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2015年11月28日

介護職の負担軽減と介護福祉士の事。

政府は「介護離職ゼロ」を目標に、在宅・施設サービスの増加を2020年代初頭までに6万人分上積みして40万人分とする方針を決めましたが、介護業界は今でも慢性的な人手不足にあります。

事務作業の負担軽減により人材を確保しやすくするのが狙いだそうですが、事務作業の負担軽減だけでは離職率が下がるとはどうも思いません。。
介護職の離職の主は現場で老人の世話をする職員です。
虐待や認知症の実態を見たり、閉鎖的な空間での仕事、低賃金の問題に焦点を当てて欲しいものです。


 このほか、厚労省は復職する介護士を増やすため、再就職の準備として数十万円を貸与する方向で調整している。一定期間、勤務を継続すれば返還を免除することも検討しているそうです。
これはありがたいですが、もう少し長期的に仕事を継続できるような制度を設けてほしいですね。

また、個人的意見ですがこれから2016年度(2017年1月)は介護福祉士試験の試験にかかる費用がとても上がります。
研修が必須となりますからね。

介護職員実務者研修 スクーリング期間目安:標準6か月(受講スケジュールにより異なる)
受講費用目安:    7〜12万円程度
※既に介護系資格をお持ちであれば、通常の受講時間(450時間)の一部免除あり
介護技術講習   スクーリング期間目安:標準4日間
受講費用目安:    4〜6万円程度

以上の項目に加えて受験料を払うので平均して10万程度は支払わなければならなくなります。
介護離職率を下げたいのにこれでは逆効果ですよね。
加えて資格を取る気が低下してしまいますよね。
高い受験料を支払ったのに不合格だとさすがにおかしい話です。(一部免除はあると思います)

また社会福祉士と同じ試験日もいかがなものかと日々疑問に思います。




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