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ペン牛といいます。子供の頃から怖い話が好きで、ブログを始めたいけどネタがない、と悩んでいたところ辞書からランダムに選んだ言葉を使って怖い話を書けないかと思いつき、やってみたら案外できることが判明、気がついたらブログを開設していた。こんなですが、どうぞよろしくお願いします。なお当ブログはリンクフリーです。リンクしてもらえるとすごく喜びます。にほんブログ村アクセスランキング、人気ブログランキング、アルファポリスに参加中です。 


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2016年08月01日

二百十五話 お題:面持ち(ある感情の表れている顔つき) 縛り:目(物を見る働きをする器官)、カプチーノ(エスプレッソコーヒーに、蒸気で温めながら泡立てた牛乳を加えた飲み物)

 友人に連れられて行ったコーヒー店で起きたことである。

私と友人はカウンターの側のテーブル席に座って店のコーヒーの素晴らしい味を楽しんでいたのだが、何気なくカウンターの方を見てみると様子のおかしい客がいた。その客はコーヒーカップの中にガムシロップを次々に注いでいき、三個目あたりでマスターの顔色が赤くなり始め、六個目あたりでマスターの体が震え出し、十個目あたりでマスターの目が血走り始めた。挙句にその客は散々ガムシロップを注いだコーヒーカップの中身を一口飲んで、
「しまった。シロップ入れすぎた。これもう飲めねぇわ」
 と言った。直後、マスターが怒りに満ちた形相で、
「お前に台なしにされたカプチーノの苦しみを味わえ!」
 と叫び、その客の顔にやかんの中の沸騰したお湯を浴びせた。すぐに警察と救急車が呼ばれ、マスターはその場で逮捕された。私と友人はマスターの淹れてくれた素晴らしいコーヒーを惜しみつつ、新たなコーヒーの名店を探すことにした。

posted by ペン牛 at 10:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | 怖い話
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