台風で瓦などが飛んだために防水のための一時しのぎがブルーシートなのです。
千葉県では台風15号で直接の死者はでませんでした。
しかし、素人が屋根に上がってブルーシートを張ろうとして転落、死亡という例がマスコミによると続出したそうです。
大騒ぎの結果、千葉県知事の森田健作の要望に応えて、国も一部損壊にも補助金を出すと報道されています。
そもそも「一部損壊」とは？
今回は、「一部損壊」をGoogle先生に聞いてみました。
台風15号被害、一部損壊も補助 災害救助法の対象拡大：朝日 ...
台風15号での住宅被害 一部損壊も国の支援対象に拡大 | NHK ...
一部損壊(イチブソンカイ)とは - コトバンク
被災住宅「一部損壊」も支援へ 災害救助法（日本テレビ系（NNN ...
「被害認定」とは
千葉の一部損壊に国が支援金 今月下旬から受け付け
住宅一部損壊、国が屋根修理を補助 千葉の台風被害: 日本経済 ...
楽天保険の総合窓口: 一部損壊 - 地震保険の用語集
(申請期間再延長）一部損壊世帯への義援金について - 南阿蘇村 ...
吹田市｜被災された住家の被害認定調査を行っています。
以上がベスト１０です。
そもそも「一部損壊」とは、上記であるように、内閣府での被害認定は以下、
http://www.bousai.go.jp/kaigirep/kentokai/hisaishashien/pdf/dai1kai/siryo4_1.pdf
これによると、
１．被害認定基準被害認定は「災害の被害認定基準」等に基づき、市町村が下表の①又は②のいずれかによって行う。
①損壊基準判定 住家の損壊、焼失、流失した部分の床面積の延床面積に占める損壊割合
②損害基準判定住家の主要な構成要素の経済的被害の住家全体に占める損害割合
①、②のいずれも２０％以上というのが被害認定基準で半壊以上なのです。
これ未満なのが一部損壊。
つまり、建物の被害の程度、また、経済的な被害という面からみても、災害という面からみて被害とは言えないほどのものという整理なのです。
これに対して災害の被害として取り扱うというのが今回からの措置のようです。
こうしたものに金をばらまくと、今後もちょっとした台風があるたびに税金が垂れ流されることになり、いくら消費税を増税したからといって、大盤振る舞いにすぎると思います。
ここまでするならば、家を持つ人はすべて国の定める保険に加入して、その保険から損害に対しては保険金が支払われる制度としてもいいと思うのです。
日本に災害が多いことは常識です。台風被害に関しては沖縄県ではRC造、つまり鉄筋コンクリートの住宅とすることで対処してきています。
本当に災害に強い住宅とは何か？その答えは沖縄にあるのです。
