=>2018/7から「応答速度が速い」がGoogle上位表示の秘訣になるってことです。
人々はできるだけ早く質問に対する回答を見つけることができるようにしたいと考えています。研究によれば、人々はページのスピードを本当に気にしています。スピードはしばらくの間ランク付けに使用されていましたが、その信号はデスクトップ検索に集中していました。今日では、2018年7月からページ速度がモバイル検索のランキング要素となることを発表しています。
https://webmasters.googleblog.com/2018/01/using-page-speed-in-mobile-search.html
ユーザーがページを表示するまで速いのが一番ですが、サーバーが担うのは一部です。
1)【スマホ/PCの役割】URLからIPアドレスをLookup、サイトに要求する
2)【サーバーの役割】URLに該当するページを応答する
3)【スマホ/PCの役割】レスポンスで受け取っとページを描画する
2)の部分をできる限り速くするのがサーバーの役割です。これ以外の部分はユーザーの範疇です。例えば高性能なスマホなら速く表示できるし、ユーザーの使っている回線が速ければ素早く表示できます。
速いサーバーはレスポンスが早いということになります。レスポンスが遅いと離脱率が上がり、記事を見てもらえない可能性が高くなります。
サイト表示が2秒遅いだけで直帰率は50%増加!
操作開始時間が1秒のサイトと3秒のサイトを比較しても、3秒のサイトは1秒のサイトに比べ、ページビューが22%低下、コンバージョン率は38%低下、直帰率は50%上昇してしまう
Impress:Web担当者
応答速度が速いレンタルサーバーの定義
サーバー ハードウェアのスペックで注目したいのは、SSD採用かどうかです。VPSや専用サーバーならCPUコア数、メモリも重要ですね。多ければ多いほどピーク時に対応しやすいメリットがあります。反面価格も高くなるのでトレードオフです。
ポイント1)SSDを採用している
ファイルへのアクセスが高速になります。ページのキャッシュ(ファイル)、データベースクエリの結果キャッシュ(ファイル)、PHPコード(ファイル)、ファイルにアクセスするシーンは多いです。
ベースのRead/Writeスピードが高速なSSDは有利です。SSDを採用しているレンタルサーバー、VPSサーバー、専用サーバーは多いです。
ポイント2)HTTP/2 or QUICに対応している
サイトのSSL対応はGoogleのページランキングの要素の一つです。HTTPS化のメリットの一つはHTTPより速くなることが期待できるHTTP/2、QUICを使えるようになることです。
HTTP/2は、HTTPS通信時にEdge/Chrome/Safari/Opera主要ブラウザが使えるプロトコルです。サーバー(HTTPデーモン)がHTTP/2に対応している必要があります。
HTTP/2のメリットは、クリティカルパスを短くできる可能性を秘めています。優先度制御や非同期でのリクエスト/レスポンス処理が可能です。ブラウザの進化によりHTTP/2に対応しているサイトは、Webページを表示する見かけ上のスピードを向上することが期待できます。
QUIC(Quick UDP Internet Connections)は、GoogleがHTTP/2より安全で高速なレスポンスを目指し、Chrome/Operaブラウザで使えるプロトコルです。サーバーがQUICに対応している必要があります。
chrome://net-internals/#quicで動作状態を確認することができます。デフォルトではアクティブになっていました。
ポイント3)次世代HTTPサーバー(Nginx、LiteSpeed)とキャッシュ機能が使える
HTTPサーバーといえばApacheが有名ですね。2018年6月時点、同時アクセスのパフォーマンスに着目したNginx、さらに高速化を目指しているApacheと互換性のあるLiteSpeed、次世代HTTPサーバーがレンタルサーバーでも利用できるようになっています。
同じハードウェアでHTTPサーバーの処理能力が向上するものなの?疑問ですよね。LiteSpeedで検証データが公開されています。LiteSpeedはApahceの10倍処理能力があります。
出典:https://blog.litespeedtech.com/2018/03/05/compare-openlitespeed-to-nginx-and-apache/
このグラフは1秒間にリクエストをどの程度アクセスを受け入れられるかを示しています。グラフが高いほど優秀です。
このグラフからApache上のWordpressサイトでW3 Total cacheを有効にしたサイトを1とすると、Nginx+FastCGI Cacheは4.24倍、litespeed(オープンソース版)+LSCacheは10.24倍処理能力が向上できることがわかります。
これらの要件を満たすレンタルサーバーは?
XSERVER、mixhost、JETBOY、この3つのレンタルサーバーです。
XSERVERのポイント
ポイント1)全プランRAID10構成のSSD採用 200GB〜
ポイント2)次世代nginxサーバーを採用
ポイント3)FastCGI、HTTP/2が使える
ポイント4)最安X10プラン 初期費用3,000円+1年契約で月額1,000円相当です。
ホストサーバーは20コアCPU & 192GBメモリのハイスペックサーバーです。このスペックを複数人で共用し、利用します。
公式で詳しくチェック=>エックスサーバー
mixhostのポイント
ポイント1)全プランRAID10構成のSSD採用 50GB〜
ポイント2)次世代LiteSpeedサーバーを採用
ポイント3)HTTP/2&QUIC完全対応
ポイント4)最安スタンダードプラン 初期費用無料+1年契約で月額980円相当です。
ポイント5)VPSのようにユーザーごとメモリ、CPUなどのリソースが割り当てられます。(3vCPUs / 2GBメモリ〜)
ホストサーバーは24コアCPU & 256GBメモリのハイスペックサーバーです。
公式で詳しくチェック=>MixHost
JETBOYのポイント
ポイント1)RAID構成のSSDを採用しています。
ただし、SSDデータベース&HDDのハイブリットSSD構成のサーバーもあるようです。
ポイント2)次世代LiteSpeedサーバーを採用(LiteSpeedエンタープライズ版) 、LScacheプラグインも使えます
ポイント3)HTTP/2完全対応
ポイント4)最安ミニSSDプラン 初期費用1,000円+1年契約で月額290円相当です。
ポイント5)VPSのようにユーザーごとメモリ、CPUなどのリソースが割り当てられます。(1コア / 512MBメモリ〜)
ホストサーバーは24コアCPU & 256GBメモリのハイスペックサーバーです。
スタンダードプランは、ストレージ40GB、3コア、メモリ2GB構成で初期費用3,500円+1年契約で月額1,280円相当です。
公式で詳しくチェック=>JETBOY
まとめ
今回ご紹介したサーバーはいずれもお試し期間があります。ホストサーバーのスペックはほぼ横並びです。お試し期間でパフォーマンスをチェックし、Google上位表示しちゃいましょう!
- 初期費用0円(2022年8月4日に撤廃)
- 安定したサイト運営が可能(CPU/メモリ リソース保証 6コア/8GB〜)
- 契約中は独自ドメインつき 独自ドメイン永久無料特典があります
- 最大10日間無料で、サーバーのお試し利用ができます
- ディスクキャッシュも高速 NVMe SSDを採用(300GB〜)
- 大量アクセスでも安心 転送量は無制限
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