ダルビッシュ投手の弟ら逮捕=米大リーグなどで賭博容疑―大阪府警
米大リーグやプロ野球公式戦で賭博をしたとして、大阪府警捜査4課などは27日までに、賭博開帳図利容疑などで、レンジャーズ・ダルビッシュ有投手の弟で自営業ダルビッシュ翔容疑者(26)=大阪府藤井寺市沢田=ら8人を逮捕した。
同課は認否を明らかにしていない。
同課は、翔容疑者らが賭博で得た利益が、暴力団など反社会的勢力に流れた可能性もあるとみて調べている。
他に逮捕されたのは、鉄骨工田中凌(23)=石川県白山市宮永市町=、韓国籍の無職宋尚哉(29)=大阪市生野区巽中=両容疑者と客5人。
翔容疑者の逮捕容疑は田中容疑者と共謀し、5月12〜18日に行われた米大リーグとプロ野球の公式戦計44試合の勝敗について、胴元として、客らから計約1850万円の賭けの申し込みを受けた疑い。
また、このうち34試合に関し、宋容疑者を胴元として、田中容疑者らと計約1900万円の賭けを申し込んだ疑い。
同課によると、逮捕された8人は知人同士。翔容疑者らは自宅などで、無料通信アプリLINE(ライン)を使って賭博のやりとりをしたり、賭け金の取りまとめをしたりしていた。胴元になった場合は、「寺銭」と呼ばれる手数料として賭け金総額の1割を受け取っていた。
同課は、翔容疑者らが昨シーズンのプロ野球についても賭博をしていたとみている。
ダルビッシュ翔?
あのダルビッシュ有選手の弟ということで、昨日からネットでも
大騒ぎになっていますが、報道から察するに、捜査4課が動いた
ということは、単なる常習賭博の逮捕だけのニュースではないと
思います。
すなわちダルビッシュ翔氏は単なる賭博の仲介役ということだけ
ではなく、その背後にある組織的なものが見え隠れしています。
いわゆる「組織犯罪対策課」というすなわち背後にある暴力団を
念頭にしての捜査を行っているのではないでしょうか。
以前にこのブログでも記したように、賭博場開張等図利罪の根っこ
が問題だと思います。
このいわゆる胴元の存在をなんとかしなければならない。
「くさい臭いは元から絶たなきゃダメ」ということ。
このダルビッシュ弟氏が胴元ということではないはずで、その背後
の大きな組織をどうにかしようという警察当局の決意が見えている
のではないでしょうか。
あえてダルビッシュ弟という強烈なインパクトがあるものを打ち出
したのではないでしょうか。
もちろん、巨人軍の問題もあります。
まだまだ叩けばほこりが出てくるのかもしれません。
それはそれで一掃してもらいたいと思いますが、
その背後にある巨大な闇組織にぜひとも踏み入ってもらえるよう、
捜査の進展を見守りたいと思います。
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