女優なのだから、恋愛にはのめり込むとアピールする方が得だろうが、あえてそうしない田中道子。
女優をしながら建築設計を行うもいいけれども、建築士として活動しながら時には女優もするという方がいいような気がする。
建築に関わるとどうしても現場がついて回るからだ。
Yahoo!より、
田中道子 一級建築士試験合格の裏側 「私は恋愛以外、凄くのめり込むタイプ」
1/11(水) 8:30配信
スポニチアネックス
https://news.yahoo.co.jp/articles/0f0d205a0c2de8e199d0407359c9a4b540c33831
記事より、
【牧 元一の孤人焦点】一級建築士試験に合格した俳優の田中道子(33)が「私は恋愛以外、凄くのめり込むタイプ」と合格への道のりを明かした。
田中は元々、ゲーム「ファイナルファンタジー」シリーズの愛好家、競馬ファンとして知られる。
「私はパラメーターが偏っています。モデルをやっていたのに美容やファッションの研究は進みませんでした。恋愛もドライです。でも、好きなものについては突き詰めたくなるんです。家にいるのが好きなので、一級建築士の勉強をする環境をつくることが苦ではありませんでした」
「子供の時、衝撃を受けました。『FF8』に『エスタ』という街が出てくるんですけど、そこはビルとビルの間の空中を車が走っているような、近未来的な街でした。ゲームの中ではどんなファンタジーな建物でも作ることができる。『FF』のマップを作る人になりたいと思いました。ゲームクリエーターになりたくて、静岡文化芸術大学デザイン学部空間造形学科に行きました。そこはデジタルの空間デザインではなく、建築系だったんですけど、学んでみると楽しくて、いずれ建築家になりたいと思いました」
「緊急事態宣言で仕事がストップした時期がありました。2カ月間ずっと家で待機していて、人生で初めてネガティブな気分になったんですけど、その時、自分の夢は建築士になることだったと思い出したんです。コロナ禍で副業のことが話題になっている時期でもあったので、自分も二刀流ができるならばやってみたいと考えました。実務経験がなくても一級建築士試験を受験できるようになっていたのも追い風になりました」
「計約1年3カ月くらい勉強しました。合格する勉強時間の目安が1000時間だと言われたので、1000時間確保すればチャンスがあり、1日平均3時間確保すれば1年と少しで到達できると考えました。1日ゼロ時間の時もあったし、1日12時間の時もありました。たぶん、1年3カ月で1200時間くらい勉強したと思います。その間、2回くらいしかお酒も飲まず、ひたすら家で勉強する毎日でした。勉強に関しては、高校受験の時、最初は英語のテストで8点とか取っていたのに、めちゃくちゃ勉強したら希望通りの学校に行くことができました。そういう成功体験があったので、一級建築士の難しい問題を辞書を読みながら解いていく作業が苦ではありませんでした」
「お芝居は建築と同じように正解が一つではありません。これまでは監督さんと話し合いながら進めることが多かったんですけど、もっと土台をしっかりさせて自分で設計して味の濃い女優になりたい。これから女優を目指す人たちに、私のように自分の夢をあきらめずに女優を続けるタイプの人もいるんだと思ってもらえたらうれしいです。建築の方では、学校や子供たちに関わる施設を設計したいという夢があります」
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