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2021年01月29日

私が経験した仕事・アルバイト(第35回・旅行会社編そのA)

アルバイト、お仕事をお探しの皆さん、こんにちは。

今回(第35回目)は、前回に引き続き旅行会社の業務内容について記事を書きますね。

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<旅行会社の業務内容>
 
C営業
D添乗業務
E旅行終了後のフォロー

C営業
営業といっても、配属される部署により営業するターゲットが異なります。
大まかにいうと3つに分かれます。
-法人旅行-
法人旅行のターゲットは主に企業や法人団体です。例えば企業の場合、慰安旅行や研修旅行、視察旅行、報奨旅行などがあります。法人団体の場合は、国際会議や聖地巡礼ツアー、友好親善といった内容の旅行があります。対企業、対法人をターゲットに営業活動を行い、旅行を受注します。法人旅行は、少人数の旅行から数千人規模の大型団体旅行もあります。お客様は、他の旅行会社とも関係を持ち、相見積りを取り旅行代金と宿泊施設や旅行内容を精査してどこの旅行会社に依頼するか決まるため、お客様との信頼関係の構築、他社に負けない強みをセールスする能力が問われます。
-教育旅行-
教育旅行のターゲットは保育園、小学校、中学校、高校、大学などの教育機関です。教育旅行には、遠足や林間学校、修学旅行、スキー教室、語学研修、ホームステイ、ゼミ旅行などがあります。対教育機関をターゲットに営業活動を行い、旅行を受注します。教育旅行の場合は、ほとんどが入札制度を設けており、旅行会社数社がそれぞれプレゼンを行い、旅行代金が安い会社、旅行内容が教育機関の希望とマッチングしているかを精査し依頼する旅行会社を決めていきます。営業担当者は、定期的に教育機関を訪問し、関係者との信頼関係を築き、しっかりとヒアリングを行い、積極的にセールスする能力が問われます。
-その他-
MICE案件(訪日外国人の国際会議や見本市、研修、ミーティングなど)の営業もあります。こちらは、海外企業や海外の政府機関などがターゲットとなります。これらの案件は、現地(海外)の旅行会社からの依頼が多いです。場合によっては直接海外に出向いて営業することもあります。
インバウンド案件(訪日外国人の旅行)も近年増えてきており、旅行会社によりますがインバウンド事業部といった部署を作り、国ごとに担当者を決めて営業活動を行っています。
上記の担当は、語学力は勿論のこと、国内とは違った意味でその国のお客様のニーズに対応できる能力を必要とします。
<まとめ>
 
この回では営業の業務内容についてお伝えしてきましたが、まだまだ他の業務もあります。
どの企業でも同じですが、営業は数字が求められる仕事です。仕事を獲得するためには、顧客との信頼関係の構築と、売り上げを伸ばすために新規開拓をするなど大変な面もあります。しかし、ツアーを獲得し、ツアーが成功すれば顧客から感謝され、次回もお願いしたいといった展開にもっていくことも出来ます。ツアーを1から10まで作っていくのでとてもやりがいがあります。次の回では添乗業務についてお伝えします。
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