すのだ。気が遠くなるというか、根気の必要な作業であり、もともと本が好きな人間であるのならばともかく、そうでなければとても続けられるようなものではない。目利きの知識もある程度は必要になる。初心者にはハードルが高い。
 だが、それを半自動で行う驚きの方法がある。
 電脳せどりとでも呼べるだろうか。
 本、DVD、CD、ホビー系など、高額になりやすい商品を、50サイト以上という豊富な仕入れ先から探すことが出来るのである。目利きの知識もいらない。まさに初心者を支援するためにあるようなものだ。
 欲しくても我慢していたものを諦めずに済むかも知れない。昼飯を食うのに数十円の差額で悩むような惨めな真似をしないでも済むかも知れない。
 そんなささやかな幸せを手にしてみてはいかがだろうか。



グローバル化という悲劇を喜劇へ

 グローバル化、国際化などと喧しくメディアが騒ぎ立てるようになってから、もう久しくなったように感じられるが、実際に海外に出て働く人間以外にはそう関係のあるものではなかった。日本に来て働く外国人は、大抵はこちらの事情に合わせて程度の差はあれ、日本語を理解しているからだ。
 しかし、インターネットが普及した今では、望むと望まないとに関わらず、海外の言語に触れる機会というものは往々にして発生するものになっている。特に英文に関してはそれが顕著だ。
 さらに、動画サイトなどに海外から投稿されているものも内容は英語であったりして、聞き取れなければ内容の理解もおぼつかず、ましてその投稿者とコンタクトを取ることも難しい。例えその内容が面白いものであっても、苦言を呈したくなるようなものであっても歯噛みをしながら眺めている以外にはない。インターネットの悲劇である。
 しかし、インターネットに転がるものは悲劇ばかりではない。そのインターネットを利用してこの悲劇を打ち破る術というものがある。オンライン英会話という、自宅に居ながらにして英会話を学ぶ方法だ。随分と手軽に思える「駅前留学」という宣伝文句で一世を風靡したあれよりもさらに手軽である。それも自分の都合の良い日に格安でマンツーマンの受講が出来るとあっては驚く以外にない。
 これはスカイプ英会話というもので、文字通りスカイプを利用して英会話を学ぶことが出来る。これで習得した言語力を、そのままスカイプで外国人との会話に利用すれば国際的なコミュニケーションの輪が広がること請け合いである。せっかく目の前に海外とつながることの出来るツールが転がっているのだから、これを活用しない理由はなにもない。




 

動画の投稿を易しくする方法

 自分で動画を作成し、動画サイトにアップロードするという行為も、通信環境が整っている今の世の中なら当たり前になっている。それを阻むものがあるとすれば、動画の作成そのものの敷居の高さがあるだろうか。
 やってみればそれほど難しいものではないのだが、一度手を出してみるまでは困難なイメージが付きまとうかも知れない。
 しかし、素材などはいくらでも身近にある。飼っているペットでも、自身の作る料理でも、旅行先の風景写真でも、動画として成立させることは可能だ。
 そして、素材さえあれば、あとそれを動画に仕立て上げる人間がいればいい。手助けしてくれるPowerDirectorという良質なソフトもある。
 さまざまな有名ソフトを提供しているサイバーリンクの製品なので、信頼度は抜群だ。
 ニコニコ動画やyoutubeといった大手サイトの動画形式に対応し、DirectorZoneというサイバーリンクのコミュニティサイトから追加エフェクトの無料ダウンロードさえ出来る。これでは、動画を作るなという方が無理だ。心が躍ること請け合いである。
 体験版も用意されているので、初心者のためのサポートには抜かりがない。一度試してみてはいかがだろうか。

サイバーリンク

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