さめない夢

こんにちは、シークエントドリーム店長　河野です。
今日は、レジスタントスターチについて書きたいと思います。このブログを見ている方は、レジスタントスターチをご存じですか? レジスタントスターチは、デンプンが結晶化したもので、難消化性でんぷんまたは耐性でんぷんとも呼ばれ、パンとかご飯を冷蔵庫で３℃ぐらいで冷やすと、もっとも結晶化が進んだ状態になるそうです。余ったご飯やパンなど、冷蔵庫で冷やして、次の日に食べたりすると思いますが、冷やしたパンやご飯は堅くなり、冷たくて堅いまま食べても美味しくないので、食べる前に、電子レンジで温めて食べるのが普通だと思います。でも、この冷たくなって堅くなった状態は、デンプンがレジスタントスターチに結晶化した状態なので、温めると普通のデンプンの状態に戻ってしまい体に良い効果が消えてしまいますので注意してください。冷たくて堅いまま食べると、ダイエットやからだには良い効果が期待できるそうです。なぜかと言うと、レジスタントスターチは、食べてもエネルギーになりにくく、血糖値も上がらないのでダイエットにも効果的で、小腸では吸収されにくく大腸まで届いて、腸内細菌のエサとなり酪酸やプロピオン酸などの体によい化学物質を作り出すそうです。これは、肥満を予防したりホルモン分泌を促して腸内環境を整えたりする効果が有り、大腸の粘膜細胞を健全に保ち、がんにつながる恐れのある細胞分裂の連鎖を止めたり減らしたりすることが解明されてる様です。そのため、大腸がんやS字結腸がん、直腸がんなどの予防になるみたいです。冷ごはんや冷やして少し堅くなったパンを食べる時には、健康のために、温めずに、そのまま食べてみるのも良いかもしれません。レジスタントスターチが沢山とれる食べ物として、ポテトサラダやバナナなど美味しく普通に食べられるものも有るので、日ごろ少しづつでも食べて腸内環境を整えてみてください。