2014年11月13日
ミャンマーの旅5
その日本語使いのミャンマー人のオジサンは、東京で仕事をしていた事があり、日本にいる時に日本語を覚えたそうで、アメリカドルとミャンマーのチャットの闇相場を教えてくれた。闇両替でチャットに変えて、オジサンがミャンマー料理は日本人に向かない味が多いので、安くて美味しい中華レストランを紹介してくれるとの事でついて行ってみた。
スーレーパゴダの近くに大きい公園があり、そこに中華レストランはあった。メニューは漢字でも書いてあり、ミャンマー語はタイ語が丸っこくなった感じで、タイ同様に全く分からないので漢字メニューは助かった。
確かにチャットで金額が書いてあるが、日本円に計算しても、かなり安い。量が分からなかったので同席してくれたオジサンに聞いてみた。一人2品頼めばお腹いっぱいになれるとの事で、炒飯と炒め物を頼んでみた。やはり、どこに行っても中華レストランはあるし、無難な炒飯はオーダーに欠かせない。出てくるのを待っている間にオジサンが「今の日本では何が流行っている?また、日本で働きたいたいのだがビザは取得出来るか?」など、自分達には答えられない事ばかりを聞いてきた。日本で何が流行っているのかも、日本を離れて半年以上も経っているので分からない。話を聞いていると、どうやら不法滞在をしていて入国管理局に捕まってミャンマーに帰されたように感じ取れた。オジサンは、その辺を歩いている人に比べると肌の色が白い。旅をしていて分かった事なのだが、東南アジアの国々では肌の色が白いほど裕福で、茶褐色で黒っぽくなるほど貧困な人が多い事を知った。その事をオジサンに聞いてみると、やはりミャンマーでも色白の人が裕福であると教えてくれた。久々に話す日本語が嬉しいみたいで色々と話していると料理が出てきた。