2024年12月12日
車載ジャッキの使い方の基本
車載ジャッキの使い方は、車のタイヤ交換や緊急時の作業に欠かせません。安全かつ効率的に使用するための基本的な手順を以下にまとめました。
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### 1. **安全確認**
- **車を平坦な場所に停める**
斜面ではなく、平らで硬い地面に車を停めましょう。ブレーキをしっかりとかけ、可能であればホイールチョック(タイヤ止め)を使用します。
- **エンジンを停止する**
必ず車のエンジンを切り、ギアを「P」(パーキング)またはマニュアル車なら「1速」または「R」に入れます。
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### 2. **必要な道具を準備**
- 車載ジャッキ
- 車載工具(タイヤレンチなど)
- スペアタイヤ
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### 3. **ジャッキアップポイントの確認**
- 車の取扱説明書を確認し、車載ジャッキを使用するための指定されたジャッキアップポイント(通常はサイドシル下にあるくぼみ)を探します。
- 指定されたポイント以外でジャッキを使用すると、車両が損傷する可能性があります。
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### 4. **ジャッキをセット**
- ジャッキをジャッキアップポイントにしっかりとセットします。
- ジャッキの位置がずれていないか確認します。
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### 5. **車を持ち上げる**
- ジャッキのハンドルを回して車をゆっくり持ち上げます。
- 作業するタイヤが完全に地面から浮くまで持ち上げます。
- この際、ジャッキが傾いていないか、地面にしっかりと固定されているか確認してください。
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### 6. **タイヤ交換または作業を実施**
- タイヤ交換の場合、レンチでナットを外し、スペアタイヤを取り付けます。
- ナットを仮締めした後、ジャッキを降ろしてから本締めを行います。
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### 7. **ジャッキを降ろす**
- 作業が完了したら、ジャッキをゆっくり降ろします。
- 完全に車が地面に接地した後、ジャッキを取り外します。
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### 8. **後片付け**
- ジャッキと工具を元の収納場所に戻します。
- 交換したタイヤやその他の道具も片付けます。
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### 注意事項
- ジャッキの上に人が入らないように注意してください。
- 長時間ジャッキで車を支えたままにしないでください。安全スタンドがあれば使用しましょう。
- ジャッキが破損している場合は使用せず、新しいものに交換してください。
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安全を最優先に、適切な手順を守って作業を行いましょう。
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