エンテロウイルス (enterovirus; EV) はピコルナウイルス科のエンベロープのない一本鎖RNAウイルスである。腸管内で増殖するウイルスの総称のため、腸管ウイルスともいう。(ウィキペディアより引用)
エンテロウイルスというのは総称で、たくさんの種類があるようです。
また感染したからといっても、不顕性感染といって、何の症状もない人が多いのだそうです。
では症状が出る場合、どのようなものがあるのでしょうか。
まずは、「かぜ」のような上気道炎症状(「夏かぜ」)、
あるいは、発熱と筋肉痛を伴ったインフルエンザのような症状、
あるいは、発疹が出る場合があります。
多くはありませんが、ウイルス性髄膜炎を起こす場合もあります。
どこでも誰でもエンテロウイルスに感染する可能性があります。
小さな子どもの方が感染しやすいでしょうが、
大人もエンテロウイルスに対する免疫を持っていなければ、
同じように感染する可能性があります。
次に感染経路についてですが、
エンテロウイルスは、感染した人の気道の分泌物の中に出てきます。
唾液、痰(たん)、鼻の粘液などです。
この分泌物が付着したものを舐めたり、触れた手を舐めたりして、
ウイルスを自分の口やのどの粘膜に運ぶことによって、
周囲の人が感染する場合があります。
ということで、一番問題の予防法ですが、
ポリオに対するワクチン(予防接種)以外には、エンテロウイルスに対するワクチンは、
今のところ、ないそうです。
ということで、今考えられる一番の予防法は
手を良く洗うことのようです。
外出から帰ってきたら、手洗いをしっかりやりましょう!!
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