2016年01月31日
三十二話 お題:氷雨(雹や霰のこと) 縛り:なし
今年の冬に体験した出来事です。
買い物から帰る途中、ぱらぱらと雹が降ってきました。それほど勢いは強くなかったので、持っていた折り畳み傘をさしたところすぐにやみました。ほっとしながら歩いていると家に着いたので中に入ろうとすると、ガッシャアアアアアアアアアアアアアアン、という今まで聞いたこともないような大きな音がすぐ側でしました。最初何が起こったのかわかりませんでしたが、家のガレージを見るとガレージの屋根に2m近くありそうな巨大な氷の塊が突き刺さっており、その下の主人の車も押しつぶされていました。あまりのことにどうしたらいいかわかりませんでしたが、とりあえず119番に通報すると家の敷地内で起きて怪我人もいないなら出動できないと言われ、それで逆に冷静になることができました。結局主人の車は廃車になり、ガレージは業者に頼んで修理してもらいました。幸いどちらも保険が適用されたので助かりましたが、調査員も何がどうなったらこんなことが起きるんだろう、と呆然としていました。ガレージが使えないため代車を頼むこともできず、しばらくの間不便でしたが、場合によっては巻き込まれて死んでいたかもしれないと思うと、むしろこの程度で済んでよかったと思っています。
買い物から帰る途中、ぱらぱらと雹が降ってきました。それほど勢いは強くなかったので、持っていた折り畳み傘をさしたところすぐにやみました。ほっとしながら歩いていると家に着いたので中に入ろうとすると、ガッシャアアアアアアアアアアアアアアン、という今まで聞いたこともないような大きな音がすぐ側でしました。最初何が起こったのかわかりませんでしたが、家のガレージを見るとガレージの屋根に2m近くありそうな巨大な氷の塊が突き刺さっており、その下の主人の車も押しつぶされていました。あまりのことにどうしたらいいかわかりませんでしたが、とりあえず119番に通報すると家の敷地内で起きて怪我人もいないなら出動できないと言われ、それで逆に冷静になることができました。結局主人の車は廃車になり、ガレージは業者に頼んで修理してもらいました。幸いどちらも保険が適用されたので助かりましたが、調査員も何がどうなったらこんなことが起きるんだろう、と呆然としていました。ガレージが使えないため代車を頼むこともできず、しばらくの間不便でしたが、場合によっては巻き込まれて死んでいたかもしれないと思うと、むしろこの程度で済んでよかったと思っています。
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