もし君に手紙が届くなら

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2014年09月11日投稿。




とりとめのないうただったんだ
きみのうたはきみのうただとわかるのに
ぼくにはぼくがなかったんだ
きみのこえにあこがれて
それなのに
ぼくはぼくのこえすらもっていなかったんだ
どこにいたってぼくがぼくですらないのなら
ぼくなんて
どこにもいなくっていいのにさ
どうして
きみのうたがこいしくてたまらないんだ










知り合いが当ててくれた「マジカルミライ」に行くにあたって、すごくすごく久しぶりにボカロの曲を聞きました。
もともと知ってる曲はずっと聞いていたんですが、新しくいろいろ聞いてみようかと、ネットに溢れる広大な音の渦をかき分けてきました。
そしたらやっぱりここに戻ってくるんです。
ささくれさんが好きです。
ささくれさんがいなかったら、きっと、僕はボカロにこんな惹かれることはなかった。
たくさんたくさん曲を知って、その人にはその人の音色があるんだって感じて、やっぱりここに戻ってくるんです。




(ニコニコ動画)




「深海のリトルクライ」
この曲はボカロ曲ではないのですが、音の使い方、歌詞、すごく切なくて、ささくれさんっぽくて。
　幸せそうな夢よ、消えないで、恋してたんだ
ささくれんの歌には、リトルクライのような気持ちを抱きます。どの曲にも。
幸せな夢。可愛くて可愛くて、切なくて。恋してたんだ。ずっと。


物語のように歌を歌いたいな、と、思うんです。
でもどんなに歌ってもどこにだって僕はいやしないんです。
ささくれさんのように、
「この音は！」
「このうたは！」
「この言葉遣いは！」
そんな風に感じてもらえるようなうたが、いつかうたえるようになりたいです。
リトルクライを始め、ボカロ以外の曲を聞いたのはアイソーポスを買ってからです。誰が歌っても、どうしてこんなに曲がささくれさんなんだろう。って。
すごいなぁ、って、思います。
だから好きなんだと思います。
そんなこんなでささくれさんの曲を久しぶりにたくさん聞きました。
好きだなぁ。
マジカルミライといえば、ささくれさんとでこさんのコラボ曲が流れましたね。
二年前かな、三年前かな、突発的に東京行って、懐かしいですね。
好きな曲が知らない場所で知らないうちに繋がって、いつの間にかまた僕の傍にやってくる。
縁って不思議ですね。











いとしいきみになれやしないから
ぼくはただ
きみをおいかけてうたうことしかできやしないんだ
とどくわけないのに
とどくわけないのに、さ