7月17日記述
〖魅力ある株主優待銘柄は安定株!〗
私は永年、株主優待銘柄を一つの投資対象と位置づけ一定の枠内で売買をしてきました。
優待内容が魅力的である銘柄は、長期的に見れば株価は底堅く、波があってもやがて回復して総じて右肩上がりの傾向がみられると感じています。
勿論、経済環境の変化や、業界の急変あるいは当該企業業績の一時的な落ち込みなどによって株価に急落場面があっても、優待狙いなどで買い支えられ株価下落は総じて緩和される傾向があると感じています。(もちろん例外もありますが)。
あくまでも優待内容が株主にとって魅力的である銘柄に限っての話です。
私は、株式の分散投資の一つとして、株価が比較的底堅く成長が期待でき優待に魅力ある銘柄を一定割合保有するようにしています。
もちろん長期に保有しているものもありますが、やはり株価の変動は避けられないものですから、株価の変動を捉えて売買益も狙っています。
狙う株は、あくまでも優待の利用価値が高く企業の株主優遇の姿勢に好感が持てる銘柄に絞るようにしております。
ここでは、「1.優待内容の魅力度」、「2.株価の位置」、「3.業績の現状と見通し」等を通して、今の株価水準ならば投資妙味があると思われる銘柄をピックアップしていきたいと考えます。
株主優待内容の魅力度は人それぞれで違いますが、一応私は、「金額的価値(優待券価格+配当)」と「使い勝手・利便性(特定の人しか利用できないものは×)」、「人気度(フリマで高値がつくなど)」で判断しています。
なお、株主優待制度を株主数増加を主な目的にしている企業では、株数に比例した優遇制度となっていないケースが多い為、優待狙いの投資としては、優待利回りを考えた株式数の保有にすることが賢明と考えています。
ご興味を持って頂ければ幸いです。勿論、最終的判断はご自身のご判断でお願いします。
〖今回ご紹介する銘柄は、「コシダカ」(8月権利)です。〗
1.優待内容の魅力度
[優待内容]
[推奨持ち株数]
優待は、100株で2千円相当、400株で8千円相当であるため100株単位では同等利回り。優待の利用のし易さから、400株が推奨持ち株か?
[魅力度]
58万円(7/16の株価1454円×400株)の投資で年間8千円分(利回り1.3%)の優待券が得られ、豊富な店舗で利用でき、商品と交換できる等利用価値は高い。
2.株価位置
昨年3月に1900円の高値を付けた後利食い等に押され8月に1100円近辺で底打ち、その後買い直され今年5月には1800円まで持ち直した。その後やれやれ売りに押され6月に1400円まで調整した後1600円まで回復、一目均衡表の雲の上に浮上。 業績見通し好調の発表を受け材料出尽くし感から此のところ調整を受けている。 本日106円の値下がりで1454円の引け値。 今は昨年5月を底とした上昇波動にあり1800円越えは期待できると見ますがいかがでしょうか?
3.業績の現状と見通し
下記「会社四季報」の情報によれば、業績はすこぶる好調で成長路線を走っていると思われる。
[見通し]
[業績]
4.私の投資判断
以上から、私は今後8月の優待権利取りに向けて、地合いがよければ1800円越えは間違いなくクリアされ、史上高値を越えて大きな上昇が期待できるのではないかと考えています。おりしも現在は、25日線、75日線、13週線を抜けており、価格帯別出来高分布を見ても1800円を抜ければ真空状態にあります。
ここのところの下落時が好買場ではないでしょうか?
くれぐれも投資判断はご自身で願いします。
2019年07月17日
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