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kaokaosaku
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2019年06月18日

マイナス投資利回りとオプション

国債が欧州でマイナス投資利回りが計上されました
これは大変失礼な言い方ではございますが
そういう時の方がオプションは算定しやすいんですね
オプションに使われるバロメーターは自由設定ですから
根拠のあるバロメーターを特定しなければなりません
マイナス投資利回りということは国債の元本割れのリスクが発生しているわけですから
そのまま
マイナス投資利回りをそのままバロメーターにできます
オプション=S*P-S*P*K

K 元本割れの状態をそのままリスクバロメーターにする

P 元本割れの状態をこの値に反映させる

いくつかの方法が提案できると思います


元本割れのリスクから逆算して
名目リスク変動率を出すことができます

名目リスク=(S*P*K+ オプション)/B

株価の代わりに元本割れした国債を使うわけです

さらに日本の国債の元本割れは当然にして
国内ではもっと大きく計上されるはずです
しかし実際は国内ではそれほど大きな元本割れは起きていません
これは日銀が国債を買い取っているからです

そのために 元本割れが隠れている状態になってるんですね

そこで隠れた元本割れを起こした国債を推測する
推測値をオプションを使って出してみます

B 外国で元本割れを起こした国債の評価
K 割引率


推測値=(B*P- オプション)/P*K

ここから国内で隠れた 元本割れした国債
隠れた元本割れ国債の推測値が出せます



ポートフォリオ

証券市場ではしばしばポートフォリオという言葉が使われています
ポートフォリオとはどういうことでしょうか
賃金を例にとりましょう
収入が賃金だけの場合
賃金以外に収入がない場合
企業との交渉が不利になります
どうしても弱気の交渉となり賃金低下の原因になります
そこで
賃金の他にも収入を
獲得するというのがポートフォリオになります
例えば
1 銘柄の 所有者になる
2 銘柄と国債の 所有者になる
3 建物やその他の資産の管理人になる

多様な資産を組み合わせて運用することがポートフォリオです

さらに証券市場の中でもポートフォリオという言葉が使われています
銘柄を組み合わせることによって
リスクの減少
これに対する対策を立てる時にもポートフォリオという言葉が使われます










ファミリータイプ


2019年06月17日

証券市場の規模とオプション

市場占拠率というのは証券市場の中でどのくらいのシェアを占めているかを示すものです
日本の証券市場は400兆円の大きさと言われています
日本にはたくさんの企業がありますが
実際に証券市場に参加しているのは5%だけです
そのため 独占価格になりやすいと言われています
オプションも独占価格の一種であることに変わりはありません
バロメーターとして次のようなもの
オプションを算定するために使います

K 割引価値です
P(S-S)/S
P
S1
S2

オプション=S1*P-S2*P*K

これはオプション算定方程式のイメージと思ってください

仮に
P この値に株価の予想を入れたとします

K これに市場占拠率を入れても構いません
割引価値にこだわることはありません
またその反対でも自由設計です

P ここに市場占拠率を入れても間違いではありません

オプション=S* 市場占拠率-S* 市場占拠率*K

そしてこの場合市場占拠率については
それぞれ異なる株価の 市場占拠率を代入しても間違いではありません


オプションそれ自体は実務的には独占価格ですが
オプションの 方程式は
自由なイメージ方程式といえます



2019年06月15日

証券市場に関する諸問題

現在の日本の証券市場は約 400兆円と言われています
ブログのリンク



この大きさはそれほど簡単に変わるものではありません
そのため証券市場のバロメーターを作るのに
便利であるとは考えられます

よくアメリカ人が日本の証券市場について次のような批判をしています

1 Japanese インサイダー取引が行われている
2 オプションなどのシステムが不十分
3 市場が十分開かれてるとは言えず投資関数がシフトしていない


おそらくこれらの批判は正しい
それが一般的な認識だと考えられます

私は証券市場に関しては
オプションの算定を利用することによって
証券市場外取引が可能であると主張しています
しかしこれが実現するためには
証券市場外での銘柄の流動性も引き上げなければならないでしょう







証券市場に関する諸問題2

日本の証券市場の特徴としてどんなことがあげられるでしょうか

ポイントとして3
指摘させてください

1 2003年まで日本はオプションが禁止されていました

2 証券市場に参加しているのは 多くの企業の中で5%ぐらいしかありません

3 投資家の多くが 銀行になっています

これが望ましいかどうかは
概ね見当がつくと思います



この特徴は日本がジャパニーズインサイダーインサイダー取引として
外国から日本の証券市場が評価されない理由になっています

これらの問題の解決に証券市場外取引の開拓は欠かせません