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これまでの道のり(その8)

その後も、オーディオにはまったままで、次にはもっと大きなパワーアンプが欲しい。
当然の流れですよね???ワタシだけ???
オークションでお値打ちのマッキン見つけてポチってしまいました。

しかし、この時、自転車に乗っていて転んで、左手首の骨を2本とも折ったばかりでした。
アホなことしました。

ポチってからすぐにどでかいアンプが届きましたが、片手ではとても持てません。
だって、40kgぐらい。息子に頼んで2階へ運んでもらいました。
MC2205という、これまた古いアンプです。

マッキンというアンプのスピカ接続は不思議で、正面から向かってそのままスピカの左右につなぐと
左右反対になるんですね。なんで、こんなんになってるんでしょう?

それはさておき、これだけでかいアンプになると余裕で鳴りますね。

パワーアンプが2台になったので、ツィーターは以前からのMC2505に任せることにしました。

さて、その次ですが、オーディオやっている人の99.9%の人には必要なさそうなD/Dコンバーターというのをネットショップから手に入れました。
なぜ、これが欲しくなったかというと、ワガヤのWadiaはSTリンクという光ファイバーでの
接続がお勧めということで、この接続のためにエソテリックのDD−10というものを設置しました。普通はTOSリンクなのですが、Wadiaは贅沢に光通信用のオーディオにはオーバースペックの端子を設けているんですね。試したくなりますよね!!!
それと、CATVとかDVDとかデジタル入力の機器が増えてきたこともあって、デジタル入力のセレクターとしても欲しかったのです。

これ結構遊べるんですよ。サンプリングクロックを変えたり、ビット数を変えたりできるんですね。
でも、普通の人には必要ないですよね。友人にこれは何々と説明しても、わっかれせんと言われておしまいでした。

これまでの道のり(その7)

いろいろ機材を揃えて、しばらくは満足していましたが、どうも高域が足りん!
また、例の電気街で聞いてみた。
JBLのS101の上に075というツィーターを追加すると良いらしい。

もう良い玉がないらしい。今、買っておかないと、後悔するかもという誘い文句にのって、
やってしまいました。

ただ、ワガヤへもって帰ってスピカの上に置いてみたけど、高域が上へ飛んでいって、リスニングポジションに届かない。
075用のスタンドがあるらしいのだけれど、もうお小遣いありません。

いつものホームセンターで、材料探し。
良いもの見つけましたよ。”すのこ”とL字金具。これがあれば、ツィーターをリスニングポジションに向けられるはず。

”すのこ”を半分に切って、075をL字金具で固定。
こんな感じ。

材料費は数百円でした。
あと、100円ショップで振動対策(効果があるのか不明、気休め?)でL字金具に耐震マットみたいなものを貼り付けてみました。

簡単な工作で、ツィータースタンドの出来上がり。
見た目は良くないけど、音の出方が気に入って、今もこの状態です。

いつもの店員さんが勧めるだけあって、075から出てくるシンバルやパーカッションの音は
生々しいです。買ってよかった。

そうそう、最初は、コンデンサーをスピーカーコードに半田付けして低域をカットし、075に入れてたんですが、いろんなCDを聴くのに高域が強すぎたりするので、JBLのネットワークをオークションでゲットしてCDに合わせて出力を調整できるできるようにしました。写真では見にくいですが、075の後ろにポン置きしてあります。

だんだん、工作に慣れてきて、お小遣いで買えないものは、自分で作るようになってきました。
でも、もともと不器用なので、出来上がりの見た目は今一ですね。

これまでの道のり(その6)

どうも、半年周期で、機器を購入しているようということが判明してきました。

次に購入したのが、CDプレーヤーです。
それまで使っていたCDプレーヤーがとうとう読み込みしなくなってしまったのです。

音楽なしでは1日ももたない体になってしまったワタシは、仕事をサボって例の電気街へ
直行しました。とにかくCDを聴けるようにしなければ・・・

当時、まだCDプレーヤーには凝っていませんでした。
お手ごろな値段のを見つけて、いつもの店員さんに聞いてみました。
ワタシ「これってどう?もっと安くなる?」
店員「いつも買ってくれるから5千円引くけどどう?。SACDも聞ける奴より音いいよ!」
ワタシ「じゃあ、これ梱包して!」

いつも、買う決断が早い!!!。30分と迷ったことないですね。
で、買ったのがこれ。

デンオン、おっといつの間にかデノンと言うようになっていたんだ。知らんかった。
そのデノンのDCD-1650SRとかいうものです。

これで、しばらくは満足してました。昔のCDプレーヤーと違ってなんと24ビットに変換して
くれる。
たしかに音はつややかかな?今も使っていますが、出番は多くないです。
ただ、CD専用機が少なくなった今、手放すのは得策ではないかもと思ってます。

そのうち、また半年ぐらいしてから、CDプレーヤのメカで音が違うらしいぞと悪魔のようなささやきが。これは試してみないかん。

定価より相当値引いたものを見つけたのが、これです。
VRDSとかいうメカを積んで、CDの読み取り精度を上げているんだとか?
じゃあ、今までのCDプレーヤーって正確に読み取ってないの???未だに疑問ですが。


エソテリックというワタシにはなじみのなかったブランドで、TEACの高級ブランドらしいです。X-30というので、クロックが高精度にヴァージョンアップしてあるものだとか。
ここで初めて新品買いました。がっしりした音で、低音の出方も好みで、ロックを聴くのに合いましたね。

しかし、また、半年たった頃、デジタルをアナログに変換する部分で相当音が変わるということを耳にして、ヤフオクでポチってしまいました。


とうとう行き着くところまでいったのか、WADIAですよ。これが格安で落札できました。
なんだか難しい演算でアナログに近い音をソフトウェアで出しているんだと。
廉価版のデジマスターX-32というのですが、これがすごい。音が濃い。
もうニッポン製のCDプレーヤーのD/A部分使えなくなってしまいました。
どんどん、すごいことになってきてしまいました。

とうとう家族も、何か買って帰っても、「今度はな〜に。どこに置くの?」と冷たい反応。
確かに、ワタシは置く場所を考えて買ったことがない。どんどん積みあがっていく。
良くないですね。地震が着たら圧死しますね。

オーディオ機器の購入経歴だけになりつつあるので、肝心の工作についても、カキコしようと思っています。

これまでの道のり(その5)

オーディオにはまると、止まらないですね。

マッキンとJBLを手に入れてから、もうこれでいい音聴けてるんだと思っていました。
でも、上には上があるんですね。

知人に隠れオーディオマニアが居たんです。
彼が言うには、プリアンプで音が変わるんだ!

本当かよ?プリアンプってただのインプットセレクターじゃないの?

で、ワガヤに持ち込んでくれたプリアンプをニッポン製のアンプと入れ替えてみた。

〜ん、何か違う。音が整ったような気がする。
試聴を繰り返すうちに、決意した。知人のオーディオセットを超えてやるんだ!!!

で、例の電気街へ出かけて、餌撒きの店員さんに聞いてみた。
「た〜しか、マッキンのパワーとJBLですよね。だったらこれですよ。」

ワガヤと同じようなセットにしてもらって、試聴してみました。
いい!!!。「これ下さい。でもお小遣いないんでローンでね」

やってしまいました。禁断のローン。

マッキンのパワーにはマッキンのプリ。相性良くて当たり前でしょうね。


C29とかいう、これも古い機材です。ワガヤは骨董屋か?

ワガヤに設置してみると、女性ボーカルが艶っぽい。
もうトロトロです。

パワーとプリのイルミネーションが暗くした部屋で怪しく光輝く・・・
酒持って来い状態ですね。

機材紹介は、まだまだ続くのです。どんどん餌に釣られて・・・どんどん増えていく・・・
誰か俺を止めてくれ〜

これまでの道のり(その4)

ある日、大音量でCDを聴いていたら、とうとう家族から五月蝿いと言われてしまいました。

確かに、オーディオの置いてある部屋は従来工法の木造住宅の2階で1階にも音が漏れています。
何とかせにゃ・・・。

JBL S101を床に直置きだったんですよね。

で、思いついたのが、スピーカーの下に重いものを置けば緩和されるかと。

普通はスピーカースタンドを素直に買うんでしょうが、庶民のワタシにはスピーカースタンドなんか買えません。

とりあえず、ホームセンターへ行って何か使えそうなもの無いかな〜とうろついていたら、
でかい御影石が・・・。
1本10kgの長い石。これは使えるかも。
他にも無いかな〜。またまた御影石の板を見つけました。
これでスピーカースタンドの代用にならんかな?

ホームセンターの庭石用の物なので安い!
10kgの御影石の棒を4本、御影石の板を6枚。確か数千円。

さっそく設置してみたのが写真です。


御影石の棒2本の上にS101を置いて、間に板をバックロードホーンのように設置。
これは効果ありました。
1階への音漏れが少なくなり、付随効果として低音がしっかり出るようになりました。

スピーカーを床に直置きしている人にはお勧めかも・・・。
ちなみに、御影石の上の木の板はスピーカーの底に傷を付けないように置いてみたものです。

しかし、暑かった。スピーカーは重いし、御影石も重い。
もう、動かす気力ないですね。

それから数年経過しますが、この設置が気に入って(動かしたくないのが本音かも)、
今でもこの状態です。

ある日、工作員になった

オーディオに目覚めたというか、はまってからというもの、びっくりすることばかりでした。
ケーブルだけで何十万円とかいう世界があるんですね。もう驚きです。

庶民のワタシは、とても買えません。
で、自作にはしりました。


電気街へ出かけて、材料買って、中学の工作以来、何十年ぶりかに半田ごてを握りました。
ネットでは、半田の付け方だけでも、相当ヒントがあって参考になりました。

最初に作ったのが上の写真のものです。
知り合いに高いケーブルを借りて聴き比べしたのですが、ワタシには分かりませんでした。

使ったのはベルデン8412とかいうマイクケーブルです。
工作にはまったのは、これを作ってからです。

な〜んだ、ワタシにもできるじゃん!!!

これまでの道のり(その3)

マッキン(以降、マッキントッシュのことをマッキンと略します。)のパワーアンプ導入以来、”えさ”につられたオーディオ店に通ううちに、なんともいい音のする、しかも見た目がレトロなスピーカーを勧められました。

それは、マッキンのアンプを手に入れてから半年ぐらいの出来事でした。

これは気に入りました。うちのスピーカーなんて目じゃない。音が立体的というか、目の前で演奏しているような感じ。
で、メーカー聞いてみたらJBLだって。
昔々、高校生の頃、ロック喫茶やジャズ喫茶が全盛だった頃、あんなん欲しいな〜、だけど高いんだろな〜と思って諦めてたものでした。

中古で、何とかお小遣いで手に入りそう。うちのニッポン製のスピーカー下取って差額でいいよと言われ、即「これ今日、届けて」。

それは、JBLのS101というもので、天板が天然大理石、フロントグリルが木製の格子。
なんとも格好良いではありませんか。

その夜、夏の暑い中、2人の店員さんが汗をカキながら運んできてくれました。
設置や接続までしてくれて、くたばった店員さんに麦茶を出して、一緒にCDかけてみました。

ワタシの嬉しそうな顔を見て、「これいいでしょ!もっと大きな音出せません?」
近所迷惑も顧みず、今までに無い大音量で聴いてみました。

うっとり・・・。

その夜から、マッキンとJBLという憧れのセットで音楽を聴けるようになったのです。

でも、これだけで終わらなかった・・・。
幸か不幸か、まだまだ続くのです。

工作員って

オーディオの”これまでの道のり”はまだまだ続きますが、オーディオマニアと言われている他に、家族からは”工作員”と言われるようになってしまいました。

オーディオを毎日のようにいじったりしていると、配線に使うコードを作ってみたり、切れたランプの交換とか、いろいろと工作をしたくなって、しょっちゅう、半田ごて握ったりするんで、工作員となってしまった訳です。

某国の工作員ではありませんので、お間違いなく・・・

MC2505の姿


やっと、デジカメの充電オワタので載せました。
結構古い型のアンプです。が、今でもいい音聴かせてくれます。

もし故障しても、いまのニッポン製の電器製品と違って、修理可能です。
こういう、古いものを大事に使う文化って、どこへ行ってしまったのでしょう?

わたしは、これをまだまだ使っていきますよ。

これまでの道のり(その2)

その1につづくのだ。

その時、買ったのはどうやらMC2505という型番のマッキントッシュだったと後で分かった。
何も知らずに買ったのかと言われれば、そのとおりでございます。
だって、濃い音だったもん。気に入ったんだもん。

夜になると、マッキントッシュ独特のイルミネーションがすごく綺麗。
見たいですか?今、デジカメの充電中なので、後でね。

それからというもの、これを買った店に良く行くようになってしまった。
今から思えば、9万円のマッキントッシュは、オーディオマニアへまっしぐらの”えさ”だったのか?ヤフオクでも、そんな値段で落ちないし。

当然ながら、あれやこれやと買い換えれば、音がもっと良くなるはずと思いますよね。
店長の蒔いた”えさ”に完全に喰らいついてしまったのです。
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